非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

カウンターポイズ実験 <概要>

2012-04-07 08:13:15 | 接地/カウンターポイズ

おはようございます。
今朝は早起きして3.5MHzをワッチしていましたが、私のモービルホイップにはUA9しか聞こえませんでした。
そこで気を取り直して7と10MHzへ。RN4、R3、ON、CXとQSO出来ました。こんな短いアンテナで世界中に電波が飛んでくれるので本当にありがたいです。

さて、今回のカウンターポイズ実験ですが、前にも書きましたように難しい話は出来ませんので、あくまでも”こうやったらどうなった”風の報告とさせていただきます。

前半はカウンターポイズやベランダアースがVSWRにどのように影響するか、後半はちょっと時間がかかるかもしれませんが、最も上手くいった接地形態でどの程度のアパマン運用ができるかといった運用レポートを書いてみたいと思います。

今回実験したパターンは、全部で15パターンです。
各々を紹介する前に、どのようなパターンをとったかを説明します。

 
     実験場所:   自宅ベランダ(1×5m) 5/5階(約15m)
     アンテナ:    モービルホイップ(SD-330  改造エレメント2.5mを接続) アルミ製ベランダに取り付け
     測定周波数:  3.5 7 10 21MHz
     ベランダ:    アルミ製(建物鉄筋との導通なし) 隣家と合わせて10m長のベランダ
     目標VSWR: 1.2以下
     測定点:     無線機横(アンテナ直下ができずにすみません)
     同軸:      5D-SFA×4m
     使用線材:   その都度説明します。

     
  実験パターンは次のとおりです。

  《下記、01~09まではアンテナグランド側はアルミ製ベランダと導通あり》
  01 ベランダ床面にアルミ板を敷設し、その上にカウンターポイズ線を展開
  02 多数のカウンターポイズ線をベランダ床面に敷設し、その上にアルミ板を展開
    (上記2パターンともアルミ板にもアンテナから接地)

  03 カウンターポイズ線のみをランダムに展開
  04 アルミ板のみを展開しそこに接地
  05 多数のカウンターポイズ線を一箇所に集積
  06 多数のカウンターポイズ線を一本にまとめて、ベランダの端から端までワンターン(ヘアピンカーブ)で折り返し展開
  07 多数のカウンターポイズ線を一本にまとめて、ベランダの端から端まで連続S字状に展開
  08 多数のカウンターポイズ線を一本にまとめて、一箇所にトグロ上(コイル状)に巻き上げ
  09 100m電線がドラムに巻かれた状態でアンテナグランド側に接続 
 
  10 ベランダ手すりのみに接地
  11 ベランダ手すりと絶縁し、〔上記パターン07〕+〔リグ直近窓の外にあるアルミ製外枠〕に接地

 
  《下記、12~15まではアンテナグランド側はアルミ製ベランダ及びアルミ製外枠と完全に絶縁》
  12 多数のカウンターポイズ線を一本にまとめて、ベランダの端から端までワンターン(ヘアピンカーブ)で折り返し展開
  13 多数のカウンターポイズ線を一本にまとめて、ベランダの端から端まで連続S字状に展開
  14 多数のカウンターポイズ線を一本にまとめて、一箇所にトグロ上(コイル状)に巻き上げ
  15 〔上記パターン13〕+〔100m電線をランダム展開〕

  色々と書きましたが、
   ・ ベランダ+カウンターポイズ線併用
   ・ ベランダのみ
   ・ カウンターポイズ線のみ 

  の各パターンで、カウンターポイズ線の展開形態を変化させてみたりもしました。

  次回から各パターンの結果をアップしていく予定です。

  今日は夕方まで花見で日光浴してきます