🌿分子栄養学(オーソモレキュラー療法)では、
一般的な血液検査データの見方とは違った、
分子栄養学的な
血液検査データの見方
ってのがあります🧐
病院で検査したり、
会社の健康診断で血液検査したりする機会って
それなりにあると思うんですが
大抵の場合、
手がかりは血液検査会社が示す
判定頼り…
取り敢えずA判定を一生懸命探し
Aだったら安心♡
的な(笑)
血液検査データの見方を
勉強するため、
血液検査データを
家族にお願いしては、
こぞって眺めてました👀👀👀
母親、姉、姉の夫、
終いには姉の夫の父親(笑)
分子栄養学的な血液検査データの見方は
覚えれば覚えるほど楽しいのですが
(自分と、周りの家族を見る分にはまあ役立つが
他人には医師免許がないと見ることは出来ません🙅♀️)
わたしが分子栄養学的な
血液検査データの見方を
勉強するなかで、
一般的な血液検査データの見方との違いで
驚いたことのひとつ
それは、
中性脂肪の数値です
かつてのわたしは、
中性脂肪が
低ければ良いと思っていた
中性脂肪が低値‼️
これ、
良い事だと思っている人
わたしに限らず、
案外多いのではないかと。。。
なにせ、
わたしの母の血液検査データ、
中性脂肪が50以下で、
担当医に、
「去年より少し下がってますね?
羨ましい…何をしたのか教えて欲しいくらいですよ、ホッホホ…。」
と言われたといって、
喜んでわたしに血液検査データを見せてくれたことがありました
病院の先生さえも、
中性脂肪が低い=良い
と思っているわけで、
一般的に、
中性脂肪が低いことを
指摘する先生はいない
ということになります
でも、
中性脂肪、
太ってるのに低い人も
結構多いはずです
たしかに暴飲暴食で中性脂肪は高くなりがちですが、
とくに食事が、
お菓子やチョコレート、
サンドイッチなどで済ますような
一見あまり食べていないのに
ちょいと小太りの女性に、
(食べていないのに痩せない人は、
こちらの前回記事参照)
中性脂肪低い人がいるのではないかと。
つまり中性脂肪と
見かけの(外見)の体格は
あまり関係ない…
というのは、
まぁよく知られてるかと思いますが、
一般的な血液検査、
健康診断では、
ほとんど指摘されない
中性脂肪低値の、
その理由
分子栄養学的には、
エネルギー不足が起きているから
と言えます
体を動かすエネルギーのもとは
ミトコンドリアで作られますから、
ミトコンドリア機能が悪く、
エネルギーが充分作れないと
体が飢餓になり
中性脂肪からなんとかエネルギーを作り出そうとします
中性脂肪が低いということは、
エネルギー不足が頻繁に起きている
可能性が高いのです
エネルギー不足、
ようは飢餓状態です
飢餓状態・エネルギー不足になる要因は、
・ミトコンドリア機能の低下
(貧血や栄養不足、重金属・有害金属の暴露などがある)
・糖新生がうまく働いていない
(アルコールや糖質過剰で脂肪肝になっている、低タンパク・低栄養で回路が上手く働かない、など)
・筋肉量が少ない
(エネルギーを作る糖は、
肝臓や筋肉に蓄えておくため、飢餓状態においては、エネルギーを確保するための貯金通帳的な役割をするのが筋肉量)
などなど
中性脂肪が低い人は、
あまり食べてないとか、
食べ方にムラがある
(食べない時間(空腹時間)が長い、一度にどか食いしている)
可能性が高く、🧐🧐
一日において、
体を飢餓状態にさせエネルギー不足が起きてしまっていないか、
要チェックです🧐
中性脂肪が低いということは、
エネルギー不足を回避するための
エネルギー産生回路が、
正しく働いていない!!
という指標でもあります
(同じ理由から、厳格な糖質制限者は非常時のエネルギー産生回路であるケトン体を利用するため、中性脂肪が低値になります)
エネルギー不足になると、
一番体にとって
楽にエネルギーになる栄養素が
"糖質"になるので、
とにかく甘いものに手が出やすいのも特徴です
あまり効率の良いエネルギー回路ではないので、
またすぐに甘いものが食べたくなり、
一日甘いものをちょくちょくつまんでしまうということになります🧁🎂🍫
中性脂肪はいつも低くて
疲れやすい人は
ご注意ください
中性脂肪が50にも満たない低値の方
指摘はされずとも、
身体にとってはあまり良い状態ではありませんので
まずは食事、食事内容、
空腹時間など、
生活習慣を気をつけてみるのが良いと思います
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