非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

カウンターポイズ実験<序>

2012-04-06 22:20:38 | 接地/カウンターポイズ

私のアマチュア無線歴は25年ほどになりますが、この間、実家と平屋建て貸家に住んでいた数年間を除いては集合住宅住まいです。思えばいつもアンテナと格闘して、一喜一憂していたような気がします。

記憶をたどりますと、最初はベランダの21MHz用ダイポールから始まり、次は平屋建ての屋根上に10MHzのフルサイズGP、サガ電子のアローライン、そしてその後は集合住宅でしばらくは屋外型のATUやミニマルチアンテナのAPA-4を使っていました。実家は田舎地帯ですので30mほどのワイヤーを展張して1.9MHzに出ていましたが、みんなどれもしっかりと働いてくれました。

実家での運用はさておき、一番満足のいったアンテナは某集合住宅に住んでいる時に使っていたワイヤー+屋外型ATUです。お向かいの集合住宅4階部分まで自宅4階部分から、25mのステンレスワイヤーを展張して屋外型ATU(SG-230)で同調をとって運用していました。この集合住宅はベランダと鉄筋が直結していましたので接地には苦労せず、当時憧れの南極ともこのアンテナで交信できました。アパマンハムとしては、ロケーション(4階)、エレメント長(25m)、接地(鉄筋直結)とまさに三拍子揃っていた訳です。

今回、幸いにもロケーションには恵まれていますが、エレメント長と接地といったアンテナ本体は厳しい状況。で、エレメントが延ばせないならば、アンテナの片棒を担いでいる接地という部分だけでも頑張ろうと思い立った次第です。接地といっても接地していませんが・・・

理論は大切だと思います。でも、こんな限られた環境では、実験して一番うまくいく方法を手探りして見つかればそれで良し!しかも私は理論や数式を語れる実力もありません。実験してその後で「ああ、教科書に書いてあるのはそういうことか」と納得するのが私の性格です。そして実験結果と教科書に書かれていることが違っていると、「教科書のウソツキ!」と納得する性格でもあります。そんなこんなで実行あるのみ!実験に至りました。難しい数式とかは書けませんので、実験した結果をそのまま書いていこうと思います。

今回はベランダ内でカウンターポイズ、アルミ製ベランダ接地、バーベキュー網&アルミ板等々の組み合わせで実験しました。全バンドでやれば良かったのですが、少々さぼって、3.5MHz、7MHz、10MHzそして21MHzでデータを取ってみました。 なおアナライザー買い替えのため、現在アンテナアナライザが手元にありませんので、当面はVSWRだけの測定となってしまいます。

アンテナは前出の第一電波製モービルホイップ SD-330、ベランダは1×5(m)の狭いベランダです。続きはまた明日落ち着いて書いていこうと思いますので、お時間のある方はお暇つぶしに見てやって下さい。

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