海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

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国立科学博物館 鳥類の多様性展ほか

2012-10-11 23:29:52 | あちこち自然探訪

 週末に東京の国立科学博物館などに行ってきました。博物館ではいま鳥類の多様性展を開催中。見ものは世界に3体しかないというカンムリツクシガモのうち、2体の展示。
 鳥類の多様性展は期待ほどではありませんでしたが、科学博物館は最近、人類史や生物多様性の展示が充実し、話をするときの参考になる素材がいっぱいです。ハチ公や南極のジローのはく製もあります。栽培菊を交雑で生み出した野生キクの展示もおもしろかったです。
 細胞や微生物研究の歴史で有名なレーエンフックの顕微鏡や、有名な320万年前の猿人ルーシーの復元像など生物学や人類学のテキストにかならず出てくる展示がここでは見られます。またフーコーの振り子の実験も休みなしで行われていて、地球の自転によって振れる角度がかわっていくのが観察できます。

フーコーの振り子①

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フーコの振り子② ①からしばらくたったもの。ライトの点灯している左を振り子が通過しますが、点灯部分が広がっています。

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 科学博物館では特別展「元素のふしぎ」が開催されていましたが、このテーマでも雨の中20分待ちの行列。さすが東京と思いました。

元素のふしぎ展の行列121007_143605

しかし、上野公園一帯はツタンカーメン展も長蛇の列、動物園はあたりまえ、全部あわせるとすごい人口密度でした。もちろん科学博物館も大人気でここもひとつのエンタテイメントスポットです。ぜひみなさん行ってください。

スカイツリーを臨む西郷さん

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ついで?に東京駅 ここも観光客でごったがえし

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実は今回の本命は東京現代美術館で開催された庵野秀明館長 特撮博物館。30分待って入りましたが、楽しかったです。映画「巨神兵東京に現る」も良かったです。写真は日本家屋から外の景色を見るというミニチュアセット。特撮博物館は8日で終了しましたが、来年全国巡回の企画が検討されているそうです。

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おまけ、動物園にあったクリちゃんの注意書 これをクリちゃんとわかる人どれだけいるかな?

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もんどり失敗

2012-10-09 16:46:06 | 浜寺公園の自然

 浜寺公園水路でもんどりを使ってカニやエビを捕まえられるか?これまで柴漬け、カニカゴなど実験してきましたが、今回、もんどりを使って実験しました。
 エサはキビナゴ、たくあん、するめの3種。10月5日にしかけ、翌6日に回収しました。
 しかし、結果は写真のとおり。チチュウカイミドリガニがキビナゴを入れた大きなセルビンに1匹、小さなケフサイソガニがたくあんのしかけたペットボトルもんどりの中に1匹。残念ながら失敗でした。
 やはり柴漬けが今のところ一番効果があるようです。
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考えないといけないこと

2012-10-01 19:25:49 | 自然

 先日来、自然保護の世界ではいろいろな問題にだれも手を付けないまま放置されたものがたくさんあるなあという経験をしています。
 そのひとつは、自然観察における「採らずに見よう。」が正しいかという問題。それはあたりまえみたいな雰囲気のグループがある一方で反論を試みる人はいるけれど、この件について誰か実証的に検証している人はいるのかという問題。

 ひとつは、ボランティアについての考え方の問題。数年前、行政がコーディネートし、企業が資金を提供し、市民が労力を提供するという3者協同論が提唱された。これはいまどうなっているのか?現時点では景気の冷え込みで企業が資金を提供するというのは難しくなっている。そもそも公共に対しては税金で手当てすべきではという議論もある。先の3者協同論は民活路線にのって行政の都合に合わせた提案のような感じも否めない。・・という点で原論的なものはこの件に関してあるのかという問題。

 ひとつは大阪市の今の施政方針の中でやはり大阪南港野鳥園も俎上にのせられている。昔から生態公園には解説や調査をする人材が不可欠だという議論があったが、こうしたことがいまだに定着していないのは何が足りないのかという問題。

 最後は、こうしたことをだれが考えているのか?誰も考えていないのか?という問題