タワー下部への銅板が一枚だけ余ったので持って帰って来ました。
以前から気になっているところがあったので、そこに使ってみました。
上の写真で銀色に輝くのは、ATUの接地端子とベランダ床面の銅板群への接続板。
人工芝の下に潜り込んでいるのがわかるかと思います。
人工芝→アルミ板→銅板→ベランダ床面コンクリという順番でサンドイッチしているのですが、
問題はアルミ板と銅板の接触面。
イオン化傾向の違いから電蝕が発生します。
そして銅とアルミは無視できない電位差があります。
結果、イオン化傾向の大きいアルミは腐食。
アルミ板の一部。
腐食の発生だけでなく、腐食に伴う導通不良、そしてノイズ発生もあるんじゃないかなどと
勘ぐっています。
昨日、このような形にしてみました。
銅板と銅板の接触となります。
送受信とも動作が安定方向に向かったものと確信。
いずれにしても、給電点(ATUの接地端子)と接地面までの接続は何にも増して重要です。
ちょっと極端?かもしれませんが、例えばそれこそ100平米くらいの銅板を敷きつめたと
しても、アンテナの接地端子と銅板を結ぶラインが細かったり、長かったりすると水の泡かなと
思います。経験上、接地は給電点に近い部分の取り回し(太く、短く)が非常に重要なように
思います。
今日は夕刻、この形で21でCQを出しましたら、EU方面からの小パイルになりましたので
しっかりと飛んでいるようです。