写真:薬草園のねむの木(マメ科)
名前の由来は、葉が夜になると合わさり閉じ
木が
眠っているように見える事から“ねむの木”と付いたそうです
(昼と夜で、葉の細胞内圧力が変化するからだそうです!)
花の雄しべを絹に見たて、シルク・ツリーとも呼ばれたり
古くは、この木を植えると人の怒りを除き、若葉を食べると
五臓(肝臓・心臓、脾臓、肺、腎臓)の負担を和らげるとあり
薬草の一種なんです
また、夫婦円満の木
万葉集(7世紀後半)には
“昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木(ねぶ)の花 君の見めや
わけさへに見よ”
昼は咲き、夜は恋つつ眠る木を一緒に見たい
と言う詠も残っています
薄紅の花と眠る葉は、古の人々に、円満の木に映ったようです
おまけ:五臓六腑
六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦(リンパ管))
暑い夏、みんな、お体を大切にお過ごし下さい
写真:宝塚劇場100周年・私は、宝塚を初鑑賞です
「ベルサイユのばら」上演は、40周年を迎え
観客者数.500万人を突破!!
物語の主人公オスカルは、軍人としての使命と
女性としての愛に揺れる麗人として
激しく、切なく、そして美しく描かれていました
◆オスカルが、白馬にまたがりクレーンでつり上げられ舞うシーン
◆争いの前線に向かう事となるオスカルが、アンドレに
「今宵、一夜あなたの妻と呼ばれたい」というシーン
◆フランス革命.バスティーユで銃弾に撃たれ亡くなるシーン
(7月14日は、オスカルの命日だそうです)
劇場内の老若男女が、すすり泣くのを聞きました
私は、これが、宝塚なんだ!100周年公演なんだ! 感動!
オスカルが、白バラと呼ばれ慕われる理由がわかりました
バラの花は、女性にとって特別な花なのかもしれません
そして、バラほど“ 愛の花言葉 ”を多く持つ花はありませんね
おまけ:宝塚ジェンヌ用語“ 目が咲く ”
つけマツゲをした、パッチリ目を言うそうです