非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

コモンモードフィルターの測定

2013-11-08 14:35:10 | ノイズ対策
今日の休みを利用して室内に設置中の、コモンモードフィルターの減衰量の測定をしてみました。

測定ミスであって欲しいのですが、7、10MHzは無残な結果でした(^^;

市販品単体、自作品単体、市販品+自作品の3パターンで計測しましたが、それらの結果を足し引きして検算してみましたが計測ミ

スの可能性は低いです(笑)

14~21MHzは使えそうですし、10MHz(-24dBまで行っていますが、まだ基準以下です)も、もうちょっと頑張れば使える域で

す。 それにしても7MHzはNG!! 酷いですな・・・・・

14MHzでは6KΩ前後、18、21MHzに関しては30KΩ程度確保出来ています。どうりでこの辺りの周波数のノイズが切れて格

段に聞きやすくなっているわけです。

恥ずかしいので書きたくないのですが、7MHzは-16dBですのでインピーダンスは約0.6KΩ前後ということになります。

ちなみにこの結果は市販品+自作品の合体バージョン。合体させてアイソレーションが悪化している訳ではありません。合体させ

たからようやくこの値に達したのです(^^; 笑いが出ます(泣)

悲しいかな?自作品の性能でカバーしているようなものです。

これ以上は書きません(書けません) (笑)

コイルはちゃんと作らなければなりませんね・・・・・反省です。 でも、ローバンドの特性を改善できた際の変化が楽しみです。

受信改善のみならず本来目的のインターフェア予防の事もありますので、早めに対策したいものです。

(追) ブロ友さんがサガミエンジニアリングのCMFを購入されました。「超」羨ましい(^^) 






DXペディション

2013-11-08 09:30:39 | DXCC/DX QSO
自分が行くわけではないのですが・・・・(^^)

以前、3D2のDXペディ同行にお誘いを受けたことがあったのですが、転勤で引越しになってしまって行けませんでした(泣)

さて、ここ数日各バンドともDXペディション局で賑わっていますね。

K9W、T33A、5J0Aが出ています。

大変無謀な挑戦なのですが、こんな時こそアンテナの飛び受けをチェックする機会であると捉えています。

K9Wは7、10、14、21、24、T33Aは7、18、21の各バンドでQSOが出来たのですが、T33Aは非常に苦戦しました。何という

のか良く分かりませんが、パスが悪いというか・・・・この方面と距離にはそこそこ飛んで行くのですが。

我が家の目の前には10数階建ての大きなマンションがあって視界が塞がっているのですが、「この建物のせいだ」と勝手に決め

つけたり(違うと思います)

5J0A・・これはさすがカリブ海だけあって、小さなベランダアンテナには敷居が高い。コンディションの変化とパイルの隙を見極め

て行くしかないですね。 運用でカバーですね。



『そんなこと当たり前だろ!』とお叱りを受けるかも知れませんが、アパマンハムとしてDXとのQSOを成立させるためにやっている

運用方法を紹介します。そんな大した事ではないですし、皆さんはおそらくすでにされている方法だと思いますので、読み飛ばして

ください。 ここでは愛機IC-7600の機能を基本に書きますので、他のリグは同じような機能に置き換えてください。


① SPLIT設定(当たり前ですね(笑))

② DXペディ局がある局をピックアップ。

③ ここですばやくピックアップされた局の周波数をチェック。(これは皆さんそうされていることでしょう。スプリット周波数がUP2~10というような広い場合は、どのあたりを重点的にピックアップしてくれているかを判断する材料になります。ただし、ペディ局はRITをこまめに動かしてピックアップしているでしょうから、これがすべてとは言えませんが)

ここから私は早ワザで行っています。設備面の貧弱さをここでカバーしているといっても過言ではありません。
 
④ CWフィルター狭帯域設定(私は50Hzに設定し、オーディオピークフィルターも300Hz程度でONにします)
   ※ IC-7600で狭帯域設定するとこもった音がするので嫌だという事を耳にしますが、オーディオが劣化しない設定方法      があります。

⑤ ピックアップされた局の交信が終わって、再パイルアップ開始!(泳がせる(笑))

⑥ 帯域50Hzの利点を活かして、他局と近接していても「ゼロインレベルでは重ならない周波数」にセット。ここが重要!!

上記⑥はIC-7600のXFC機能というものを併用して行います。他の無線機では何という機能名なのか不明ですが、押して

いる間はスプリット周波数を受信するという機能で、跳ね返りスイッチです。指を離せばDXペディがCQを出している周波数に

戻ります。

上記⑤の直後、即座にXFCスイッチを左手人差し指で押しながら、同時に右手は周波数ダイヤルを動かしています。その際

左手親指では同時にCWフィルターを選択しています。つまりピックアップされた局やパイルで群れている局に近づきつつも、狭

帯域同レベルでは同じ周波数で競わないというやり方です。

こんな感じでアンテナやパワーのハンデをカバーしつつDXを楽しんでいます。