分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

子どもの偏食を治す行動分析学の介入

2021年01月18日 | 発達障害

前回は、

子どもの偏食へのアプローチということで、

分子栄養学的・ミネラル不足の視点からお話しました

 

OGPイメージ

子どもの偏食と栄養療法、治し方 - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

お子さんの偏食を治すアプローチ今日は、分子栄養学的な栄養療法からの視点と、行動分析学からの視点の二本立てで(笑)子どもの"嫌い&q...

子どもの偏食と栄養療法、治し方 - ”生きづらさ”を実践的なアプローチで改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

 

 

前回の最後に触れた、

行動分析学での介入は…

 

ゲーム感覚で子どもの嫌いを好きに変える

目から鱗?!の(笑)の方法

 

 

 

簡単です

子どもをファミレスに連れていった時のことを思い出してください

 

大抵のママさんやパパさんは

お子様ランチのデザートやおもちゃを

『○○を食べたらね♡』と、

 

その”おもちゃ”や、デザートをエサに(←言い方が悪い?(笑))

苦手なものをしっかりと

食べさせてからの

《ご褒美として》!!


デザートのゼリーなどを食べさせるはずです

 

これを、

行動分析学ではもっと細かく細分化して、

食べさせる訓練としてゲームにように楽しく活用していきます

 

つまり、頑張って食べたらご褒美です

行動分析学ではこれを”メリット”や”好子”と言います

 

人間に限らず全て動物には、

その行動を奮起させる(行動が繰り返される)には何らかのメリットがある

と考えますが

 

これを利用して、

望ましい行動を自発的に起こすよう

コントロールするのが行動学

 

 

嫌いな食べ物にもこれを活用します

 

まず、子どもに、たのしいゲームをしよう

と誘い出します(笑)

嫌いな食べ物を食べるゲームということで

子どもはブーイング?

乗りきではないかもしれません

なのでお腹が空いている時に行います


 

ゲームをクリアしたら、

いつもはなかなか買ってもらえない

スーパーのおもちゃ付きのソーセージが用意されているのを見て、

乗り機になるかもしれません


 もしくは

大好きなエビフライや🍤

ハンバーグが

後半に待っている

でも良いでしょう


(オモチャ付きソーセージであれば、いつもはなかなか買ってもらないというところがポイントです)


そして、クリア出来たら、

ゲットできる(または好物に辿り着ける)ということをしっかりと伝えます

今日はピーマン克服ゲームだよ

と伝えて開始しましょう

 

奥田先生曰く、

ファミレスのプレート性では、

子どもが自分で好き勝手に好きなものから食べる可能性があるのでNGというのです🙅‍♀️🙅‍♂️ 



自宅で小さな小皿を7皿くらい用意して、

テーブルに縦に並べます

 

一番手前には

嫌いでいつも絶対に食べてくれないピーマンです

 

しかし

ここでも大事なポイントがあります

 

このゲームの記念すべき第一回目は、

まずはこのゲームに興味を持ってもらうことが目的です

 

あからさまにピーマン!!!!

がお皿に除いていては、

子どもは参加してくれないかもしれません

 

 

ピーマンは、本当に数cm、1cm弱程度でOKです

これなら僕にも出来そう!

と、チャレンジ精神を引き出しましょう

(大人だって、明らかに自分では無理な難題だとやる前からやる気が失せるものです)

 

そして、その1皿をクリアしたら、

ミニボーナスとして、

2皿目には

その子の好きな卵ボーロを3~4粒おいておきましょう

 

 

そして4皿目は、、

ピーマンをもう少しだけ大きくしたものを混ぜ込みます

 

5皿目は好きでも嫌いでもない

食べてくれそうな料理でもOKです

 

6皿目はまた更にちょっぴり大きめのピーマンを

 

ここをクリア出来れば、

ついにおもちゃ付きの大好きな

ソーセージをゲットできます

 

 

これをクリアしなければ、

ソーセージとおもちゃは絶対に与えてはいけません

 第一回目は、

すべてのピーマンのサイズは本当に本当に小さくて少量でOKです

 

このゲームをやると、

嬉しいご褒美がある

と、興味を持たせることが肝心で、

 

初回から難題を提供してしまうと、

このゲームは二度とチャレンジして

くれなくなってしまうかもしれません

 

あまりに豪華なご褒美は用意する必要がないですが、

その子の心をぐっと掴む、

魅力的なものである工夫が必要です。

 

賢い子だと、

どうせゲームに挑戦しなくても

ママかパパがいつもスーパーでおもちゃ付きの

大好きなソーセージ買ってくれるし

 

と考え、

参加してくれません

 ゲームをやらずとも

買ってもらえると分かると

ゲームに参加してくれなくなります😱

 


子どもって賢いです(笑)


しっかりコントロールして,

ルールを徹底しておかないと

案外子どもに見ぬかれてしまいます

 

わたし自身

子どもの頃を思い出しても

思い当たるところあります(笑)

 

良い子にしてないと○○連れて行ってあげないよ!

ってやつ。。

☝(どうせいつもの口だけでしょ?!って思ってしまうやつ(笑))

 

偏食へアプローチするこのゲーム

是非お試しあれ

 

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子どもの偏食と栄養療法、治し方

2021年01月16日 | 発達障害

お子さんの偏食を治すアプローチ

 

今日は、分子栄養学的な栄養療法からの視点と、

行動分析学からの視点の二本立てで(笑)

子どもの"嫌い"を→ ”好き”にする方法を

ご紹介したいと思います~

 

 

まずは栄養療法編

 

お子さんが偏食をしている場合、

ミネラルの不足を疑ってみてください

 

もしかしたら、

お母さんの母体の環境時に

既にミネラルが不足していたかもしれない

 

妊娠中に、

□味覚障害があった(食の好みが変わった)

□つわりで食事があまり食べられなかった

 

場合は、

お子さんもミネラルが不足しているかも?!

 

そして現在偏食がある場合は、

お子さんの爪や、

こだわりの強さなどをよく観察してみてください🧐

 

被害妄想があったり

眩しい光

騒がしい音が苦手

やたら神経質

 

とくに亜鉛やビタミンAなどが

不足している可能性があります🙈🙈🙈

 

思い当たる節がある場合は、

ミネラルが不足していないか

食事を意識して、

ミネラルを強化してみてください

 

(水煮や加工食品・レトルト食費、外食ではミネラルが不足しています

基本、色がいつまでも鮮やかで、

偏食しないものはミネラルが抜けきっている目安になる

 

 

とくに思い当たらない

当てはまらない場合は

 

ただ単に、

お子さんの味覚障害・感覚過敏による偏食というより、

語彙がまだ少ないために

”嫌い”とママに言ってみることで、

未知なる(たいして好みではない)食べ物を

拒否しているだけかもしれません

なんて利口な子っちゃ

 

すると、お子さんは味を占めて

とりあえず「嫌い~」と

言ってみるという行動が強化されます


 ここはママの腕の見せ所👩




しかし、なにせ偏食な子ですから、、

ミネラル不足がある場合でも、ない場合でも、

食べて欲しい栄養満点

ミネラル豊富な食品を

食べてくれないということがあると思います

そう簡単に食べてくれないと思います(悲)

 

 

食べさせるママの一工夫が大事ということですが、

 

ここで、

通常であれば、うまくピーマンをお子さんのハンバーグに

混ぜこませる料理テクなど

 

披露出来たら良いのですが

なにせわたしは料理が得意ではありません

 

 

そこは料理上手な方にアドバイスをお願いして

実践してもらうとして

 

わたしがおススメしたいのは

応用行動分析学による

子どもの偏食への介入・アプローチの方法です

 

 

料理を上手く工夫して

子どもの嫌いなものを食べさせる方法は

料理が苦手な人にはハードル高いです

 

 

そんなママさんはご安心ください

 

応用行動分析学的には、

料理の工夫は不要で

ちょっとしたゲームを取り入れるだけでOKです

 

 

行動分析学の介入を学ぶと、

お子さんにただで好きなものを食べさせること

非常にもったいないことであると

つくづく思うわたしです(笑)


わたしがママなら、鬼嫁ならぬ

”鬼ママ”と呼ばれてしまうような発言ですが(笑)

 

 

タダでご褒美はあげないわよ

(お小遣いもです)


ということで、

 

ママ:嫌いなものを子どもに食べさせる

子ども:嫌いなものを食べなければいけない

この図式を脱却します

 

案外、

子どものが「食べたくない、嫌~い」

と言うと、

 

「もおぅ…」といって、

引きさがってしまうママさん多いのでは?



かと言って、

「食べろ~~」と、怒って無理に食べさせるママも

本意ではないでしょう


それこそ鬼ママ👹になってしまう

 

先ほどの図式から

ママ:どうしたら食べる気になってもらえるかな?楽しく食べる工夫が出来るかな?

子ども:食べてみようかな 食べれるかも

 

こちらにもっていきます

そんな簡単に言わないでくれ、、、

と思うことでしょうが、

 

 

先ほど、ゲーム感覚で摂り入れる

と言いましたが、

苦手食材を、少量でチャレンジさせるゲーム感覚で行うもの

楽しくやるのが秘訣です

 

 

詳しくは、

また次回に

 

今すぐ知りたい方は、

行動分析学のスペシャリスト

奥田健次先生の書籍をご覧くださいませ

 

 

 

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ストレスに弱い発達障がいの人たち

2021年01月13日 | 発達障害

現代人はみなストレス過多と言われています

そんななかでも人一倍人生を無駄に(?)サバイバルしている人が

代謝障害・発達障がいの人たちかもしれません

 

ふつうの人と同じように生活していると、

問題行動にメンタルに身体に…

と、

 

確実に、じわじわと

不調が押し迫ってきます

 

 

代謝に問題があるってことは、

代謝に関係する酵素や補酵素に問題があるということで、


それは遺伝的なものから

栄養素の不足から


様々なことが絡みあっています

 

酵素の働きをサポートするには

補因子である

ビタミンやミネラルの補酵素が欠かせません

 

 

遺伝子をもとに作られる酵素に問題がなければ、

補因子のビタミンミネラルが多少不足しても

代謝は難なく進むかもしれませんが

 

遺伝的に問題があるならば、

ビタミンやミネラル・栄養は

人一倍必要になるかもしれません💦


 みんなと同じにしているだけなのに

なぜか不調が起きるひとです


現代人の食生活は、

飽食の時代でありながらビタミンやミネラルが欠如するという

おかしなことが(?)起きています

加工食品の問題などなど

美味しくて便利なのになんてこった

 

 

発達障がいはストレスフルだ

と言いましたが、

ビタミンやミネラル不足がより代謝を滞らせ、

過敏さや神経質・こだわりの強さ

強迫観念・不安・イライラ・

KY度(←これは関係ない?笑

が増して、

日常生活がサバイバルになります

 

神経伝達物質のバランスも悪くなり、


この傾向のある人達は

快楽物質を求めて、

依存症にもなりやすくなってしまいます

 

 

ストレスフルになると、

活性酸素も増えますが、


自律神経も交感神経優位になり、

身体的には戦闘モードが続きます

 

そこで真っ先にダメージを受けるのは

粘膜です

 

粘膜はストレスに弱いのです

 

発達障がいの人が

消化力に弱く

腸に問題を抱えている人が多いというのも

頷けます

 

 

ストレスがたまると口内炎が出来るというのも、

誰もが一度は経験があるかもしれませんが、

 

細胞分裂の激しいところはストレスに敏感らしく、

腸のターンオーバーサイクルは1~3日

胃は6日くらいと言われています


(若いころは)肌が28日とかよく言われていますが、

圧倒的に腸はターンオーバー激しいことが分かります

 

口腔粘膜も数日で入れ替わるそう

 

胃や腸に問題がある

口腔内が弱く、よく口腔内が出来たりする

 

そんな人は要注意で、

とくに発達障がい

グレーゾーンの発達障がいの診断を

受けている人なら尚更

 

栄養に人一倍気を付けましょうというお墨付きを

頂いているような人たちなので

食事・栄養には意識をしてあげると良いです

 

胃の血流が低下すると、

胃のターンオーバーも遅くなり、

サイクルが乱れて

胃がどんどん荒れてしまうので、

交感神経優位は良くありません

(胃の血流低下と交感神経優位は相関している

 

しかし、

ストレスフルをやめろ

と言っても、

そう簡単にストレスケアを出来ないのが

発達障がいの人達でもあります

 

常に無駄に身体を緊張させ、

不安と恐怖に怯え

(ADHD傾向の人はそうでもなく、逆に過集中などの問題が大きいかもしれません)

五感がフル活動

(外界にはフルだけど、内観にはとても鈍感でぶっ倒れるまで自分の身体の不調に気付けない人多いみたいです)←なんて生きるのが不器用な人たち?なんでしょ

 

そんな人達は

強制的に身体をリラックスする

リラクセーション法を日課に取り入れること

 

強制的に休みのスケジュールを組み込むこと

 

空腹時間が空き過ぎることを徹底して避けること

 

 

この3つの介入がまずはおススメです

 

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APと米粉のクッキー

2021年01月10日 | おやつ

久しぶりのお菓子作り



 

バターに、

アーモンドパウダーと、米粉、ふすま粉を少々で





サクサクのクッキー

 




お砂糖ではなく

エリスリトール(羅漢果ゼロ)を使用

 

 

羅漢果の味にも大分慣れてますが、

お砂糖のようなコクのある甘さではなく

鼻にスッと抜けるような独特の甘さです

 

 

久しぶりのお菓子作りついでに

チョコパウンドケーキ風も作ってみました

 

こちらはアーモンドパウダーに

市販で買ってみたグルテンフリー粉を使ってみました






 

スーパーで半額になってました

売れずに大量に余っていたようです

 

みんな小麦粉買うのでしょうな…

 

 

 

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HSP過敏・不安が強い子の対応マニュアル

2021年01月09日 | 発達障害

お子さんが過敏・不安が強くて

心配されているママさんって多いのではないかなと思います🤔🙌

 

ネットでググれば、

HSPなどに当てはまるかもしれません

 

問題は、HSPと分かったところで

(さてどうするか…。🤦‍♀️🤦‍♂️)

 

HSPは病名・病気ではないし、

なにしろ医師たちの間でまったく?

(最近はそうでもないのかしら??)

認知されていない現状です

 

動物でもヒト(人間)でも、

誰でも多かれ少なかれ過敏さとか、

不安や恐怖に対する感情(情動)ってもっているのが当たり前ですよね


そりゃそうだって突っ込まれそうですけど(笑)

 

とくに偏桃体は情動反応を司る器官で、

偏桃体をとってしまった猿は、

天敵の蛇を全く怖がらなくなってしまうそうです

 

恐怖反応は、

ヒトを含めたあらゆる動物において

生き抜くために必須の反応とも言えます

 

ただ、それが人によって度合いが異なり、

その度合いが強過ぎるが故に、


日常生活に支障が出てしまっている

一部の人たちがいるということです

 

お子さんがそれに当てはまるということで、

恐らく心配しているお母さん方がいるのではないかと思います

 

 

脳の情報処理が(ここでは情動反応)

ある程度、遺伝からくるものである場合は

(この遺伝には恐らくエピジェネティックも含むと思います)

 

お子さんの過度な不安や恐怖反応は、

完全に無くすことは難しいと思います

 

これは車で言うと電気系統・配線の問題で、

たとえば車のbodyに外傷はとくに見当たらないのに、

電気系にトラブルを抱えているのと同じ…


 

遺伝的な場合、

お手上げか??

というと、

軽くしてあげることは出来ると思います

 

注意点は、

不安や恐怖が強い子の場合、

HPA軸というストレス反応がふつうの人の何倍も活性化してしまい、

自律神経系・免疫系・ホルモン系が

黙ってしても乱れやすいということです😱

 

成長するにつれて、

起立性調節障害や、アレルギーなどの症状で悩まれる

確率も高いかもしれません


ふつうの子以上に、気を付けてあげると良いと思います

 

同時に、視床下部の働きもフル活動になるため、

視床下部にも問題がある可能性があります

 

視床下部の働きは、

情報処理のフィルター機能の役割をするため、

五感や六感でキャッチした情報を上手く選別出来ません

(出来ないというより苦手です)

 

そのため、

お子さんのことをじっと観察して欲しいのですが

同時に何かをこなすのが苦手だったり

神経質なところがある場合が多いかもしれません

 

自分にとって必要な情報だけを選択出来ないので、

脳が情報で溢れてすぐにパンクするため、

情報過多になるとイライラしたり、

多大なるストレスを感じます

ごちゃごちゃしたところに行くと、

イライラしたり、落ち着きがなくなったりするかもしれません

 

気になることがあると、

それに固執したり、

他のことがあまり手につかなくなったりするかもしれません

 

諸々当てはまる場合は、

先ほどほども書いたように、

自律神経のバランスが人一倍崩れやすい子なので、

とにかく気を付けてあげること

 

その他、

過敏さを助長してしまう栄養不足を起こさないこと

 

これがかなり重要になります


タンパク質は当然のこと、

ビタミン・ミネラル

 

とくにビタミンミネラルが過敏さ・不安には

とっても関係しています

 

電気系統が遺伝的に問題ありそうな場合はとくに、

ただでさえ恐怖や不安を起こす情動反応が活発なので、

 

ビタミン・ミネラルの不足によってさらに

不安や恐怖が強くならないようにしてあげると良いと思います

 

とくにマグネシムや亜鉛・鉄の不足は厳禁🙅‍♀️🙅‍♂️

 

あとはマインドフルネス・(新世代の認知行動療法)

で、脳を地味に変えていく

これに尽きます

 


 

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