
この事例と同じ溶接機のアース側を鉄骨にクリップしてメッセンジャーワイヤーと抱き合わせた電線被覆が溶けた。
(緊縛を外して見た所)

当然、絶監装置が検知してメール発報した。
アース電流は、何処にでも流れるので既存建物での溶接作業は要注意。
溶接する直近ヶ所にアース線をクランプするのが理想だが、高い所での溶接作業は+線だけ持っていく...アース電流の循環経路が長いと本事例の様な事が発生する。
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この例では漏電ブレーカが有っても、まだ検知せず火災の原因となる。
24時間絶縁監視装置はNTTドーパモバイルで今の様な双方向通信は出来なかったが常時、停電.漏電を知らせてくれる便利アイテムだった。