京都のふちつまり盆地のすみ、山にかかる手前のあたりを時計回りに歩いてぐるっと回ることにしました。最初は嵐山から歩き始めて仁和寺まで行ったのですが、写真をあまり撮らなかったので、いずれ紹介することにして、今回はその続き仁和寺~鷹ヶ峰を歩いたコースをふりかえります。といってもあれやこれやを脈絡なく見ていく道程なのでなにかすごい結論が出るとか期待しないでください。(歩いた日2015年2月7日)
出発は嵐電の御室仁和寺駅から。駅からみた仁和寺山門です。
仁和寺山門を入ったところ。緩やかな上りになっています。
有名な御室のサクラです。その正体は・・・。
サクラの根元で切って萌芽させて作った樹形ということですね。
境内の松林は伝統的というか由緒正しい松林の姿。恵瓊さんの絵に出てくる松林の感じですね。
スギ花粉は準備万端。真っ赤です。
奥のお堂は桧皮葺きですが、手前の建物は萱葺きじゃないかな。
仁和寺のハクセキレイ。
仁和寺御室会館のカフェ。土産物屋もありますし、宿坊もあります。
仁和寺~金閣寺までの道はきぬかけの路と名付けられているそうです。
上の看板の下あたりの法面にオオイヌノフグリが咲いていました。
龍安寺に至る途中のマンションに設置されている携帯電話の電波塔(っていうんだっけ)。色を壁と同じにして環境配慮?
道沿いの灌木。ハゼノキと思われます。
龍安寺のサザンカに来たメジロ。このほか道中で見た主な鳥はシジュウカラ、エナガ、コゲラ、ヒヨドリ、イカルなど。
ところで、龍安寺門前は土産物屋や飲食店が少ない。お寺の道路側は植栽やへいが続き、静かな印象。この中はすぐお寺かと思っていたら、一筋お寺側に入ったところに土産物・飲食の店が並んでいる小ストリートがありました。これも景観配慮か。
造園屋さんの資材置き場に立ち並ぶ灯篭群。
道路沿いに多いアベマキの若木。林内に入ると暗くてこうした若木は見当たらない。攪乱の多い林縁こそこうした雑木のふるさとかな。そういえばマント群落という用語。知ってから数十年、これぞマント群落というものを見たことがない。
立命館大の近くで見られるきれいな互層。金閣寺の駐車場のあたりは小石の混じった新しい地層だった。
堂本印象美術館。
美術館の横から脇道に入る。
このあたりアラカシのうどんこ病が多いみたい。株によって症状が出ているもの(白い)と出ていないものがあって、まだら模様。(垣根なので株がまじりあっているが、症状の有無でどこまでがひとつの株かあるていどわかる。)
金閣寺の道沿いから見える切り株。何の木だったんだろう?
同じく金閣寺で先端が切られたマツ。史跡の緑も世代交代の時期か?
同じく金閣寺の道沿い。ここも木が枯れたようだ。景観に配慮した植栽準備中とある。何を植えるんだろう。ウバメガシの若木はありましたが。
上のつづき、昆虫が多いのだろうか?
その続きのあたりの地層。新しい地層みたいです。
鏡石通沿い、「しょうざん」の近く。道路際の水路の中にカワニナがいる。
しょうざん入口の反対側あたり。人の手がかかっているんだと思うけど、いい感じの小川が流れています。〇〇〇出るかな。
その先、道沿いのケヤキ、左側は川。みんな川側に傾いている。よく見ると道路側は伐ってある。
住宅地の中に突然北山杉。私はこの美学はよくわかりません。
北山杉のある地域の東側が鷹が峰。途中がお土居のある地域らしい。
鷹ケ峰につくと、煙ですすけた建物が。有名な醤油屋さんでした、醤油さんの前の土天井バス停で本日は終了。北大路に出て帰りました。北大路のビブレにビゴの店(パン屋)があったのにびっくり。神戸の店とは少し置いてあるものが違っていました。