何度も書いておりますが、同軸ケーブルに150個ほどのパッチンコアを取り付けています。
コモンモードノイズ対策でもあり、外来ノイズの障壁的な役割も担ってもらっています。
磁界シールドです。
ずっと前から気になって、いつかは実験してみようと思っていたことが・・・・・
その前にパッチンコアですが、文字どおり「ぱっちん」と挟み込む訳です。
問題というか、気を付けなければならないのは隙間を作らないこと。
半円状のコアとコアがぱっちんとくっつく構造ですが、このコアとコアに隙間があると効果は激減!
おそらく1ミリなんていう隙間があったら終了かも(笑)
だからパッチンコアにはタイロックが付属していて、これはしっかり圧着してやってねということでしょう。
中にはテープで圧着している人もいるくらいです。
接着剤でくっつけたりもあります。
ぱっちんと閉じれば、本当に隙間が無いように見えるのですが、
効果を求めるならばもうひと押しなのかも。
実はこのテープでの圧着も以前からの課題のひとつでしたが、それ以上に今回は
一つ一つのパッチンコアの間の隙間を埋めるという事がメインテーマです。
コアを連続装着する際にパッチンコアのケースとケースが連なる訳ですが、
ケースの中にコアが収まっている関係上、ケースは密着していてもコアとコアに隙間が
あるんですね。この隙間を埋めるということです。
ふたつのコアには平均して6ミリ程度の間隔があります。
これは直列方向の話ですので、前述の1ミリ云々とは別の話になりますが、
150個のコア全体で隙間が900ミリという事になりますので、これを無くしてやろうと
いう試みです。
このいくつもの数ミリの隙間からノイズが入ってきているような気が(実際に入るでしょう)
していまして、気にかかっていました。
今、LP-PAN2がどうしても欲しくて貯金箱にお金を貯めていますので、
苦労しそうでもコストのかからないこの作業は歓迎です(笑)
次回につづく。
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