eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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高圧進相コンデンサ用高圧ケーブル交流耐圧試験

2021年10月09日 | eつれづれ

66kV特高変電所6kV側の進相コンデンサ用高圧ケーブルCVT100sq交流耐圧試験。

試験前後の高圧絶縁抵抗測定。

10,350V.10分間印加。

試験完了にて3線短絡ヶ所の取り外し。

試験準備を行い、10時の休憩にあわせて人払い、高圧ケーブル端末2ヶ所で立ち会い確認、程なく終了した。
定期点検に合わせているので多数の他作業と人員、余計なギャラリーは御法度。


実際に流れた二次側充電電流は58mA。

高圧ケーブル長さ16m(業者回答)を入力すると46.6mAであったので当然、業者の話より実際は長い様だ。

交流耐圧試験時のデータロガーは一次側励磁電流、二次側充電電流、印加電圧の3点を記録して印刷する。これは一次側励磁電流Aのグラフ。

本、交流耐圧試験は事業所の定期点検に合わせて実施。
66kV特高変電所(7,500kVA)6kV側の点検、継電器試験を電気のプロ某、教会がサブ変電所を含めてやっておりました。
電気主任技術者の話では5年前に変電所機器全部、20日で切替したとの事。
写真はOC.DGR試験風景。