分子栄養学講師の気ままなブログ

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分子栄養学で便秘と下痢を治す

2020年12月04日 | 身体・健康

分子栄養学を学ぶようになってから、

他人の健康ネタを聞くのが好きです

 

そこで、

けっこう便💩のお悩みを抱えている人が多いことに気付き、

驚いています

 

下痢型タイプ

便秘型タイプ

混合タイプ(便秘と下痢を来る返すタイプ)

 

あなたはどのタイプです?

 

ちなみにわたしは

根っからの便秘型タイプ

 

思えば保育園に通い始めた3歳の時から、

わたしの便秘は始まっていたような気がします

保育園のトイレに驚愕したの(笑)←完全な個室ではなかった

 

 

分子栄養学をはじめて、

何をしても治らなかった便秘が

生まれて初めての快便になったという

 

健康な便が出るという当たり前の幸福に感激してます(笑)

 

 

というわけで、

わたしの喜びを、同じように腸のお悩みで苦しんでいる(?)

1人でも多くの人に届きますようにと、

 

今日は、便秘、または下痢の対応策を

まとめていきたいと思います

 

 

まず便秘編

分子栄養学で便秘を治す!

 

 

対応策はこちら。

 

□ヨーグルト、腸活食材を見直す

□水分量を見直す

□食べている量を見直す

□胃・消化力を見直す

□甲状腺機能を見直す

□胆汁分泌を促す

□自律神経神経を見直す

□クエン酸マグネシウムを大量に摂る

 

 

まず、ヨーグルトなどの腸活食材

良かれと思って摂っている人多いですが、

効果がないなら、出来るだけ早くやめてください

 

とくに乳製品であるヨーグルト…

腸の炎症をかきたてる一面があります

 

大好きならばたまに食べる程度に控え、

健康のためにわざわざ食べているなら、

明日から食べなくてOKです

 

続いては水

便秘の人に多いのが、水を摂っていない人

 

まさにわたしもなのですが、

1日500㎖のペットボトルを1本すら飲めないほど、

水が飲めないという人、多いのではないかと

 

喉がそもそも乾かないし、

冷たいものを飲むと、冷え性の身体さらに冷えるので、

水を飲むという行為が億劫になります

 

この、冷え性と、喉の渇きを感じないという症状こそ、

甲状腺機能が低下している証拠でもあります

(甲状腺機能の基準値は範囲が広すぎて、

一般的な読み方では指摘されないけど、

実際には甲状腺機能低下傾向にある人多いと思います)

 

 

つまり、便秘な人で水分と摂れない人は、

甲状腺機能低下も背景に潜んでいます

 

甲状腺機能は代謝が低下していることなので、

太りやすく、むくみやすいタイプでもありますよ

 

そして、食べる量を見直す

ですが、

 

💩便は食べるカサに影響するので、

便秘の人は食べる量が少ない傾向があります

甲状腺機能低下に関係してますが、

ちょっと食べただけでも太る・むくむので、

あまり量を食べたがりません

食事の量が減ってしまいます

 

これでさらに便のカサが減り、

便秘に拍車がかかってしまうのです

 

あまり食べていませんから、

低たんぱくにもなります

 

ここで、胃・消化力の低下に繋がっていきます

 

消化酵素の材料もたんぱく質ですから、

低たんぱくの人はどんどん消化力が低下し、

さらに食べられない身体になってしまうのです

 

あまり量が食べられないので(小食なので)、

食事からだけでは血糖値を保てなくなり、

コーヒーを飲んだりして交感神経を優位にさせて、

血糖値を上げるホルモンをだしてなんとか身体を動かします

(食べない方が調子がよいんだ!と言うタイプの人ですね↑)

 

すると、

交感神経優位では胃腸の働きは

さらに止まってしまいます

 

腸のぜん動運動が低下し、

排便リズムが起きなくなり、

便秘が悪化していきます

 

続いて胆汁分泌

胆汁は腸のぜん動運動や、粘液を出して、

つるんとした便を出すサポートしてくれる物質でもあるのですが、

胆汁がうっ滞していたり、流れが悪いと胆汁が不足し、

これも便秘に繋がっていってしまいます

 

胆汁は小腸の回腸末端で再吸収されるのですが
再吸収をブロックするお薬
グーフィスや、水溶性食物繊維も有効
(大腸に胆汁を届かせることで蠕動運動を起こす・粘液を出す)

 

先ほどの自律神経の話で言えば、

交感神経優位では胆汁分泌も低下します

 

胆汁がしっかり出ていないので、

脂溶性のビタミンが低下して

乾燥肌を訴える人が多いです

 

 

慢性的、頑固すぎる便秘を治すためには、

ただ単に水分を摂りましょう

沢山食べましょう

とアドバイスをしても、

 

そこに甲状腺機能の低下や

胃酸・消化力の低さ

自律神経の乱れ(交感神経優位)などが潜んでいて、

水を飲めない!ご飯の量を増やせない!

 

ということになって、

なかなか便秘が解消していかないのです

 

頑固すぎる便秘の人の場合は、

背景に色々と潜んでいるので、

長い目で色々とゆっくりアプローチをしていかねばなりませんが、

まずはてっとり早く、

便を柔らかくする作用のあるマグネシウム

便が緩くなるまで摂り続けるのが、

取りあえずのアプローチとしてはおススメになります

 

吸収の高い塩化マグネシウム(にがりなど)を

ご飯や料理に混ぜたり、

クエン酸マグネシウムのサプリメントが便利です

 

腎臓に問題がなければ、

便が緩くなる量まで、

はじめのうちは容量を超えるくらいのマグネシウムを飲んで、

モニタリングしていってください

 

胆汁分泌をサポートする苦い食べ物の積極的に摂ってください

 

自律神経を整える(交感神経優位を副交感神経優位にもする)

ということで、

低血糖症を起こさない

(エネルギー不足を起こさない)ことも大切になります

 

夕方くらいにカフェインを飲んでいる人は、

頑固な便秘の要因のひとつが、

そのカフェイン・コーヒーにあるということも頭に入れておくと良いです

 

これらを見直すと、

確実に頑固な便秘は解消していくはずです

 

 

次回、下痢編…!!

便秘編だけで非常に長くなってしまったので、

下痢編はまた次回


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