月例のユニトピアささやま里山再生活動。年内最後の活動です。
川北黒大豆の畑も静かです。
本日の作業は1月17日震災の日に使われる竹灯籠の切り出しとオオムラサキ幼虫の探索と捕獲。
竹灯籠はエコリレーが毎年一部を供給しています。410本できましたが、品質検査で選抜されて350本ぐらいになるようです。
さて、私の担当はオオムラサキ幼虫の探索。8人の参加者がありました。昨年と同じ場所をさがしました。オオムラサキを取りに来る人がいるとかで、幼虫を捕獲して春まで一時避難させます。みなさんみつかるたびに歓声をあげていました。
オオムラサキ15個体と近縁のゴマダラチョウ14個体がみつかりました。
こちらはゴマダラチョウ。突起が3対です。
こちらはオオムラサキ、突起は4対です。
写真が傾いたままですが、この木がエノキ。ただし、こうした根元が何にも覆われていないところではみつかりませんでした。根元が常緑樹などで隠れていて乾いているところがいいみたいです。
珍しいことにカラスザンショウの木がありました。
棚田地区に戻りまして、これはナラ枯れで伐採した2本目の木。年輪を部分部分で数えてもらいました。のちほど報告します。
作業終了後、植物保護のためにネットで囲っているところを点検しました。
ここは最も広いところですが、シカが入ってササを食べたのかなあ?と疑わせる感じがありましたが、この時期シカにあるていど上にかぶさっている草を食べてもらうことは、むしろ下に隠れている草にはいいことなのかもと思ったりして・・・。
棚田のそばのイチリンソウが見つかったところは川の増水の影響を受けていました。
表面が流されています。はたしてイチリンソウはどうなったやら。
ここは別の保護区の外側ですが、明らかにシカにササが食べられています。
ドウダンツツジの新芽がきれいでした。
篠山口駅までの帰りの沿道で気になる樹木の列植。ポラード仕立てになっているみたいです。はさがけの木?
こちらもはさがけの名残?