町のミス自体にも、もちろん返金されないことにも関係ありませんが、町が「フロッピーディスク」を使って振り込み先のデータを金融機関に渡していたということに驚きが広がりました。
山口県内の一部の市や町では今も現役で使われていますが この「フロッピーディスク」実は県庁でも、現役です。 今回の阿武町の問題とは関係ありませんが、デジタル化の推進を掲げる県は、今年度で廃止する方向で検討を始めました。
デジタル化の実現に力を入れる山口県。 去年、新たな組織、「デジタル推進局」を設置し、AIや5Gなどの技術を活用した取り組みや、行政手続きのオンライン化を進めています。
そんな中、公金の管理や運用をする会計課に話を聞くと…。
会計管理局会計課・縄谷達雄さん 「職員の給与、県の公金の支払いに関する金融機関のデータの送付をする場合にフロッピーディスクを使っております」 職員の給与や物品の購入代金、業務委託料など公金の振り込みに「フロッピーディスク」は今も現役なんです。
その管理は厳重です。 担当者が、毎朝、振込先を入力したディスクを破損防止やセキュリティーの観点から、鍵付きのケースに入れて、金融機関に持ち込みます。 間違いを防ぐため、支払いの曜日、金融機関ごとに別のディスクを用意。
その予備も準備するため1週間に30枚ものディスクを扱います。 会計管理局会計課・縄谷達雄さん 「当然フロッピーディスクへの書き込みから、銀行での処理までに一定の時間がかかるという、そういった不便さはあると思います」 ちょっと不便なところもあるというフロッピーディスク。
実は、県庁で活躍できるのはそう長くないかもしれません。
会計管理局会計課・縄谷達雄さん 「金融機関と協議の上ですね、(フロッピーディスクの運用を)廃止する方向で今検討をしております。
金融機関にデータを伝送するという方向で今考えております」 ちなみに今回の阿武町の騒動とは関係なく効率化の一環です。
フロッピーディスクだと支払日の2日前までに金融機関への提出が必要ですが、この期間も、データ伝送で短縮されるということです。
県では、今年度中にフロッピーディスクを廃止し、伝送に切り替えたい考えです。
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さすがに、かなり前に皆、捨てたがスペックをみるとナント容量143Kバイトとある。
3.5FDの前の5インチバージョン、もう40年前にシャープのMZ-80Kと一緒に買ったもの。
3.5 FDの1.44MBは容量ハンパ無かった(2HD)。当初は2DDで容量はこれより少なかったがワープロ全盛時代は重宝した。
Z80CPUはザイログ社の8ビットでシャープ製品で使用していた。プログラムはNベーシックで作ったが、面倒なマシン語より簡単だった
がインターフェイスやり取りなど不要なシーケンサが登場して、自然消滅となった。
もう遠い昔の事だが、NEC、シャープとか隆盛を極めた。