空の広さ

河口湖から町田に引っ越して
周りの景色を見て最初に思ったのが

「鉄塔が多い…」

そして

「山がナイ…」

丘陵程度なら見えるのですが
山と呼べそうなものは視界に入ってこない

全体的に

「空の面積が減ったなあ」

と思っていたのですが

たまたま
都心に住む旧友を近所に呼びつけて会ったときに

「うわー、空が広いねえ」

と言われて
ちょっとびっくりしました

広い？広くないよ？
建物とかけっこうあるじゃん！
あたしはなんかこう
もっと開けた感じでないと
空を広いとは感じられないんだけど

でも言われてみれば確かに
高層ビルや高速道路に埋め尽くされた都心から比べれば
はるかに建物は低くて少なくて
空も広く見えるのかもしれません

そしてまた最近
久しぶりに妹一家と家の近くで会ったときに
またしても

「空、広いね～」

と言われました

そうなの？
子供の頃住んでた新潟とか富山とか
覚えてないの？
広いっていうのはせめてあれくらいだと思うんだけど

東京生まれ・東京育ちの先の友人はともかく
幼少期を同じように田舎で過ごした妹にまで言われるとは

町田は空が広いのか!?

ちなみに
妹の今の住まいは渋谷区

仕方がないか…

コラボ

少し前ですが
富山の旧友が梨を送ってくれました
なんて立派な梨！

ノルウェーでお土産にいただいたお皿に…



初盛り付け



似合うわあ

富山とノルウェーのコラボでした

トマト味

ノルウェーのスーパーマーケットで売っている
オイルサーディンのたぐいのほとんどは
なんとトマト味です

でもよく考えたら
すごく便利

味が出来ているので
そのままパスタやパンにすぐ合わせられます

パッケージを開けると
真っ赤で最初ちょっとビックリしますが
慣れると平気



そしてなかなか美味しいです

増上寺

富山の旧友が上京ついでに
増上寺に参拝に行くというので
わたしも便乗させてもらうことにしました

お寺については
全くといっていいほど知識はなく
さして強い興味もないのですが
なんとなく狛犬がスキです

特にお稲荷さんにいる
お狐様がスキ

なんとなく
神々しいけれど近しい感じもします

東京タワーのすぐ近くにある増上寺は
あの大河ドラマで有名な江姫も奉られるているという
有名なお寺だそうです

あいにくその日は
何かの撮影中とのことで本堂には参拝できず…

それでも
友人のガイドがすばらしく
心静かに
有意義な時間を過ごせました

海外旅行をすると
観光として教会や大聖堂などを訪れる機会がありますが
日本ではわざわざお寺や神社には行きません

でも
今回友人のおかげで参拝をしてみて
さらに
きちんと御朱印を頂いている彼女の様子を見るにつけ
まずは日本の伝統的な文化を
もう少しちゃんと知りたいな、と思いました

撮影のせいで
境内にはガードマンのような人がたくさんいました

わたしたちは何も知らず参拝のために来たので
ごく普通に敷地内に入ったのですが

敷地の外には
明らかに撮影を見ることが目的の
双眼鏡を手にした何人かの女の子たちがいました

「誰が撮影してるんですか？」
と何の気なしに聞いてみると

「ヒュー・ジャックマンです」
との答え

ええええ～！
ビックリ

ハリウッド映画！？

あのヒュー・ジャックマンが
わたしたちの半径100ｍくらいにいるなんて
ちょっとステキ

雨が降ったりやんだりの
変わりやすいお天気でしたが

雨音にも負けず
本堂の中から
勇ましいかけ声がしばしば聞こえてきました
どうやら闘ってるシーンのようです

映画が公開されたら
是非観てみたい！

本堂をゆっくり参拝できなかったおかげで
時間が余ったので
他のお寺にも行ってみました

目黒の五百羅漢さんの近くで食べた
お蕎麦とあんみつ
美味しかったなあ



特にあんみつ
しばらくハマりそうです

世界でいちばん不運で幸せなわたし

夜遅くにテレビをつけていて
何の気なしに見始めて
ついつい
目が離せなくて最後まで見てしまった

という映画のひとつです





端から見ていると
子供の頃からずっと
2人が互いを必要としているのは歴然なのに

どうしてもまっすぐに向き合えずに
すれ違ったまま月日が流れます

1年会わなかったり
10年会わなかったり

すごく傷つけあっても
他の人と結婚しても

どちらもふたりの間の強い絆については
微塵ほども疑いを持っていないようにも見えます





フランス語の現題は直訳すると「子供のゲーム」ですが（たぶん）
英語のタイトルは

"Love me if you dare"

一方邦題では

「世界でいちばん不運で幸せなわたし」

どちらもわかる気がするけれど
でもやっぱり原題がいいなあ

ちなみに個人的には
主人公の男性が子供の頃の
病気のお母さんがとてもスキです

北欧つながり

ノルウェーで
「あっ、フィンランドと同じ！」
と思ったものがいくつかありました

ひとつは赤い実のたくさんなっている木
あちこちにありました





この実が多いほど
その年の冬は雪がたくさん降るのだそうです

それから
ねじれた木



白夜のあいだ24時間太陽を追いながら成長を続けるから、と
フィンランドで聞いたのですが
地元の人に話すと
「へー、知らなかった」
と言われてちょっと自信がなくなりました…

ちなみに気温は10～20℃の間だったと思います

少し高地に行くと



うわー、11℃！

「数日前は7℃だったから今日はまだいいね」

と言いわれつつ
フリースを借りました

この温度の表示されている両脇には
トロルの姿が描かれているとおり
ここは「トロルの小径」という観光名所

急な細い道を車でずっと登って行くのですが
カーブごとに名前もついていて
まるで日光のイロハ坂のようです



滝もあるし



何人かの外国人観光客が
写真を撮ったりしていました

もちろん町もあります（小さいけど）

日本で言う県庁所在地にあたる
モルデというところは
「バラの町」というキャッチフレーズがついています





バラって春の花かと思っていたけど
秋咲きもあるのね

モルデはフィヨルドのほとんど海に近いところにあって
内陸に向かう道の途中に
とても綺麗な橋がありました



お天気もよく眺め最高！

こういう景色って
日本の自然が多い観光地と大差ないような気がするんですけど
違うと思うのはやっぱり人と車の少なさかな？

日本も人口が500万人くらいだと
住みやすいんだろうなあ

山の中にたくさん生えているホワイトバーチも
日本の白樺と同じにしか見えません



この木はとても良質な薪になるのだそう
パイン（松）の薪よりずっと高い値段で売れると聞きました



適当な大きさに切って十分乾燥させたら
袋につめて売るのだそうです
運ぶのはトヨタのピックアップ
さすが世界のトヨタですね

多くの人が
暖炉と薪を必要とするのも
またトナカイやシカを食べるのも
フィンランドと同じです

ただ1つ
言語はそのルーツから異なっていて
似ても似つかないのだそうですが…

屋根に原っぱ

冬にノルウェーを訪れたときには
雪でわからなかったのですが
多くの建物の屋根は草花で飾られていました

わざわざ
屋根の上に防水の素材（白樺の皮）を貼り
土を盛って種をまくのだそうです



お店の屋根やバスを待つための小さな小屋など
いたるところで見かけました

クラフトショップの前に
たくさんのニッティングで飾られた
車と自転車が置いてありました



車の中には
等身大の人形が座ってるという凝りよう

ここでは
編み物をしない女性は
たぶんいないと思います…

2度目のノルウェー

いやー
綺麗でした！

どこへ行ってもいつでも
回りじゅう大自然

山は広大で尽きることなく
いたるところに滝や河や湖があって
どこの水も透き通っていて





なんだか伝説のトロルが本当に住んでいても
不思議じゃないくらい



ホンモノのトロルは
もっとずっと大きいのだそうですが

それから
ここの家畜たちはほぼ放し飼い状態
すごーく自由です



え？柵あるけど出てていいの？



みんな道端に平気で寝そべってるし
道路を歩いてることもあるし





もちろん家畜だけでなく
野生のシカやリスなんかもいたのですが
彼らはすばしっこくて
写真が撮れませんでした

可愛い仔猫ちゃんにも会いました



生後2ヶ月！ふかふか～

食べ物も美味しかったです

家庭料理では
鹿のモモ肉を超低温で長い時間かけてオーブンで焼いたごちそう
グレービーソースとベリーのソースでいただきます



デザートはチョコレートケーキ
テーブルクロスはもちろんハンドメイドです



別のお宅では
ワッフルをご馳走になりました
いくつでも食べられちゃう～



カフェで手軽に頼める食事は
社員食堂のように大きなお鍋に出来ているものを
注文に応じて大きなお皿に盛り付けてくれるので
すぐに食べられます



白身のお魚はタラに煮たアッサリした味で
とっても新鮮で柔らかい

お肉のメニューにも
魚のすり身とジャガイモで作った
大きなおだんごがつきます



リレハンメルのレストランで頼んだサーモンは
肉厚で本当に美味しかった！



ちなみに
シーバスもちょっと味見させてもらったのですが
こちらも劣らず美味でした



地元で人気の
イタリアンレストランにも行きました



濃厚なソースがパスタによくからんで
本格的な味
人気のお店というのも納得

朝食は簡単なものを自炊していたのですが
スーパーで手に入る食材の多くは国内産



日本も見習いたいですね。。。