非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

ノイズ対策経過【動画/静止画】

2013-11-10 20:28:47 | ノイズ対策
3月末にここに引っ越してきた時には、気分がブルーになるノイズがありました。

Sメーターでは9前後。

これは春先の記事にも書きました。


愛機IC-7600はSメーターの重さが囁かれていますが(確かにそうです)、ノイズだけはSメーターが良く振ってくれます(^^;


いつの時点で良くなったのかはわかりません。でも少しずつ良くなっていったのは覚えています。

電力会社の方にも来ていただいて、「頼みますから近所に目立たないように」と談笑しながら一緒に調査したり。

ノイズ対策、まだ完結していませんが現段階での状況を動画と静止画でアップします。

私のような転勤族は行く先々で最初の数ヶ月はノイズ対策やアンテナ設置などで非常に悩むんです。だからノウハウを蓄積し

ておく必要を感じています。転居先で早く電波を出したいですので(^^)


今日のお昼前の10MHzで撮影しました。10MHzは我が家ではいまだに比較的ノイジーな方です。


【静止画① プリアンプOFF/帯域50Hz/ルーフィングフィルター6KHz/アンテナに接続】
20131110_115447
幾つかの信号が確認できると思います。合わせている周波数には信号がありませんが、同時にノイズでSメーターが振れいていないのも判ると思います。


【静止画② プリアンプOFF/帯域50Hz/ルーフィングフィルター6KHz/同軸を外してアンテナと切断】
20131110_115424_2
無線機とアンテナを外しています。つまり表示されているのは無線機のノイズです。静止画①のノイズレベルと比べてみると、ほとんど同一であることが判るかと思います。春先はアンテナをつないだ途端に、様々なノイズが入ってきてスコープが賑やかになっていました。ノイズの大部分は排除できていると思います。


【動画 プリアンプOFF/帯域50Hz/ルーフィングフィルター6KHz/オーディオピークフィルターON】
通常の運用状態です。
スマホ撮影のため無線機のスピーカーからの音声を拾う必要があり、無線機のボリュームはほぼ一杯に近い状態です。そのため不必要な音声や歪んだような音が聞こえますが、ヘッドフォンで聴くと静寂です。無信号周波数では「サー」とかではなく、うまく表現できませんが「すー」、「ふー」という感じです(うまく表現できません(^^;)
ここでも無信号周波数はSが振れず、信号があるところになると急にSが振れるのが判るかと思います。
動画はYoutubeにアップしました→ http://youtu.be/I-UV-47dkPk

こんなの当たり前だよと笑われてしまうかも知れませんが、S9ノイズからここまで来れました。市街地のアパマンハムとしてはだいぶ静かになったと思いますが、これではまだ満足できず、今日はコアを買ってきてしまいましたのでまたフィルターを追加したいと思います。今月のお小遣い、打ち止め。






リグ内蔵のプリアンプ【個人的な効果的使用方法(笑)】

2013-11-10 07:24:12 | 日記
IC-7600のプリアンプにはOFF、1、2の3つがあります。

ゲイン的には1はOFFに比較して約10dB、2は約20dBほどあり、一応はローバンド、ハイバンドそれぞれに適した作りになって

いるようです。確かにIC-7600はハイバンドにおける感度が若干不足している気がしますので、邪道ではありますが21MHz以

上を聞く際にはP.AMP1というのをONにすることがあります。

時折こんな事を見聞します。

”アパマンハムはアンテナが小さくて感度不足だから、プリアンプが重宝する” 

個人的な考えでは、当たっている気もしますし、ハズレの気もします。

当たり側に持っていく方法・・・リニアも併用して出力も同時にアップしてやるということでしょうか。

つまり力技で送受信能力の均衡を図るということです。

私の場合はそのやり方が趣味に合わないので、ノイズを減らしたり、グランド側に最大限の仕事をさせるようにしたりということをし

ています。あと、エレメントにキャパシティハットをつけたり、効果の有無は不明ですが色々と楽しんでいます。

そこでリグ内蔵のプリアンプ使用方法を考えてみました。



P.OFFでSが結構振れている・・・・・QSO確率80%以上

P.AMP1でSが振れている・・・・・・・QSO確率50%

P.AMP2でもSが振れない・・・・・・・QSO不可


これ結構当たりますよ(^^)

ダメなときでも笑ってあきらめがつくというか、コンディション変化をじっくり待つ楽しみが増えるというか、「Sメーターとプリアンプの

7K1JRCの法則」でした。