前回は、ケルセチンが腸粘膜の修復効果に期待出来ると書きました
苦味も全然感じないし、
料理やスープにぱぱっと振りかけるだけ
とっても便利で
使い始めて早々
個人的には気に入ったなと
ところでこのケルセチン
ちょっと意外な作用があるというお話を今日はちょっとしたいと思います
ケルセチンはポリフェノール・フラボノイド全般としての効果や
ケルセチンの腸粘膜修復に期待出来ること以外にも
COMT酵素の働きを阻害する
という一面も持っています
COMT酵素の働きを阻害するってことですが、
代謝に問題がない健常な人であれば
それほど困ることはないのかもしれませんが
COMT酵素はしっかり正常に機能することで、
やる気や集中力
意欲、快感、元気さ
などをもたらす、
神経伝達物質(ドーパミンやノルアドレナリン・アドレナリン)の代謝に関係する他、
女性ホルモンであるエストロゲンの代謝をも担っています
つまり、ドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質が
脳内でアンバランスを起こしている発達障害の人にとってや、
また、
女性ホルモンの関係でPMS症状がひどい女性などにとっては
このCOMT酵素の働きが結構重要になっているのです
女性ホルモンエストロゲンの代謝が滞れば
最悪、乳がんリスクなどにも繋がっていきますし
発達障害傾向のある人が
日中の怠さをなんとか補うために、
コーヒー中毒みたいになってしまう理由の一つには、
カフェインにはケルセチン同様、
COMT酵素の働きを阻害して(ドーパミンの代謝を阻害して)
脳内でドーパミン濃度を高める作用が関係している…と言える
ドーパミンが増えれば多少、やる気や集中力が戻ってきますから、
常に怠い!眠い!やる気が起きない!彼らにとっては、
重要な気付薬(?)として働くのかもしれませんが
たとえば、ただでさえ女性ホルモンが増える月経時に、
PMS症状が酷い女性がCOMT酵素の働きを阻害してしまう物質を多く摂り過ぎることは
さらに女性ホルモンが増えてしまうので、
ちょっと注意も必要となるわけです
脳内ドーパミンが不足することで身体が不自由になり、
不随意運動、認知機能低下
幻覚や悪夢などの神経系の症状も併発するという
パーキンソン病
(わたしの祖父はこれで、病気になってから一度だけ会ったことがありますが、
幼かったわたしからみても、病気のせいでボーとし、不随意運動を起こしている印象が目に焼き付いています)
ドーパミンが極度に不足しているパーキンソン病患者さんにとっては
COMT酵素の働きが阻害された方がドーパミンを増やすことに繋がるので
ケルセチンとかも有効かも(?)しれませんが
なんでもセンシティブに反応する人は、
ケルセチンひとつにしても、
COMT酵素の働きを阻害してしまう作用を考えると、
摂り方に工夫や注意が必要と言えるかもしれません
とはいえ、
カフェインにしてもケルセチンにしても、
こういった栄養素や物質が持つ、代謝ひとつを阻害するという働きを逆手にとって、
たとえばやる気を出したい時の助っ人として取り入れる
とか
作用が分かっていると、
得たい作用を考えて、色々と使い方・摂り方を工夫出来て
なかなか面白いんじゃないかとも思います
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