おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ

2007-07-13 23:46:08 | 邦画
『 ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ 』
[監][脚]前田哲
[案]岩貞るみこ
[歌]みつき
[出]松山ケンイチ 高畑充希 西山茉希 山崎努 永作博美 池内博之 坂井真紀 利重剛 田中哲司 上間宗男

 沖縄の水族館で人気のバンドウイルカ・フジ。
その尾ビレが突然、壊死してしまう。獣医の一也たちは原因を突き止められず、やむをえずヒレを切断。
もう一度、泳がせてやりたい一心でフジに人工尾ビレを着けようと試みる。

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07/07/13 【 ◎・☆ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ



 心温まり癒される映画でした。
実話をもとにした感動ドラマと言うことで、涙腺の弱い私は号泣覚悟で行ったのですが、
ジーーーンと来る程度で意外と泣かなかったです。

イルカは利口だと言うのは知ってはいましたが、ほんとに利口なんだなぁ~と
あらためて感心させられました。。。

尾ビレがなくなったイルカに尾ビレを着けるか着けないかを選ばせると言うシーンには
感動でした。
どのようにして撮影したのか・・・?
イルカが自分の意志で尾ビレを着けたいと選択するなんて・・・
CGのようには見えないし、エンドロールでは実在するイルカ達の名前が出てたから、
本当に尾ビレがないイルカを使って撮影されたんだろうなぁ~・・・

アメリカで海がめのヒレ(手?)をGOODYEAR社が作ったと言うことに目を付け、
ブリジストンに尾ビレを作ることを依頼すると言う発想も凄いと思ったし、
それを作ることに賛同し、成功させた日本の技術も素晴らしいと思った。

壊死してしまった尾ビレを切除され、泳ぐことができず浮いてるだけだったフジが、
試行錯誤を重ね、改良されて行く尾ビレを着けて泳げるようになり、
芸らしい芸もしなかったと言うのに、最後にはハイジャンプまでやった!
跳べた時には拍手を贈りたいほどの感動でした。

獣医役の松山ケンイチが今まで観た彼の出演作のどれよりも可愛く見えました。
やっぱり、動物と触れ合うっていいことなんだなぁ~と、
演技には見えない彼の自然な表情を見て思いました。

沖縄には行きたいと思っていたのですが、次の旅行の候補地は沖縄に決定かな・・・?(笑)
そして、フジに会いに行きたいな~♪
頑張って旅行の積み立てをしなくてはっ!

07-89 京成ローザ

傷だらけの男たち

2007-07-13 21:29:12 | 外国映画
『 傷だらけの男たち 』
監][製][撮]アンドリュー・ラウ
[監][脚]アラン・マック
[歌]浜崎あゆみ
[出]トニー・レオン 金城武 スー・チー シュー・ジンレイ チャップマン・トウ

 ある日、刑事ヘイの新妻スクツァンの父が惨殺された。
彼の死に疑問を抱いたスクツァンは、ヘイの親友で元部下だったアル中の探偵ポンに捜査を依頼。
やがて調べが進むにつれ、ヘイの不可解な行動が明るみとなってゆく。

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07/07/11 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ



 『 インファナル・アフェア 』シリーズの製作チームと、主演のトニー・レオンが再結集
と言うことでちょっと期待して観たのですが、内容は何とか把握はできたものの、
中国系の名前が「どれが誰?」って感じで覚えられなくて・・・
俳優さんの顔を見ている限りではストーリー展開はとても分かりやすいのに、
名前が重なってくると「え?今のは誰の話だったの?」と混乱してしまい、
観終わったあとにもう1度観直さなくては分かりづらいと思えるほどでした。
(似通ったカタカナの名前が覚えられなかった私だけかも知れませんが・・・)

トニー・レオン演ずる刑事の不可解な行動と言っても、
最初から犯人を見せているので、全然サスペンスタッチではないのですが、
犯人が犯行に及ぶまでの過程を解き明かして行くうちに徐々に明らかになって行く
背景や心理描写などが哀しく描かれているとともに、
それを調査する探偵にもまた哀しい心の傷があると言う、
まさに邦題『 傷だらけの男たち 』がピッタリの映画でした。
でも、原題の『 Confession of Pain 』でもいいと思う。

知らなかったのだが、エンディングテーマが日本語で流れ始めた時にはビックリ!
聞き覚えのある声なのだが誰だか分からず、エンドロールを見て浜崎あゆみと判明!
製作者からの熱烈な要望で浜崎あゆみの歌を提供することになったらしい・・・

『 インファナル・アフェア 』をリメイクした『 ディパーテッド 』の
デカプリオがリメイクを決定しているらしく、今度はどんな作品にリメイクされるのか
ちょっと楽しみではある。

07-88 TOHO

ボルベール〈帰郷〉

2007-07-13 20:41:38 | 外国映画
『 ボルベール〈帰郷〉 』
[監][脚]ペドロ・アルモドバル
[出]ペネロペ・クルス カルメン・マウラ ロラ・ドゥエニャス ブランカ・ポルティージョ ヨアンナ・コバ

 10代のころ、わかりあえずに反発していた母を火事で失ったライムンダは、やがて15歳のひとり娘をもつ母となった。
そんなある日、死んだはずの母親を見たとの知らせを聞いた彼女は、孤独な少女のように母の愛を求める。

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07/07/11 【 ○ 】
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 『 トーク・トゥ・ハー 』の監督の作品だと言うことで観てきました。
『 トーク・トゥ・ハー 』でもちょっと重いテーマが入っていたのですが、
今回もやはり衝撃的な内容が織り込まれていました。
『 トーク・トゥ・ハー 』では、看護士(確か自閉症気味だったと思う)が
交通事故で植物状態になって入院している密かに憧れていた女性を妊娠させると言う
考えられないような設定でしたが、今回はそれよりももっと濃い内容でした。

死んだはずの母が生きていた!?
・・・となると、母だと思っていた遺灰は誰のもの!???

反発していた理由はなぜ!?

娘に襲い掛かってきた災難は!?

ミステリータッチではあるのですが、次から次に明らかになってゆく真相に
ある程度の予想はつきながらも目が離せず、読み通りなのだけど引き込まれてしまいました。

紹介文の中で笑いがあるとあったのですが、コメディー的な笑いではなく
ちょっともの哀しさを誘う笑いでした。

ペネロペ・クルスが逞しい母親役を演じてましたが、
娘になった時と母親になった時の演じ分けが見事でした。
そして、歌も披露してくれました。

07-87 TOHO