先の大垣電機(VT.LA内蔵)PASの10,350V.10分間、交流耐圧試験を実施。
二次側充電電流のメーター読みは1.8mA程度か。
データロガー値は1.4mAの表示。
10,350V印加した時に大地へ流れた電流は1.8mAなので、この時の(VT.LA内蔵PAS)が持っている静電容量は0.00055μFとなる。
漏れとなった交流透過の大部分はVTコイル間からのものである。
tanδ値は0.14で位相角は89.92°となる。
耐圧試験時の接地線について:
本体、SOG制御線、耐圧トランス、試験器の接地を行うが、この場所では検電器は高圧側の検電と同じ音量で発光する。
大地接地極まで来ると発光はしない...発光しているヶ所での電圧をみてみる。
2.4V程度の電圧表示でも何故、高圧とおなじ発光するのか...周りに発生している電界が影響しているのか。
これは交流耐圧試験で変圧器二次側接地していても低圧ブッシング側でも同じ様に発光する。
不完全接地なら高電圧発生は理解出来るが!。
この場合、バチバチ音がして直ぐ気づくが触れば相当な電撃をくらう要注意となる。