サラサヤンマ

　少し前の写真なんですが、里山でみつけたサラサヤンマ、絶滅危惧種に指定されていますが、現地では棚田沿いに何個体も見ました。棚田の半分以上は休耕田または放棄田です。

　サラサヤンマやシオヤトンボ、ヒメアカネなどをいわゆる「里山地域」で確認するんですが、放棄された水田や里山で確認した場合はたして里山の昆虫と言い切っていいものかどうか？悩みます。

 

 

 

 

雨後の景色

　雨が上がった後の一瞬、雲間から太陽の光が降り注ぎました。この後太陽が姿を現し、この光景は消えました。

10日の浜寺 バッタと水路の生物

10日、浜寺公園バッタの原っぱの昆虫調査と水路の柴漬けの回収を行いました。昆虫で新しいものとしては、Y君がみつけてくれたオケラが加わりました。またエノキの上でエノキハムシ？がいました。

オケラ

ショウリョウバッタ幼虫

イボバッタのかわいい幼虫

ツユムシ幼虫

ホシササキリ幼虫

水路ではケフサイソガニ、ユビナガスジエビ、ユビナガホンヤドカリ、ヨコエビ類、ハゼなどが捕獲できました。季節が進んだということで前回よりは増えています。また、イッカッククモガニがでました。これは外来種ですが、青潮などに耐える能力が高いらしいです。

イッカククモガニ

トノサマバッタの毛

　少し時間がたってしまったのですが、バッタの原っぱのマーキング調査1回目のときにみつけたトノサマバッタ。透明な後翅と模様のある前翅がはえかけていますが、そこから毛のようなものが！これは脱皮の名残らしいです。

マダラバッタ幼虫

5日に浜寺公園バッタの原っぱで確認したマダラバッタのかわいい幼虫です。

このほか、ショウリョウバッタ、イボバッタ、クルマバッタモドキ、トノサマバッタの幼虫を確認しました。オンブバッタはまだのようです。