海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

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たつまき君とスミスネズミ

2009-05-07 10:40:43 | あちこち自然探訪

 1904年、六甲山ではじめてスミスネズミが発見されました。スミスネズミは日本固有の稀なネズミということです。しかし、その後ふたたび捕獲されることもなく、100年が過ぎました。ところが、2006年のこと六甲山町というからたぶん山の上でしょう、ここに住む「たつまき君」というネコが3匹のネズミをつかまえてきました。尻尾が短く、変わったネズミと思った飼い主はこのネズミを届け出ました。これにより100年のときを経てスミスネズミが六甲山で再確認されたのでした。この連休に六甲山に行き、自然保護センターに展示されている「たつまき君」の勇姿とスミスネズミの標本を見ました(写真)。「たつまき君」という名前もユーモラスで気に入りましたが、えらいなと思うのは飼い主です。なぜなら、この方が「おかしいな」と思い「鑑定してもらおう」と思わなければ再発見はなかったわけですから。Photo

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