週末に東京の国立科学博物館などに行ってきました。博物館ではいま鳥類の多様性展を開催中。見ものは世界に3体しかないというカンムリツクシガモのうち、2体の展示。
鳥類の多様性展は期待ほどではありませんでしたが、科学博物館は最近、人類史や生物多様性の展示が充実し、話をするときの参考になる素材がいっぱいです。ハチ公や南極のジローのはく製もあります。栽培菊を交雑で生み出した野生キクの展示もおもしろかったです。
細胞や微生物研究の歴史で有名なレーエンフックの顕微鏡や、有名な320万年前の猿人ルーシーの復元像など生物学や人類学のテキストにかならず出てくる展示がここでは見られます。またフーコーの振り子の実験も休みなしで行われていて、地球の自転によって振れる角度がかわっていくのが観察できます。
フーコーの振り子①
フーコの振り子② ①からしばらくたったもの。ライトの点灯している左を振り子が通過しますが、点灯部分が広がっています。
科学博物館では特別展「元素のふしぎ」が開催されていましたが、このテーマでも雨の中20分待ちの行列。さすが東京と思いました。
しかし、上野公園一帯はツタンカーメン展も長蛇の列、動物園はあたりまえ、全部あわせるとすごい人口密度でした。もちろん科学博物館も大人気でここもひとつのエンタテイメントスポットです。ぜひみなさん行ってください。
スカイツリーを臨む西郷さん
ついで?に東京駅 ここも観光客でごったがえし
実は今回の本命は東京現代美術館で開催された庵野秀明館長 特撮博物館。30分待って入りましたが、楽しかったです。映画「巨神兵東京に現る」も良かったです。写真は日本家屋から外の景色を見るというミニチュアセット。特撮博物館は8日で終了しましたが、来年全国巡回の企画が検討されているそうです。
おまけ、動物園にあったクリちゃんの注意書 これをクリちゃんとわかる人どれだけいるかな?