2巻線変圧器保護用比率差動継電器RDf(87t)整定を建設予定の容量24,000kVA.電圧66/6.6kV.一次CT250/5、二次CT3000/5を入力すると
一次マッチングタップ整定は7.3A(継電器は0.1Aステップ整定可能)、二次マッチングタップ整定は3.5Aとなる。
これは変圧器の場合、変流器(CT)比が1.2次とも異なるので一次、二次電流をマッチングさせる必要がでてくる。
何れもマッチングタップ7.5=5A、3.5A=5A で継電器が演算するがマッチング電流比率が5/5A時は差電流が無いので比率は0%となる。
右タイルグラフ参照。この変圧器容量での比率差動継電器RDf(87)の整定は40%となる。
0%~比率が大きくなった場合のマッチングタップ電流Aを示す。
変圧器一次側スター、変圧器二次側デルタ結線例の場合、変流器(CT)二次は位相合わせのためデルタ/スター結線となる。
こんな事は機器メーカーが組立して来るので、我々は座学だけのノーガキで良い。
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