東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

友達100人

2008-11-28 17:29:16 | 息子 my son
今週の初めに息子と河口湖町の中学校見学に行ってきました
あらかじめ町役場の教育担当の方に連絡を取って
学校の転入担当の先生に話をしてもらっていたので
スムーズに2校回れました

1校は県内でも4番目に人数が多いという大きな中学校
とはいっても1学年6クラスですから
首都圏のマンモス校ほどではありません
もう1校は全校生徒100人ちょっと
全学年が1つのフロアに収まっていて
給食はみんな集まってホールで食べる、という
アットホームな学校でした

100人といえば
いまの小学校の1学年の人数です

 1年生になったら
   1年生になったら
   ともだち100人できるかな~

という歌がありましたが
(そしてこの歌は小学校に入学したら、という設定だと思いますが)
この100人の中学校はまさにそんな感じです

息子もなんとなく100人の学校のほうが気に入った様子
ただサッカー少年の息子にとっては
男子の運動部が野球部と卓球部しかない、という
問題点が残りますが…

「生きる」

2008-11-27 12:11:29 | 息子 my son
先週の土曜日、小学校で授業参観があり
学習発表会の練習風景を見学させてもらいました

ときどき行われる学校行事に参加するたびに
「少年」「少女」という
人生のうちでもほんのひとときの輝きを放つ
子供たちの姿に感動することが少なくないのですが
今回もその例に漏れずとても楽しませてもらいました

演目は学年全体による谷川俊太郎の「生きる」の群読です
かなり長い詩なのですが
ただクラス単位で順番に読むだけかと思っていたら
とんでもない!
1行ごとに数々の趣向が凝らされていました

クラス単位はもちろん、男女別、ソロパートもあり
他にもささやき声や輪唱のように声を重ねたりと
かなり難易度が高い群読です

先生の指導もとてもわかりやすく丁寧で
生徒の声に耳をじっと傾けては
辛抱強く練習を重ねていました

「『いま地球が回っているということ』のあと
 女子だけで『地球は回っている!』と入ります
 ここは、いま私たちの立っているこの地面が
 休まず回り続けていることを知った
 驚きを表現してみよう」

「『自由ということ』、の『自由』は
 いま自分たちに自由を!と強く求める気持ちで」

「ささやくパートは、声は大きくなくていいので
 口を大きく開けて息を沢山出す感じ」

「この段落がおわったあとは2拍ぶん間隔をあけましょう
 聞いている人に想像する時間をあげてね」

たぶん、一生懸命声を発している子供たちは
詩の内容や演出にいちいち感動したりはしないのでしょうけれど
聞いているこちらは
「いまどこかで産声があがるということ
 いまどこかで兵士が傷つくということ」
などという言葉を聞くと涙が出そうになりました

本番の発表会が楽しみです

年齢制限

2008-11-20 17:24:27 | 仕事 work
今月の初めのことですが
久しぶりにハローワークのインターネットサービスで
求人の様子を見てみようと登録番号を入力したら
期限が切れていました

最初に山梨へ下見に行って
富士吉田市のハローワークで登録をしてから
もうそんなに経った?

あわてて仕事帰りに会社の近くのハローワークで
更新の手続きをしました

都内の夕方のハローワークには
会社帰りと見られる人が沢山いて
相談窓口も検索用パソコンもかなり埋まっていました
在職中で(たぶん)仕事探しているひと、
沢山いるんだなあ…

新しくもらった登録番号で
また最近、求人情報を見ていたら
めずらしく「おおっ、これはすばらしい条件!」という求人が
1件ありました
詳細を見てみたらなんと
わたしが数ヶ月前に引越しを決めてすぐの頃
あわてて履歴書を送ってそして書類で落ちた
その会社のその職種でした

あら、まだ決まっていないのね
もう一度検討してもらえないかしら
なーんて思ってよくよく見ると
「35歳以下募集」

なんだー
そうだったのか…
ガッカリしたようなちょっとホッとしたような

それにしても求人を出す会社のほうも
なんとものんびりペースな気がします
よっぽど人材を選りすぐっているのか
あまり応募がないのか
地方にしては本当にいい条件なんですけどね

ちなみにわたしが見る限り
「河口湖町」「正社員」「39歳」「福利厚生重視」で検索すると
一番よくヒットする求人はホテルです
観光地ならでは、ですね
土日出勤でさえなければ
フロントなんかもちょっと興味あるんだけどなあ

「ねえさん、事件です」なんてドラマもありました
懐かしい~

分かれ道

2008-11-14 12:59:45 | 準備 preparation for moving
先日、古い友人と久しぶりに会いました
あれこれ話をしてお酒も入っていい気分になったころ
「人生の途中で脇に逸れる分かれ道があった場合どうするか」
という話になりました
どうしてそんな話になったかは覚えていませんが…

友人はアッサリと
「いったん細い分かれ道のほうに行ってみて
 もし行き止まりだったら戻ってもとの道を行けばいい」
と言い、その理由は
「行っておかないといつまでたってもその道のことが気になるから」

ほほう
人によって考え方って違うなー
簡単に戻れる、と思っているわけね
軽い気持ちで枝道に入ってやっぱりイヤになって
もとの場所まで戻ろうとしたら
がけ崩れでふさがれていて二度と戻れなかったりしたら
ちょっとしたパニックになるかもね

友人はもう妻子もある男性でしたので
そのたとえが恋愛に及んだ場合を想定しつつ
「わき道を選ぶなら二度と戻れない覚悟で行け」
と言ってみました

それに、わき道に行ってみたい理由が
「行かないと気になるから」だったら
逆にわき道を進むと本線が気になるのでは?とも思いました

何かを選んだら、選ばなかったほうの選択肢については
もうきれいさっぱり忘れることですね!

あとで「あちらにしておけばよかったかも…」などと
くだらないことで悩まないためには
選ぶにあたって自分に出来る限界まで考えて悩んで
それから決めるしかないと思います

そんな話をしていたら
映画「ビッグ・フィッシュ」を思い出しました
2人で旅をしている主人公(←ユアン・マクレガー)が
道の分岐点で
「ぼくはこっちを行ってみるからこの先でまた会おう」
と、先の見えない細い道を一人で行くことを選びます

連れが
「そんなことを言って俺から逃げるつもりだろう」
と怪しむと
「それじゃあこの荷物を預けておく」
とニッコリ笑ってたったひとつの荷物を連れに預けて
手ぶらで歩き出します

ここでは枝分かれした道は行き止まりであるはずはなく
分岐点まで戻るつもりも毛頭ない、ということでしょうか
やっぱりひとそれぞれだなあ

ちなみに枝道を進む主人公はその後
数々の災難に見舞われます
死にそうな目にも遭いますが
子供の頃、魔女の目に映る「自分の死に方」を見ていたために
危険が迫る度に
「僕の死に方はこうじゃないはずだ!」
と強く思うことでくぐり抜けます…

「ビッグ・フィッシュ」はなかなか素敵な映画で
個人的におススメです

想像

2008-11-12 17:30:06 | 準備 preparation for moving
通勤のお供にほぼ常時図書館で本を借りています
満員電車の不快感から少しでも逃避するために
本の世界にのめり込める小説が主ですが
ついつい気に入った作者の作品に偏りがちになります
それで、ときどき友人知人にオススメを聞いてみます

少し前に会社の読書家の同僚から
映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の原作本が
けっこう面白かったと聞き、早速借りてみました
わたしにとっては目新しいジャンルで
入っていくのに時間がかかりましたが
慣れてくると話に引き込まれて読みごたえがありました

ラストシーンがかなり気になる終わり方で
調べると続編がいくつか出ていたので
今はそのひとつ「ヴァンパイア・レスタト」を読んでいます

「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」は文字通り
人間の記者がヴァンパイアにインタビューをするという
形式をとっていますが
原作の題名は「夜明けのヴァンパイア」です
そして続編では、この人間の記者が執筆し出版された本である
「夜明けのヴァンパイア」を読んだ、
作中に登場する別のヴァンパイアが主人公となって
新たに自伝を書く、という
ちょっとややこしいような入れ子のような構成です

かつては人間で
あるきっかけでヴァンパイアになった登場人物が
人間を評して言うせりふに
「想像できるということは即ち実行できるということさ」
というものがあります

作中でヴァンパイアは人間にはない多くの能力を持ち
さまざまな芸当をして見せますが
彼らはみな最初のうち、
そんなことができるとは夢にも思わないのに
自分の能力に次第に気づいていきます
そのあたりはどちらかというと獣に近いように思います

それに比べて人間は確かに
やりたいこと、望む状況などをまず思い描いて
そしてそれを実現させていく、
という手順を踏むことが多いかもしれません
イメージトレーニングという言葉もあります

わたしもわりとその「想像する力」のようなものを信じています
目には見えませんがたぶんかなりの力だと思います

引越しにあたって住む場所も仕事もまだ白紙ですが
そして今調べている限りではあまり楽観視できないのですが
なぜかあまり不安はなくて
なんとなくこんなところに住んで
こんな感じで働いて
こんなふうに暮らして
というイメージが断片的にですが
定まりつつあります

ただし、仕事については何故か
何パターンか浮かぶんですけど…?

今月末に平日に小学校が休みの日があるので
もう一度、河口湖町へ行ってみようと思います!

心境の変化?

2008-11-07 10:38:56 | 息子 my son
運動会の疲れもようやく取れてきました
というよりも1週間も引きずっていたことに
ややショックを受けています
でも良いニュースも

先日、フットサルのお迎えに行った時のこと
息子とチームメイトを車の後部座席に乗せての帰り道
なにやら宿題の話や算数の話をしていたら息子が
「山梨の学校は算数むつかしいかなあ?」
と言うではありませんか
チームメイトの子も別に驚いたふうでもなく
ふつうにしゃべっています

帰宅後、一緒にお風呂に入りながら
「ねえ、山梨に行くって学校の友達とかに話してるの?」
とたずねると
「うん。でもみんな『へっ?』って感じで信じてない人もいるけど」
あらら、いつの間にそういう気持ちになっていたの?

「友達になんで、とか聞かれない?」
「聞かれる」
「なんて答えてんの?」
「空気のきれいな所に引っ越すからって
 聞かれるたびいちいち説明してるんだよー」
「ふうん…」
いちいちってことは何人にも言ってるわけね

あらまあ
あらそう
ホントにびっくり

どういう心境の変化かしら
少年の心はよくわかりませんが
なにやら前向きな感じなのでまあよしとしますか

「ねえねえ、今度友達に理由を聞かれたら
 『お母さんがトヨエツと結婚することになったから』
 って言ってみてよ」
と言うと
「…ハァ」
「なによ、そのため息は」
「トヨエツなんてみんな知らないよ」
「なんで?あんなにかっこいいのに」
「それだったらオーランドブルームと結婚のほうがいいよ」
まあ確かにオーリーもトヨエツの次の次くらいに好きだけど

何はともあれ一番の難題が解決してよかったです

運動会

2008-11-03 22:51:53 | 息子 my son
3連休の真ん中の日曜日
気持ちの良い秋晴れの空のもと
息子の小学校で運動会がありました

今年で小学校の運動会は最後です
最高学年ということで役割も多く
前日の準備から始まって
当日は準備体操のお手本、低学年のお世話係り
高学年の花形競技「騎馬戦」では大将をつとめ
選抜リレーでも頑張りました

その甲斐あってか今年は逆転優勝!

赤、青、緑、黄の4色対抗で
年毎にチームは変わるのですが
6年間で優勝は初めてでした
これで気持ちよく山梨へ引っ越せるね!?

さて、一夜明けて祝日の今日
きのう大活躍の本人はケロっとしてサッカーの練習に行きましたが
一日中太陽の下でホコリにまみれて
観戦&撮影をしていただけのわたしは
グッタリと寝込む始末…
果物でビタミンを摂り
ピラティスで身体をほぐして
夜になってなんとか回復しました

ふだん陽に当たることが少ないと
ただ屋外にいるだけで体が疲れてしまいます

田舎に越したら
いまは地下鉄内で過ごしている毎日の120分間を
外で犬と散歩したいなあ


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