おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

母の見舞い

2007-07-28 22:54:41 | 日記


 2ヵ月半ぶりに母の見舞いに行って来ました。

いつものように「誰か分かる?」と定番の質問をすると、
母 : 「分かるよ」

私 : 「誰?」

母 : 「お姉さん」

私 : 「こっちは?」

母 : 「お兄さん」

弟 : 「あれ~?あんたお兄さんっておったっけ?」

母 : 「うん、おったよ

弟 : 「そしたら、名前は分かるかね?」

母 : 「さぁ~、なんやったろうか?忘れたが・・・」

今日は名前すら思い出せなかったようだ、、、。

しかし、
母 : 「あんた達久しぶりやね!?」

私 : 「そうやね、5月に来たから2ヶ月ぶりやね」

母 : 「いや、もっと来とらんよ!?」と時間的感覚はあるみたいだ。
確かに母の言う通り、母の日に見舞いに行ったきりだから
前回行ったのは5月13日なので2ヵ月半経っている、、、。

私 : 「そうやね、2ヶ月ちょっと経っとるね」

母 : 「今日は面会の人が多いが・・・」

私 : 「休みの日やから多いんやろね・・・私達が来るの待っとった?」

母 : 「いいや、待っとらんかったよ」

私 : 「なんで?」

母 : 「私は独りぼっちやて思うとるから・・・」

私 : 「独りぼっちやないやん?私達がおるやん!?」

母 : 「あんた今日は子どもはどうしたん?いっつも一緒に来とるやない?」

弟 : 「今日は塾の夏季講習に行っとる」

母 : 「ふぅ~ん、塾に行きよるんかね?」

弟 : 「昨日まで学校で今日から夏休みやったんよ」

母 : 「あんたとこは1人しかおらんやったね?」

弟 : 「うん」

母 : 「あんたとこは何人やったかね?」

私 : 「娘が1人で息子が2人よ」

母 : 「あんたとこ子どもはどうしよるん?」

私 : 「もうみんなアルバイトしたり、仕事に行ったりでおらんよ」

母 : 「そうね、おらんの?・・・ あんた達久しぶりやね!?」
と、後は同じ会話を3回も繰り返し、
3度目になった時には弟は「その話はさっきしたやん!?」と言い出したので
「そろそろ帰ろうか?」と弟を促し、母に「また来るね」と別れを告げた。

マウスで実験して成功したと言うアルツハイマーの薬が人間に常用されるようになるのはいつのことだろう~・・・?
私はとっくの昔に諦めきってしまっているのだが、弟の対応を見ていると内心は悲しく情けないんだ
ろうな~・・・?
と思った。弟には何度も同じ話をする母を受け入れること派でいなかったんだろうね・・・?


イタリア的、恋愛マニュアル

2007-07-28 09:17:00 | 外国映画
『 イタリア的、恋愛マニュアル 』
[監][案][脚]ジョヴァンニ・ヴェロネージ
[案][脚]ウーゴ・キーティ
[出]シルヴィオ・ムッチーノ/ジャスミン・トリンカ/マルゲリータ・プイ/ディーノ・アッブレーシャ

 不幸な青年トンマーゾは理想の女性ジュリアと出会い、毎日のようにデートに誘うも、彼女の返事はいつもNG。
トンマーゾはある日、寂しさから元カレと付き合っている彼女に強気な発言をするのだった。(『トンマーゾ&ジュリア』)

≫≫ 公式サイト

07/07/27 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ



 面白かったです。
イタリアは陽気でいいですね♪
“恋は盲目”とはよく言ったもので、周りの声は聴こえないし、
覆いをつけられている競馬馬のように脇目も振らず一直線!
「言わなくても分かるだろう」と言うような日本の男にああ言うところが欠片でもあればいいのにと思う。(笑)
注)日本人の男すべてがと言ってる訳ではないのであしからず・・・(苦笑)

4組の男女の話をオムニバスストーリーとして作ってあるのですが、
どのお話もどこかで何かが微妙に繋がっていてそれがまた楽しかったです。

2話目の“危機”に関してのお話は、長年連れ添った夫婦にはどこでもありがちな内容だったのですが、
うんうんと頷けるほどとてもよく分かる話だったのですが、
「それでどうなったの…? それで終わり…?」と言うような終わり方で
これはマニュアルになってないじゃん!?だから一体どうすればいいのよ!?
とちょっと消化不良的な終わり方でしたが、後の3話はそれぞれ楽しくて
4話目のお話なんかとても悲惨で悲しい内容だったはずなのに
結末がほんわかと心温まる終わり方で、またラストシーンの海辺の景色がとてもよかったです。

観終わった後「イタリアに行きたい~」と友達と2人で口を揃えて言ってしまいました、、、。(笑)

07-101 シネスイッチ

サイドカーに犬

2007-07-28 08:54:24 | 邦画
『 サイドカーに犬 』
[監]根岸吉太郎
[原]長嶋有
[脚]田中晶子ほか
[歌]YUI
[出]竹内結子 古田新太 松本花奈 ミムラ 鈴木砂羽 トミーズ雅 温水洋一 樹木希林 椎名桔平

 母が家を出て行ったある夏の日、10歳の薫の家に“ヨーコさん”は突然やってきた。
ヨーコはドロップハンドルの自転車を乗り回し、大口で笑い、煙草を吸い、ケンカも強い。
なのに、ほろりと涙を見せる一面も。母と正反対のヨーコの姿に戸惑う薫。
しかし次第に、さっぱりとカッコ良く生きているヨーコに憧れや友情のような感情を抱いていく―。

≫≫ 公式サイト

07/07/27 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 ままと言うか、なんと言うか…
10歳の少女の目から通したヨーコさんの姿や生き方を描いているような感じだったのですが、
それだけにすればよかったのに、20年後の少女が出てきたりするから
「だからどうしたの?」と言う変な感じを受けてしまった、、、。
20年後の“少女=私”を出すのであれば、20年後も変わらず元気にカッコよく生きているヨーコさんを見せて欲しかった。
観客に「想像しろ」と言うことだったのだろうか・・・?
ちょっと中途半端な終わり方のような気がしてた、、、。

少女・薫から見たヨーコさんは逞しく、豪快で、潔く、かっこいい!
でも、それは自分をそのように変えていこうと必死で装っていると言うか、
頑張って突っ張って走っているように見えた。
だから、少女には理解できない“突然の涙”があったのだろう~…
伊豆の海岸で亀の手を採取しながら語った自分の少女の時の想い出が
今のヨーコさんに変わって行こうとするきっかけだったのかも知れない、、、。

「自分を変えなきゃ!」 「何とかして変わらなきゃ!」と言う思いには共感できるものがあった、、、。
あんなにカッコよく生きることができたらどんなにいいだろうな?とは思うが
実際問題としては無理だろうし、疲れるだろうなと思う。

理解不能だったのが家出をした母親
子供を残して何も言わずに出て行ったのなら帰ってくるなよ!と言いたい!
「人様の家に無断で上がりこんで、いったい何様?」と偉そうに言える分際ではないと思う。
勝手に出て行ったくせにある日突然舞い戻ってくるあんたこそ何様だよ!?って思った、、、。
出て行って、また戻ってきて子供を連れて行くのであれば、
最初から子供をつれて出て行けばいいことではないか!?
自分勝手もいい加減にしろよ!と憤りを感じずに入られなかった、、、。

樹木希林のばあちゃんがすっごい笑えた。
それから、古田新太がやっていた中古屋にあった車がすっごいなくかしかった!
ホンダN360や、箱スカ、ケンメリのスカイライン等…
箱スカなんてかつて乗っていたからめっちゃジーンときてしまった、、、。

07-100 シネスイッチ