154kVの長幹２連耐張碍子

出てきた図面は昭和45年頃のものか．．．154kVの長幹１連耐張(送電線)碍子と鋼芯アルミ電線を押さえる耐張クランプの姿図。

154kVの長幹２連耐張碍子の姿図。

66kV送電線は半分長さの碍子となるが電気を送るには、何でも大地との絶縁が必要となり、275kVとなれば碍子の長さは3m程度あったか。電気を送るには膨大な設備投資と電力技術、通信、系統制御、発電所、変電所、配電、他諸々の総合的な電気、電子工学技術が必要となる。

マァ、連日テレビで電気料金値上げ反対で吠えている荻原おばさん、庶民の生活影響大と連日、頑張って突っ込んでいるが、対して盗電のお客様担当常務は平身低頭の説明で悪者イメージ払拭しきり、今後どの様な展開となるのか。．．．結局、明確な回答無いまま、消化不良でオシマイ、そんなに文句言うなら電気何処からでも買ったらとも言えないし、ここはツライ所だペコペコこの様な感じか!!。

計画停電テーブルに．．．

電力不足による計画停電もテーブルに上がった様だ。関西20%の節電は、とんでも無く大きい数値で無理難題を突きつけられた感じだが原発再稼働反対なら、電力不足に伴って発生する諸々の経済、生命等のリスクも覚悟しなければならないだろう。そして火力発電所のトラブルあれば、計画停電もひっくり返り問答無用の緊急大停電となる。

昭和４８年の石油ショックにより日本経済は大混乱．．．これより国策として石油依存比率の低減をはかったのか。年配の人は当時、大変な経験をしたので理解出来るが、これと近い事が今夏よりおこるかもしれず。この時の苦労を、もうスッカリ忘れ．．．あの時の生活レベルとは格段の違い、何時まで理想論語っていられるのか。

当時の通商産業(経産省)大臣は、中曽根康弘さん．．．風見鶏、ロン．ヤス会談も懐かしいが今の政府とは月とスッポンどうにもナラズ。

ネオンも一斉に消え、この世の春を謳歌していた日本だがエネルギーの元を絶たれ、立ち直るまで何年かかった事か。大口500kW以上は電気使用制限令により20%カット、広告塔、ネオンサインは原則禁止．．．当初、予定していた50kW～500kW未満の休電日指定は中小、零細企業の影響が大きいので今回は見送りとある。
若い人は経験もなしで電気など使いホーダイ(３０数年電気代値上げ無し)で来たが当時の経済環境と異なり、ダメダメで逝けば末端まで計り知れない影響が出るだろう。

300kWh超過はグッと高くなる

因みに５月の電気料金をチェック??してミタ、３段階目(300kWh超過)は２段階より、とんでも無く急角度で上昇、料金UPとなっている。７月～９月までは冷房負荷でドカーンとUP．．．やっぱり無い物として１台のエアコンブレーカを切り、のこりのエアコンも間欠運転し、ピーク時間は扇風機で節電するか．．．。家庭はウチワ、扇風機で我慢出来るが商店、工場は省エネなど限界あってマルマル料金UPを甘受するダケ．．．企業、商工会、他もう、どうでも良いので原発再稼働の声も．．．停止継続なら、もっともっとタケモットとUPします。

新築、24時間暖房、オール電化．．．大変だ。東日本大震災以降、時代はガラッと変わった慎ましく生活しましょう。

値上げのモデルケースも%UP低めでかわす

従量電灯制での３段階過ぎたkWHはグンと高くなるが、そこまで行かない使用量の家庭は%UP少ない。平均何%UPも標準家庭で発表しているが、この線引きで又、文句を言われていた。

電化上手とは夜間電気を使っている家庭はメリットがあるが、新築出来る人は良いがビンボー人は到底、この様な設備投資などデキマセン。オール電化を電力会社のPRをそのまま導入、協力している優良家庭だ。

燃料費用6割もなっているので、安定供給はやって逝けません．．．その燃料も高値推移で関西他、計画停電も視野に入った．．．そのうち、暑さ我慢限界、やめてくれーと、何か構わず皆、エアコン入れたらドカーンと大停電。原発稼働するなら節電しなくとも足りるとの見解。まだ暑くならないので言いたい事言っているが、猛暑1ヶ月も続けば、経済、交通、子供の家庭、お年寄りダウンこちらの安心安全は誰の責任となるのか。我慢した他に電気料金値上げとは、原発稼働反対、安心安全の理想的考えも現実は厳しい．．．何時まで続く我慢比べ。

ピークシフトプランも余程、夜がたの生活をしなければ代えって割高になる(３段目)勘定の様だ。契約変更は電子メーターを既に15万台用意している話で、交換費用一切無料だが1年間、契約変更は出来ない．．．慎重に考えないと、とんでも無く高い請求となるだろう。
ほとんど契約変更するメリットは無い家庭が多い事だろうが色々な生活パターンに合わせた料金プランが出ましたので是非、ご検討下さい．．．後は勝手にどうぞの感じだ。
計量器等は電力会社の財産なので勝手にいじることは、御法度だが10年で交換の決まりが計量法である。売電する太陽光発電計量器は自前持ちだが、これも10年過ぎたら交換しなければ電力会社に売ることは出来ず、セッセと発電した電気はボランティアで差し上げるだけとなる。結論は節電もせず従来通り楽して生活、電気料低減などデキマセン。そして素人は幾ら頭をしぼって考えても、技術的云々と言われれば電力会社のプロにはかないませんトホホ。

そんなこんなで評論家諸氏、コメンティーターと一緒にテレビを見て悪あがきしていても、梅雨があければ猛暑の夏が近づいてくる。今夏は高価なエアコンなど売れず安い外国製の扇風機を皆、購入するだろう。