分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

Facebookライブ配信にゲスト出演します。

2020年12月13日 | 分子栄養学ブログ

12月15日(火)20時~(より20分前後)

オーソモレキュラーアカデミーのFacebookライブに

ゲスト出演させていただきます🎥🧐

 

わたしには勇気のいることでしたが
自身の体験を通じて、
《伝えていきたい!》という想いの方が勝ります。
 
栄養不足に気がつかずに、
自身の心に苦しんでいる一人でも多くの人に、
分子栄養学の考えをしってもらえたら嬉しいです
 
信じられないかもしれませんが
栄養不足が《心の栄養不足》にも繋がり、
メンタル不調にも繋がるんですよ…💦
 
 
お時間がある方は是非
オーソモレキュラーアカデミーのFacebookページより
ご覧いただけると、
(わたしの緊張感がアップして😅)
嬉しく思います
 
生配信なので、
ヤラカさないように、
気を付けます
 
テーマは、
ディズニープリンセスに浮上する栄養不足問題です
 
ディズニープリンセスって、
実はみんなちょっと変人…
 
生きづら~い子たちなのです
 
 
OGPイメージ

オーソモレキュラーアカデミー

 

 

 

 

 
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分子栄養学ってなに?

2020年12月10日 | 分子栄養学ブログ

発達障がいも分子栄養学でアプローチ

というわけで、

 

今からかれこれ5年ほど前に、

グレーゾーン発達障がい

隠れアスペルガーの概念に辿りついたわたし

 

発達障がいの療育としても分子栄養学が用いられている

(日本ではまだまだ認知は低いが、アメリカなどでは常識?)

ということを知り

自身の生きづらさの軽減に繋がればと思い

藁にもすがる思い…

(が、正直半分以上ありましたね

分子栄養学について

当初はかじる程度に勉強をはじめました

 

分子栄養学をしっかり学ぼうと思ったのは

2年ほど前になりますが、

結果的に今も継続して学び続けることが出来ています

 

物心ついたことから

万年うつ病のわたしとって

なくてはならない学問だからです💦

 

わたしが分子栄養学というものに魅了されるのは、

分子栄養学のその考え方にある

と、言えると思います

 

生きる喜びが希薄で、

”満たされる”ということが

正直あまりなく…

 

常に周囲との違和感を感じて

生きてきたわたしにとって

分子栄養学はまでも科学し、

 

よくありがちな、、

心を生育歴であったり、

過去のトラウマであったり

 

時にスピリチュアルで言われる

カルマや因果応報、

原因と結果の法則など、

 

訳の分からない(笑)怪しいものに

なあなあに決して丸めこまない(笑)ところ

 

分子レベル

人体・脳・心を生化学し読み解く

分子栄養学の考え方は

わたしの心に、

自己固定の種を与えてくれたような気がしています

 

わたしが勉強をさせて頂いている

今回は、

分子栄養学って何?

初めて聞いた!!

 

という方に向けて、

分子栄養学を少しでも理解していただけるよう

わたしなりにですが、

オーソモレキュラーアカデミーの

アドバイザーブロフ内で記事を書かせて頂きました

 

分子栄養学をこれから学ぼうと思っている人

生活に取り入れて

実践していこうと思っている方に向けて

 

分子栄養学の”ぶ”の字にあたる、

分子栄養学の考え方の基本の部分かと思います💦

 

分子栄養学に興味のある方は、

是非ご覧になっていただけると嬉しいです

 

知識ゼロからの分子栄養学

こんにちは、分子栄養学カウンセラーの 勝田です。 今日は、分子栄養学ってなに? はじめて聞いた… という方に向けて、 分子栄養学とはどんな考...

オーソモレキュラーアカデミー

 

 

知識はまだ全くないけれど、

分子栄養学に興味があって学ばれるようと思ている方には、

こちらの講義もおススメです

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②分子栄養学で下痢を治す

2020年12月08日 | 身体・健康

分子栄養学で下痢を治すパート②

対策編

 

前回は下痢のタイプによって

分類しました

 

水っぽい下痢便、

油っぽいギトギト便

などなど。

 

ご自身の下痢がどのタイプか

おおよそ目星はつきましたでしょうか?

 

まだの方は前回の記事を参照

 

OGPイメージ

分子栄養学で下痢を治す - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

分子栄養学で便秘と下痢を治す前回は便秘対策編こちら↓↓OGPイメージ分子栄養学で便秘と下痢を治す-”生きづら...

分子栄養学で下痢を治す - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

 

 

まずは、

下痢の人全員に共通する対策を

書いていきます

 

一番最後に、

タイプ別アプローチを書いてますので、

そちらも参考にしてください

 

前回は下痢のタイプを3つにわけて書きましたが

下痢で困っている人がやるべきことは

実は肝ケアであることが多いのです

 

『しょっちゅう下痢してます。。』

という人に、

『肝臓悪そうですね、肝ケアすると良いですよ~~』

とわたしは言うのですが、

 

決まって、

(はぁあ?)って顔されます…🙈🙈🙈

 

(何言っちゃんてんだ?こいつは。)

と、

 

口には出さずとも、

明らかに顔にそう書いてあるんです~~~🙈🙈🙈

(笑)

 

しかし、それもそのはずです🙈

 

病院で、血液検査で、

肝臓が悪いと指摘されるには、

基準値をかなりオーバーしないと

指摘されないでしょうし…

無自覚であることがほとんどのはず

 

だから、自身の肝臓に問題があるなど

寝耳に水だと思います

(実際には多くの方が、軽い脂肪肝になっているのではないか…?)

 

 

脂肪肝も問題ですし、

肝臓ケアとも書いてますが、

 

実は一番の問題は

胆汁~~

 

一般的な病院で

とくに異常なしと言われているのに、

 

下痢が治らない 慢性的な下痢

で、困っている人は

 

胆汁分泌(または胆汁うっ滞)に

問題があるということが

多いのではないかと

 

前回の記事で、

胆汁という聞き慣れない言葉が👂

度々登場していることに

気付いたと思いますが

 

胆汁はコレステロールを材料に

肝臓で生成されており、

 

役割としては

・脂肪の吸収のサポート

・解毒(老廃物処理)

・小腸の殺菌(天然の石鹸とまで言われている)

・コレステロールの調整

 

などなど

ざっと書いても

これだけの役目が胆中にはある

 

他にも、

甲状腺ホルモンや免疫など、

胆汁に秘められた底知れぬパワー(笑)が

近年話題になってきているそうです

 

今挙げた胆汁の働きだけを見ても、

肝臓・胆汁の分泌に問題があると

色々と不調が出てしまうのです

 

下痢の人に、

肝臓ケア・胆汁分泌の重要性を分かってもらうには

 

皮膚のかゆみ

乾燥肌がないか?

 

というのが

ひとつの目安になるかと思います

 

胆汁は体内の毒物、不要になった老廃物を

💩便💩として排泄する作用もあるため、

胆汁分泌に問題がある人は

解毒機能が上手くいっていない人とも言えます

 

胆汁は腸と肝臓をグルグルと回っているのですが

(腸肝循環ってやつ↑)

 

胆汁がうっ滞・逆流していると、

本来は便として捨てられるべきはず

胆汁(←ようは毒です…)が、

肝臓に逆戻りしてきてしまいます

(戻ってこないでょ~

 

それだけで肝臓にとても負担がかかりますし、

その毒素が全身に巡ってしまうことがあるので

 

結果、脳に回った毒素によって

頭がボーとしたり、

 

肌に出れば皮膚のかゆみとなったり、

湿疹がよく出来たり…

 

胆汁不足などによって

脂溶性ビタミンの吸収が上手くいかないので、

乾燥肌がとにかくひどく

背中や身体のいたるところにかゆみとなって

症状が出る人が多いのではないかと思います

 

わたしの印象ですが、

下痢をしている、(または便秘でも)

解毒力が低い人

 

ユニクロのヒートテックがチクチクして着れない

と、みな口をそろえて言う印象です

最近立て続けに聞きました(笑)

 

綿ではないヒートテック

着ているだけで、

肌が過敏に反応してしまってるようです

 

そしてみな、

皮膚科通いしてます

 

 

解毒の要、

胆汁をつくる肝臓と、

 

さらには

胆汁の流れを良くしてあげること

 

肝臓・胆汁

この2つが、下痢を直していくための肝だったりします

肝臓なだけに(笑)

 

 

というわけで

肝機能をアプローチし、

胆汁分泌を正常に、胆汁サイクルを正常にするために

見直すべきポイントをまとめてみました

 

□自律神経を整える

□胆汁分泌を促す(うっ滞を改善させる)

□慢性炎症を潰す

□肝機能を上げる

 

このなかで、(どれも大事なのですが)

一番は大事なことは

実は自律神経を整えるということで、

そのためには欠食しないということなんです

 

前回も書いてますが、

自律神経が優位になってしまい

下痢をしている人がいますが、(❷のタイプはとくに)

 

胆汁分泌には

自律神経の(副交感神経優位)が大事です

 

つまり、交感神経を優位にしない

これが一番重要で、

すぐに実行できることでもあります

 

エネルギー不足がおきると、

身体はホルモンを出して

交感神経優位にします

 

つまり、空腹時間が長いのはNGなのです

カフェインの摂りすぎにも

注意しないといけません

 

とくに前回の記事の❶-①のタイプは、

食べると下痢をしてしまうので、

ボーンブロススープと、ほんの少しの炭水化物をセットに、

1日ゆっくりとダラダラとスープを摂り続けて欲しいのです

 

良かれと思って食べない選択をしていると思いますが、

長い目でみると

とっても身体によくないことが分かると思います

 

❶-①タイプも❷のタイプも、

欠食、交感神経優位には

気を付けないといけません

 

そして、胆汁うっ滞、逆流を防ぐには主に3つ

□1.SIBOを改善させる必要があります

(げっぷやガス・膨満感を感じる人)

低FODMAP食がおススメで、

まずはグルテンとカゼインフリーをします

 

□2.体内の慢性炎症を治す必要があります

(歯医者へ行く、Bスポット治療をしている耳鼻科医院で上咽頭をチェック

自己免疫系の疾患があれば、まずはそこを治す)

 

□3.女性ホルモンをしっかり代謝する(とくに女性)

(ピルの服用には注意、カフェインチョコの摂りすぎもNG)

 

肝機能へのアプローチは、

□過剰なアルコール、糖に注意する(脂肪肝の改善)

□甲状腺機能低下を改善する

(代謝を低下させる過度な糖質制限や食べないダイエットに注意)

□欠食をしない

(代謝が低下し、脂肪肝になりやすい)

 

かぶる部分も多々ありますが、

やはりここでも欠食をしないことが大事なのです

 

これらはすべて

胆石や胆管等、

病院でチェックしているのが大前提ですが、

病院で本当に異常なしと言われて、

下痢が長年治らない人

胆汁分泌(胆汁うっ滞)を見直し、

肝臓ケアを入念にしてみてください

 

まず試して欲しい事は

やはり交感神経優位にしないこと

そして慢性炎症を潰すこと

なのですが、

 

❶-①タイプの人には

コレステロール値が高ければ

主治医に相談してコレバイン(コレスチミド)

試してみるのもおススメです

コレステロールを下げるためのお薬なのですが、

腸で胆汁と結合して

働きをブロックしてくれるようなので、

食事で下痢するタイプには

効くのであれば対症療法には良いかと

また、コレバインと同じ作用を持つのは大麦です
水溶性食物繊維でもネバネバ野菜や海藻類は吸着作用ないので大麦がオススメです

②のギトギト便タイプの人は、

ハーブのタンポポのお茶やミルクシスル

飲み合わせの問題や

持病がなければ市販でも買えるウルソ

試してみると良いかもしれません

 

(ただ、このタイプはまずは徹底的に

体内の慢性炎症を疑ってください)

 

 

おそらく胆汁が出ていない

(出てはいても、うっ滞して働けていない?)

(胆汁が古くて効きが悪い?)

ので、

胆汁をサポートする苦い食べ物を食べることや、

新しい胆汁を作るため

(SIBO傾向の人は注意して)

食物繊維を摂る

のもおススメです

 

チャレンジャーは

ヘビさんの胆のうを飲み干すのも良いかもです

(超高価な蛇胆)🐍

 

蛇胆をおススメしている記事っ!

てわけではないですが

(笑)こちらを参照↓

蛇の身より、血が貴重で高価であることを書いています

OGPイメージ

血を穢れとする民族日本人?生き血と生薬と神道 - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

前回は中国の蛇専門店や東京都内で唯一、蛇料理を食べれるお店ってことで、文久堂をご紹介したブログ記事を書きました🙄🙌行く人はほぼいないでし...

血を穢れとする民族日本人?生き血と生薬と神道 - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

 

 

コロナ渦で閉店してそうな予感ですが…

 

まあわたしは、

どれだけ胆汁が出ていなくても、

お金をもらってでも蛇の蛇胆を飲めないかも

🐍が幽霊よりも何よりも一番苦手…

 

 

そして、嫌なことや心配事があると

必ず下痢しちゃう❷タイプの人は

やっぱり一番は

(しつこいですが)交感神経優位にしないこと

 

長らく下痢をしてきた人は、

食べるというのも案外大変なことだったりすると思います

 

とくに食べると下痢をしてしまう

❶-①タイプにはつらいでしょう…

 

さらに、食べるものが

腸を荒らす!炎症に繋がる!!

小麦や過剰な糖であってはなりません

 

 

胃と腸に負担をかけずに

空腹時間を回避できる

ボーンブロススープ

一番おススメです

 

是非ボーンブロススープ生活をはじめて、

その他・炎症や脂肪肝を見直し、

胆汁分泌・うっ滞を改善し、

下痢対策を練ってみてください

 

ボーンブロススープおススメは

こちらの記事で紹介してます↓

 

OGPイ

メンヘラ本気改善。part2~スープ編~ - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

メンヘラ本気の改善にはこれが必須です。part.1パート1は前回記事参照👆メンヘラ脱却したい人の登竜門ってことで、・いかに消化に負担をかけ...

メンヘラ本気改善。part2~スープ編~ - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

 

 

メンヘラ改善記事のなかで紹介してますが、

 

メンヘラ改善にも効くボーンブロススープが、

下痢を治すための対策にも

同じく有効なんですよ~

 

今、オーストラリアで

産後うつ真っ只中のわたしの友人にも

ボーンブロススープをおススメして

飲んでもらっています

(飲んでくれてるかな?)

 

メンヘラにも産後うつにも

下痢にも

み~んなボーンブロススープ(笑)

本当に万能です💝💝💝

 

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糖質制限と甘いものと低血糖症

2020年12月06日 | 身体・健康

糖質制限をはじめた人が

大好きな甘いものを我慢するのって

なかなか大変だと思います

 

最近は、低糖質シリーズのお菓子が

コンビニやスーパーでも手軽に買えるようになってますが

 

ガツンと脳にくる

濃厚なスイーツは基本糖質制限をはじめたらお預けです

 

甘いお菓子・スナック菓子は辞めるに越したことはないですが、

なかにはお米やトマト・大根・トウモロコシ

糖質制限ハンドブックなるものを手に取り、

 

糖質が高い野菜や穀物(炭水化物)までも

徹底的に排除したくなる人もいるでしょう

(これは以前のわたしだ

 

もともと甘いもの・パンが大好きな人の場合、

腸にカンジダ感染があることがほとんどです

(自覚症状はないことが多いと思います)

 

このカンジダは、

アラビノースという糖の一部を腸の中で作り出してます

 

これがまたやっかいで、

糖なので、インスリンが反応してしまのです

 

糖質制限で、

血糖値を上げない食事をしている

にも関わらず

1日を通して低血糖になってしまう

 

腸カンジダ感染している人は、

スーパー糖質制限をしてしまうと、

糖が絶たれて低血糖症に拍車がかかります

 

甘いもの・砂糖を控えて、

緩やかな糖質を補食としてこまめにとって、

血糖症を安定させることが大事です

 

糖新生でタンパク質を削るか、

糖新生も上手くいかないと、

アドレナリンなどのホルモンを出して

交感神経優位にして血糖値を保つことが多く、

 

自律神経のバランスを崩し兼ねません

 

スーパ-糖質制限をしている人の

血液検査データは、

 

中性脂肪が低く、(50以下)

BUNがやや高く(15~20に近くなってくる)

好中球が60を超えてくることが多いです

 

カンジダ感染が疑われる人は、

腸ケア必須で、

とくにスーパー糖質制限をすると血糖値を保てなくなってしまうので

注意が必要です

 

複合炭水化物を上手に摂り入れて、

血糖コントロールをし、

小麦や甘いものをしっかり控えて、カンジダ菌が増えないように要注意



 

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分子栄養学で下痢を治す

2020年12月05日 | 身体・健康

分子栄養学で便秘と下痢を治す

前回は便秘対策編

こちら↓↓

 

OGPイメージ

分子栄養学で便秘と下痢を治す - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

分子栄養学を学ぶようになってから、他人の健康ネタを聞くのが好きですそこで、けっこう便💩のお悩みを抱えている人が多いことに気付き、驚いていま...

分子栄養学で便秘と下痢を治す - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

 

 

分子栄養学の考えを取り入れて

3歳から始まった

わたしの頑固過ぎる便秘が、

見事に改善したことも書いています

 

 

ちょっとやそっとじゃ改善しない頑固な便秘持ちの人は、

その背景には本当に色々なことが

絡んでいるということが

前回の記事を読んでいただけると

分かるかと思います

 

前回は便秘対策編でしたので

本日は下痢編です

 

分子栄養学で下痢を治す!

対応策はこちら…

と書きたいところなのですが

 

便秘編とは違い、

下痢の場合は

その人の下痢のパターンをある程度推測してから

個体差にあったアプローチをする方が早いと思います

 

もし、ご自身が

長いこと下痢が治らず、

悩んでいる・困っているという方は

どちらのタイプに当てはまるか、

まずは下記をチェックしてみてください

 

 

食べると下痢をするタイプ

 →朝御飯を食べるととくに下痢をする(朝が一番ひどい下痢だ)

 

食べなくても下痢をするタイプ

 食事に関係なく下痢をする

 

❶と❷をまずはチェックし、

続いては便の状態が

 →①水のような下痢 (水下痢)

 →②便器にべたりとどろりとへばりつくような下痢(脂肪便)

 

このどちらかで分けます

 

 

まず❶のタイプの解説です。

食事に影響されるので、

食べると比較的すぐトイレに駆け込むタイプ

食べないと下痢をしないので、

"食べない"という選択をしがちになります。

 

トイレに行く時間や場所に気を使わねばならず、

一日一食にしたり、

食事の時間が不規則になりがちです。

(とにかくトイレの心配があるため)

 

食べないとエネルギー不足になるので、

元気さ、やる気、集中力を保つために

無意識にコーヒーを好んで飲む人が多いです。

 

カフェインでドーピングされ、

 

血糖値もホルモンのおかげで上昇し、

低血糖を免れます。

 

結果、下痢もしないし、

元気もやる気も出て、

食べない方が調子が良い!

と言う人が多いです。

 

この❶のタイプは、

便の状態が①の(水下痢)タイプに多いはずです。

 

とくに朝食後に必ず下痢をするタイプに多いです。

夕飯から朝御飯にかけて、

最も空腹時間が長くなり、

夜には副交感神経優位になります。

 

この状態は、

胆嚢で濃縮された濃~い胆汁が、

次の出番をまだかまだかと、

待ち構えています。

 

なにが言いたいのかというと、

朝一の胆汁は濃くて強力で、

かつ量も沢山あります。

 

❶の①タイプは、

胆汁にやたらと身体が反応してしまう人なのです。

 

胆汁には、

脂肪の吸収をサポートする働きの他、

腸の蠕動運動を活発にする、

粘液を出すなどの働きをします。

 

食べると(食事が胃・十二指腸に入ってくると)

胆汁が出るので、

胆汁に敏感になっている人は

胆汁が出る(食事をする)と、

下痢をしてしまうのです。

 

朝が一番、胆汁の出が良いので、

とくに朝ごはんの後は下痢をしやすくなります。

 

胆汁に敏感に反応してしまうことで

考えられる要因は、

小腸の末端(回腸末端)で胆汁の吸収の問題です。

 

胆汁は回腸で再吸収、再利用されるのですが、

・再吸収し過ぎているのか?

・または逆に吸収せず、

排出ばかりで、常に新しい胆汁を

ドバドバと作り過ぎているのか?

 

循環サイクルに不具合があるとすれば、

回腸末端付近で、

軽度の炎症が慢性化して潜んでいる可能性なども考えられます

 

 

続いては❷のタイプの解説です。

男性に多い、

自律神経が過緊張になっている、

またはメンタル面からくるタイプの下痢の人。

 

食事に関係なく、

不安な事、緊張することがあると

お腹を下しやすい人です。

 

このタイプは、

とくに自律神経に関係しています。

 

便意は、通常は副交感神経優位で起きます。

つまり、

身体が常に緊張状態の交感神経系優位の人は

ふつうに考えれば便意が起きにくい人のはずです。

 

ところが、あまりに交感神経系優位が過ぎると、

身体が恒常性を保とうと、

副交感神経に一気にふれさせてきます。

 

いきなり副交感神経になった身体は、

快便を通り越して下痢になります。

 

交感神経系優位になる原因は、

ストレスや過労

 

先程もすでに書いたように、

欠食はエネルギー不足になり

交感神経系優位のホルモンを上げてきます。

 

カフェインも自律神経を交感神経系優位にします。

 

普段からストレスフルで、

コーヒーをガブガブのみ、

血糖値を上げるホルモン、

自律神経のバランスが崩れるような生活をしている人が、

明日の会議・プレゼンと、

さらに交感神経優位・ストレスアップする、

追い討ちをかけるような事象が重なった時に

 

身体が、

《もうこれ以上は自律神経優位は無理じゃーー!!!!》

と、叫び

副交感神経に一気にふれます

下痢になります

 

嫌なこと、心配事があると

誰でも多かれ少なかれ身体が過緊張になりますが、

普段から交感神経系優位の人ほど、

交感神経優位が最高潮に高まってしまい、

下痢をしやすいと言えるます

 

便のタイプは、

①でも②でもありえると思います。

 

最後は、

便の形状が②の脂肪便タイプの下痢の人について

 

このタイプの人は、

❶の①タイプとはまた異なる、

胆汁に問題があるタイプです。

 

❶の①タイプも胆汁に問題ありましたが、

(胆汁に敏感に反応して水下痢を出すタイプ)

 

これから解説する②の脂肪便タイプは、

胆汁が上手く働いていない(脂肪の吸収が悪い)ことで、

便がべったりと脂っぽくなっていると考えます。

 

単純に胆汁が上手く出ていないことや、

胆嚢から上手いタイミングで(食事をした時に)

出てこない、

または、胆汁の作用が弱いなどが考えられます

 

胆汁の合成がストップしているのか、

合成はしているのに、上手く働けていない、

胆汁うっ滞を起こしているのかは

????ですが、

 

このタイプは、

とくに体内のどこかに慢性炎症を

持っている人が多いです。

 

肝臓の機能に問題があったり、

解毒やコレステロールの調整にも影響が出やすいです。

 

高コレステロール、または低コレステロールになりやすく、

ビリルビンがやや上昇傾向になります

 

アルコールや糖質過多になっていないか?

鼻炎、歯周病、中耳炎、アレルギー、

自己免疫疾患系などをもっていないか?

要チェックです

 

女性ホルモン過多も関係しますので、

女性であれば婦人科系疾患の精査も必要です。

 

ちなみに、

このタイプは海外や屋台で食事をすると、

お腹を壊しやすい人にも当てはまります。

 

胆汁には殺菌作用もあるので、

異国の慣れない食材や水・不衛生な環境などでの食事に

異物(菌)などが入り込んだ場合でも

胆汁がダメな人は、

胆汁の殺菌作用が得られずらく、

殺菌出来ず、

お腹を壊しやすいのです。

 

 

このように、

同じ下痢でも、

下痢の原因や症状が若干違ったりすると思います。

 

身体の中を覗けば、

それぞれ原因がかぶる部分もあり、

対処の方向が概ね同じになることもあります。

 

対策が同じであっても、

こっちのタイプにはこっちが優先!!というのが一応あり、

その方が改善も早いと思います

 

 

今回は3パターンしか書いていませんが、

下痢の原因を上げれば、

今日挙げた3つにはSIBOという小腸内異常繁殖症候群なども

密接に絡んでいることも多いです

 

今日は胆汁の話がやたらと出てきましたが、

SIBOと下痢が密接に絡むというのも、

SIBOの人は胆汁が逆流していたり、

胆汁うっ滞を起こしていることが多いからです

 

SIBOの他には、

セロトニンを過剰にする腸内細菌の異常繁殖など、

下痢の要因になります

 

下痢を引き起こしている原因は一個だけ、

ということもないでしょうし、

正直、判定も難しいのでは?と思います

 

 

とくに病院に行っても異常なし、

それでも下痢が治らず困っているという人は、

今日の3タイプで、

当てはまるところがないかチェックしてみてください

 

下痢は栄養素の吸収阻害と言えるので、

放っておくと細胞が栄養失調になり

病気にかかりやすいし

老化も早くなります

 

昔からずっと下痢だと、

案外慣れてしまって気にしない人も多いかもしれませんが、

 

細胞に栄養を届かせ、

細胞から健康にするという分子整合栄養学の考え方的には

下痢は非常によろしくない状態ですよ

 

あっ…

なんだか下痢の人の特徴・タイプを

夢中になって書いてしまいましたが、

対策編を書いているんでしたっけ…?

 

肝心なアプローチ・対策は、

また次回です

 

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