東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

アガル

2010-02-28 15:56:55 | 日々の暮らし in the countryside
道順の説明をするときに
「信号をあがって少し行ったところ」
とか
「そこをさがって(くだって)右側」
とかいう言い方をしょっちゅう耳にします

最初は
あがるということは坂道かしら?と思いました
でも平坦な道でも同じように言うので
なんとなく地図を思い浮かべて
あがるということは北上?と思ったり

ところがどっこい正解は
あがる南、さがるは北、でした

つまり富士山に向かうことを「あがる」
その逆を「さがる」というらしい

確かに地理的にも富士山があるために
南から北へかけて下り坂になっているところがとても多く
その逆はほとんどありません

そういえば京都の住所で
「上ル」「下ル」というのがありますが
あれも同じように
都へ向かうか離れるか、なのかな?

ちなみにこのあたりでは東西についても
吉田のほうへ、とか鳴沢のほうへ、などと
地名を出して言うことが多く
右折、左折、という表現をほとんど聞きません

今ではわたしもすっかり慣れて
アガル、サガルでごく普通に会話をしています
方言は慣れると使い勝手が良いですね
でもいまだによく耳にするのに
そのニュアンスがいまいちよくわからないのが
「よたっこ」と「ごんじ」です
ま、おいおいね

異動

2010-02-27 16:26:38 | 仕事 work
先週、社長面接があり
来月の半ばから異動になることが決まりました

昨年4月に入社して、あと1ヶ月で1年です

ちょうど
昨年末から腕の痛みもずっと治らないし
収入も安定しないし
生産の仕事を時間給で今後もずっと続けるのはムリだなあと
ひそかに転職も考えていたので
品質保証というデスクワーク中心の部署への異動、および
試用期間後に正社員登用というお話は
願ってもない内容でしたから
即答でお受けしたのですが
社長はちょっとビックリした様子で
「返事、早いね」
と言われました

わたしはもともと去年の採用面接の際
正社員の採用は35歳以下での募集で応募がムリだったので
とりあえず時間給で入社して
あとで正社員になろう、という野望を持っていたわけですから
今回の話は当初の希望通りでした

でも、どうやら
過去には他部署への異動やパートから正社員への話を断った人が
何人もいたらしいです

わたし自身は22歳で大学を卒業してから
昨年春に引越し&転職するまでずっと
企業で正社員としての働き方しかしたことがなかったので
時間給という働き方には最初とても不安がありました

でも実際に時間給で働いてみると
その身軽さ、快適さというのも
確かにあって
断る人の気持ちもなんとなくわかるようになってきました

自分で経験してみないとわからないことって
まだまだ沢山あるなあ…

とりあえず
今回の異動は楽しみです

季節の食材

2010-02-20 13:00:57 | 新生活 new life
きっかけはたぶん
夏に家庭菜園でトライしたきゅうりだと思うのですが
この冬はほとんどきゅうりを食べていません
というか買っていません

畑で作った夏のきゅうりが
あまりに美味しかったせいで
冬場の細くてあまりみずみずしくもなさそうで
しかも値段の高いきゅうりを
わざわざ買う気になれなくて

夏は、毎日きゅうりを食べていました
それからトマト、ズッキーニ、モロッコ豆、なす、
ピーマンにレタス類
どれも畑で採れるか人からいただくことが多かったので
必然的によく食べていたわけです

会社でもよく周囲の人たちと
おなじみの食材のレシピについて話をしました
どこのお宅もやっぱり畑があるので
「食べても食べても減らないのよねえ…」
「いつも同じじゃ飽きちゃうし」
というわけです

で、冬になって畑に霜が下りて作れなくなると
スーパーや道の駅で買うしかないのですが
そうなるときゅうりやトマトやなすなどの夏野菜を買う気が
全くしないのです
以前は一年中買っていたんですけど

なので
もっぱら根菜が多くなります
大根やネギ、ごぼうなどは泥つきで安く売っているので
よく日持ちします
白菜なんかも以前は1/2や1/4にカットされたものしか
買ったことがなかったのですが
今では2個でいくら、といった安売りで買ったりします
新聞紙にくるんで涼しい場所に置いておけば
保存がきくうえお財布にもやさしいので助かります

なんといっても
家の中に寒い場所があるので
(暖房が効いていない場所は冷蔵庫よりも寒かったり)
保存はカンタンなのです

というよりも
寒すぎる場所において凍らせてしまわないように
気をつけないといけないんですけどね

今更という気もしますが
野菜や果物は
その季節に採れるものを食べておけばいいわけね、と
改めて思いました

NHK第2放送

2010-02-20 12:48:02 | 新生活 new life
以前、海外旅行をするにあたって
しばらくお世話になっていた
NHKラジオ英会話

またちょっと頑張ろうかなと思って
本屋へ行ったついでにテキストを買ってきて
ラジオをチューニングしてみたのですが
どうやっても受信できません

NHKが入らないなんてありえるのか!?
信じられない思いです
別売のCDを買うしかないのかなあ

会社で周囲の人に
このあたりはNHK第2が入らないの?
と聞いてみたら
「場所による」
とのこと

もちろん普通に受信できるお宅もあるし
すぐそばでもできなかったりするらしい
そんなことって…

あきらめきれずにテキストをパラパラと眺めていたら
インターネットで放送が聴けます、という文字が

そうか
今の時代インターネットで出来ないことなんてないもんね
期待して探してみるとちゃんとありました!
ただし聞けるのは1週間分だけ
あんまりなまけて後でまとめてやればいいや、とは
いかないわけですね

とにかく一安心
さっそくちょこちょこ始めてみました

昨夜のシチュエーションは夫婦の会話
妻が、ジーンズをはくとはみ出すお腹の贅肉を指して
「マフィン トップ」と呼ぶのですが
これは新語だそうです
ちょっと可愛く表現しているらしい
うーん、ひとごとと笑えない…

試合

2010-02-20 12:35:58 | 新生活 new life
今日は土曜日
久しぶりの青空で嬉しい!
外はまだ雪がたくさん残っていますが
この土地は午前中の日差しがとても強いので
洗濯物がよく乾きます

ヒコも窓辺の陽の当たる専用のお布団で
伸びきってお昼寝

今日と明日、息子が茨城へ遠征なので
今朝は5時半起きでお弁当を作り
中央道の大月ICまで送って行ったので
わたしもやや眠いのですが
あまりに天気がいいのでついあれこれしたくなります

そして明日はわたしもママさんバレーの試合です
以前は毎月試合があり
年に数回は大きな大会もありましたが
ここに引っ越してきてからは初めての試合なので
ほぼ丸1年ぶりです

練習不足で内容については全く自信ないですけど
新しいチームのユニフォームを着るのは
ちょっと楽しみ

練習と違って
試合は試合ならではの緊張感と興奮があります

息子も頑張っていることだし
母もはりきって行こうっと

腕がイタイ

2010-02-16 20:33:42 | 新生活 new life
去年の暮頃から腕がイタイのです
仕事が忙しくて連日の残業と毎週の休日出勤で
リミットを越えてしまったのではないかと思うのですが
最初は利き腕の右が、そして
痛い右をかばって左ばかり使っていたら
今度は左が痛くなり…

年が明けても良くならなくて困っています
たぶん、寒い、ということもいけないのだと思います

お風呂でゆっくり温まると良くなるし
ホッカイロを貼ったりしても気持ちいいので
とにかく休めて温めるしかありません

会社のみんなのススメで
比較的近くにある整形外科へ
会社帰りにちょくちょくリハビリに通っています

いわゆる電気治療で
針治療と同じ効果のある電気だそうです

10分程度ですが電気をあててもらうと
たしかに軽くなる気がします

そしてリハビリが済むと
ウォーターベッドのマッサージ器へ直行
これがまた気持ちよくて
やみつきです

マッサージ器はベッドタイプとチェアータイプが
それぞれズラリと並んでいて
リハビリの終わった人が自由に使用してよいことになっています
こちらもほんの10分程度ですが
ウトウトと寝てしまわないことはないくらい
本当に気持ちいい~

これ目当てにリハビリへ行っているといっても
過言ではないかも?


1周年

2010-02-14 21:07:00 | 新生活 new life
2月もあと半分
去年の3月初めに越してきたので
もうすぐ東京砂漠脱出1周年記念です

でもなんだかもっとずっと長くここにいるような気がするなあ…

富士山もすっかりおなじみになりましたが
それでも毎日感動します

昨日も、息子のサッカーの試合のため甲府へ出かけていて
御坂の山を越えて河口湖町に戻ってきたときに
トンネルを抜けてすぐに見えた大きな富士山に
圧倒されました

最近ではパワースポットとも言われて
人気があるそうですが
古くから霊峰富士と呼ばれるだけあって
確かに「何か」がある気がします

川崎のベランダから見えていた富士山(のてっぺん)


いまの家の裏の空き地から見える富士山


つらら

2010-02-14 00:13:51 | 新生活 new life
数日前、この冬3度目の雪が降りました
そろそろ雪の対応にも慣れたつもりでしたが
今回はまたちょっと様子が異なりました

夜通し冷たい雨(みぞれ?)が降り続き
明け方になって粉雪に変わる、というパターン

朝、表に出ると
どこもかしこも透き通った氷の華
いたるところに細かいつららが下がり
車のフロントガラスに張り付いた氷も
いつものただのフロストガラスみたいではなく
手びねりのガラスのように
透明ですこしボコボコしていてガチガチ

ふだんのアイドリング時間ではぜんぜん溶けなくて
氷を溶かす専用のスプレーも全く役に立ちません
お湯をかけてもすぐにまた凍るので
とにかく車を暖めるしかありません

時間を気にしながら手を尽くして
なんとか苦労して出社してみると
みんなが同じことを話していました

フロント、ちっとも溶けなかったよね
スプレーも効かなくてワイパーも使えなくて
しかたないからほんの少しだけ溶けた部分から
外をのぞきながら運転してきたよ~
でも樹氷がきれいよねえ

この最後の一言が
自然に囲まれた田舎暮らし特有の
気持ちの余裕でしょうか?

擬人化

2010-02-11 21:33:59 | 新生活 new life
わたしの勤め先には
約70人くらいの従業員がいます
そのうちいつも同じ場所で一緒に作業をするのは15人程度
他部署からちょくちょく手伝いに来てくれたりして
顔見知りになった人が10人くらい
なので一概には言えないと思うのですが
そのほとんど全員が同じように
モノに対してヒトに対するような言葉遣いをします

例えば
何かを探していてついでにもうひとつ見つかったとすると
「あ、いたいた、あら二人もいたわ」

荷物が邪魔で通れないときには
「このヒトが邪魔だわね」
といった具合

そして対照的に
自分のことをひとごとのように話すことも多いです
つづけて失敗したりすると
「今日はダメらしい」
えっ?らしいって?今の誰の話?

もうひとつ
話し言葉でびっくりしたのはアクセントです

関西生まれのわたしとしては
地方によって言葉のアクセントが違うことは
当たり前と思っていましたが
ここでは人の名前の呼び方が極端に違っていて
ちょっとしたカルチャーショックでした

「ひろみちゃん」のことを
ごくふつうに「郷ひろみ」と言うときのように
フラットに発音すると
「ちがうよ、ひろみちゃんだよ」と訂正されました

最初の「ひ」だけがが高くて
例えば「マリちゃん」「リサちゃん」と呼ぶような感じです

同様に「てるみ」も「あけみ」も全て
最初の一文字を高く発音します

ついでに何故か
「そうじ」も同じ発音レベル

今ではどれもすっかり慣れて
わたしもみんなと同じようにしゃべっていますが…





北側の窓

2010-02-08 01:31:58 | 新生活 new life
冬になると家の中のいろいろなものが凍る、とは
聞いていましたが
北側にある洗面所の窓の
見事な凍りっぷりときたら
外だか内だかわからないほどです

もちろん開きません

一見凍っていないように見えるほかの窓も
開きません

歯ブラシも凍っていたり
台所にある洗って伏せておいた食器が凍っていたり
ほんとうにいろんなものが凍る冬です

注意書

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