震災から 10年。
あの日、私は耳の手術日でした。
麻酔から覚めると、世界は変わり果てていました。
あれから10年たって、先月再手術をしました。
入院の2日前に、また地震があって
ヒヤヒヤしましたが、無事に終わり
ホッとしています。
そして、入院中 暇だったので読んだ本。

息子が夏休みの読書感想文で選んだ本です。
「渋谷の農家」小倉崇 著
ざっくりいうと
いろんな気づきがあって、惹かれる農家と出逢い、とうとう渋谷のビルの屋上で農業を始めるというお話。
土に触れたくなる・・・
そういう人が、震災の年辺りから
増えたように思います。
昔は、自然のあらゆるものが神で、
敬い尊重して生きてきたのだと思います。
お米がお金の代わりになって、
税金とか、登記とか、商標登録とか
すっかり価値観が変わっていって。
神というものが、どんどん誤解されて
幸せがなんなのか、分からなくなって。
便利になればなるほど、精神的に
不安定になり・・・
でも、それで、やっと自分の心と
向き合うことが出来たんじゃ
ないかなぁ、と思っています。
・・・・・・・
今回は、切開する手術だったので、
まだ傷口の縫い目があり、
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの
ジャック・スケリントンの口みたいに
なっていますが…

自分の治癒力を信じて、少しずつ
復帰していきたいと思います。
自分らしさランキング
病が治るのも、自然なコトですね
