2017年度LPGAツアー第7戦『KKT杯バンテリンレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が4月14日(金)から16日(日)の3日間、熊本県菊池郡の熊本空港カントリークラブ(6,452ヤード/パー72)で開催される。
遡ること1年前の4月14日木曜日21時26分、大会初日を翌日に控えた夜、参加選手・スタッフ・関係者の多くは熊本地震の震源にほど近い宿泊施設に宿泊し、あの大きな揺れを体感した。
あまりの突然の出来事にショックを受けて泣き出す選手、熊本に残り、復興支援活動を続けた地元出身者、翌日の大きな地震に命の危険を感じた者…。選手のみならず、大会に携わった多くの人たちの心が傷ついたと同時に、被災した当事者として復興への思いが強まった。
震災の翌週、TPDミーティング委員会の一ノ瀬優希委員長(当時)を中心とした選手・LPGA会員は、翌週の「フジサンケイレディスクラシック」から熊本地震復興支援の募金活動を開始。6月までの10試合とステップアップツアーでの募金活動で約910万円が集まった。12月には選手の獲得賞金の1%である約3,400万円を熊本県に寄付。募金活動で集めた約910万円は開催コースの熊本空港カントリークラブに寄贈された。
そして今年、2年ぶりに『KKT杯バンテリンレディスオープン』が開催される。大会コンセプトは「みんなde熊本!みんなのクマモト!」に決まった。選手・関係者の熊本復興への思いが詰まったメッセージだ。
開催コースの熊本空港カントリークラブは、震災によりクラブハウスに被害があったものの、コースには大きな影響はなく、開催に向けての受け入れ準備は万全。主な出場選手は2015年の優勝者であり、今季既に1勝をあげている菊地絵理香、昨年の賞金女王イボミ、地元熊本出身選手では不動裕理、笠りつ子、上田桃子、有村智恵、青山加織、一ノ瀬優希、井芹美保子、豊永志帆、宮崎乙美、小竹莉乃、東葵、西美貴子の12名が出場予定。選手たちは熱い思いを胸に、地元熊本県のファンの前で、元気なプレーを届ける。
以上、日本女子プロゴルフ協会記事
2年ぶりの開催なんですね。
2015の優勝者は、菊池絵里香ですか?
今年、優勝する可能性が高いと思いますが、イボミ、アンソンジュ、イチヒも参戦するので打ち破ってほしいものです。
ところで、香妻琴乃も先週は大たたきして予選落ちでしたが、地元に近い熊本なので元気出して活躍してほしいと願っています。