非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

RF電流の測定とノイズ撃退

2013-11-25 21:27:50 | ノイズ対策
今日は休みでしたが、前線通過に伴う強風のためアンテナが出せませんでした。

集合住宅建物方向の関係上、東西方向からの風の時はちょっと厳しいです。

拙宅は海から近く、一年を通して風の強い場所なのですが、北風が多いため南側ベランダでのアンテナ展張に支障が出る

ことは少ないので助かってはいます。



先日、大進無線さんに直接お伺いして購入したRF電流測定治具。

大活躍です。

色んな場所を測ってみました。



その前に以前から確認してみたかった事を実行しました。

玄関の外の階段部分の手すりがベランダに展開している銅板と導通があるかどうか。

10メートル程の電線を玄関の外まで引っ張って、テスターで導通を測ってみましたところ、しっかりと完全導通が確認できまし

た。



その上で階段手すりのパイプ部分にRF電流計のコアを挟んで測定実施。

電流は確認できずホッとしました。



次にキッチンのガスレンジに繋がっているガス管の金属部分。

見事に4mAを確認(^^; 

ガス管や水道管が鉄筋とつながっていることは、かなり前に確認済みでしたので、やっぱりな~という感じです。

ただし、ガス報知器につながるACラインには電流は乗っていませんでした。

続いてインターフォン、これも問題なし。



測定を進めている段階で、結構大きな値を出している部分を発見しました。

LANケーブルです。

光回線のルーターから、居間のパソコンには無線LANでつながっていますが、無線機横のPCにはLANケーブル接続をして

います。10メートルのLANケーブルを途中丸めて短縮して使っているのですが、このケーブルのどの部分でも30mA以上を

確認。特に14MHzで送信すると大きな値。60mA程度出ます。とりあえず無線機横のPC側のLANポート入口付近で、大型ク

ランプコア装着(LANケーブルを3ターン) これだけで何と3mAに減少!これには驚きました。念のためルーター側にも対策。

で、もうひとつ受信側で儲けたことが。LANケーブル対策でバンドノイズが更に減りました。7MHzなどは今日の段階ではにや

けてしまいそうな感じです。SSBモードで帯域2.4KHzで聞いてもSが0です。もちろん信号は元気良く入ってきます。直後、W

とも双方良好なレポートでQSO出来ましたので問題なしと考えられます。



それと幾つか対策が必要な部分も出てきました。

机の金属足の部分、ベランダの物干し竿や竿ホルダー、それと室内に置いてあるモービルホイップアンテナです。

それぞれ結構な値をたたき出しています。



室内のモービルホイップは見事に、運用周波数と同じバンド帯のアンテナから高い値が検出されます。 

想像はしていましたが、実際に定量的に確認できると面白いですね。











WWDX CW 21MHzの状況

2013-11-25 08:22:57 | DXCC/DX QSO
早朝ランニングから戻ってから、仕事も休みだし、せめて少しだけでも参加しようと無線機の電源を入れました。

台風並の強風のためアンテナは半分ほどベランダに入り込んだ状態ですが、2.5mの短いバーションのエレメントで受信した状況

を動画に収めました。

ノイズをだいぶ押さえ込むことに成功していますので、リグのプリアンプもいっぱいいっぱい使用しています。ご覧になられればわ

かるかと思いますが、街中の集合住宅の割には20dBのプリアンプを入れてもS/Nがそれほど悪くないかと思います。

(別の機会に紹介しますが、21MHzは先日購入したRF電流計キットで、同軸のどの部分に電流の腹が来ているかが判明しました

のでその部分に集中的にノイズ対策を施しました。)



別に面白くもなんともない動画ですが、こうやって記録に残しておくと「あの時のアンテナではここまで受信できたんだな」といった

感じで、転勤族の私としては転居先での参考になります。

http://youtu.be/OxfkqVcMyQM



21000~21100KHzまでCQステーションをゆっくり数えてみましたが、カウントできただけで約120局。こんな小さなアンテナでもこ

れだけ聞こえるのですから、タワーの方とかは無数に聞こえているのでは?

それとアメリカの0~9の全エリアとどれくらいでQSO出来るか遊んでみましたが、こちらの挑戦は25分という結果でした(笑)