海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

地域にこどもたちと自然とのふれあいの場をつくろう!

蕎原散策

2014-06-15 15:08:01 | あちこち自然探訪

 6月8日、和泉葛城山に登るつもりも午後から悪天候雷雨の予報により、登山をあきらめ、山麓部で観察することにしました。
 東岸和田から塔原(岸和田市)まで入り、和泉葛城山への登山道を途中枇杷平で蕎原(貝塚市)へ下りる。この途中はシイやコナラの大きな木が目立ちます。
 蕎原に下り、川沿いに上流へ。そぶら山荘や河原沿いの園地を過ぎ、本谷林道に入ったところでアサヒナカワトンボやカワガラスに出会いました。
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途中の道沿いでは蛇がとぐろをまいたようなトガリハチガタハバチ。
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カラムシではおなじみのラミーカミキリ。
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謎の虫。調べたところ、体に糞をまとうところがユリクビナガハバチの幼虫に似ていますが、褐色のところ黒いのがどうなのか?
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スジグロシロチョウ。山間部の白い蝶はモンシロチョウではなくこちらでした。しかし、エゾスジグロとスジグロは区別が難しい。
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イシガケチョウもじっくり見ることができました。キヅタにとまっていますが、このすぐとなりに食草のイヌビワがあります。
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そのイヌビワの若い葉にイシガケチョウの卵。盛んに産卵行動をしていました。
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蕎原の田んぼにはシュレーゲルアオガエルの卵塊が見られました。声も聞けました。
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同じく田んぼではツバメが泥集め?
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子育て中のイシヒヨドリの親子。
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 蕎原は和泉葛城山の登山口として、つい急いでしまうため通過するだけのことが多いですが、里山らしい自然がたくさん見られる場所でありました。