eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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自立設置形キャビネット内PAS(VT.LA内蔵)雷による短絡爆発、波及事故例。

2023年11月01日 | eつれづれ

自立設置形(方向性SOG制御装置付)気中開閉器キャビネットVT.LA内蔵(筐体)

爆発したVT.LA内蔵PAS、内部は短絡エネルギーでバラバラとなった。

爆発したエネルギーの煤で方向性SOG制御装置も真っ黒。よく見るとOC表示は出ているが開放などせず再閉路失敗で約2時間(電力問い合わせ確認)の広域波及事故の報告となった。

 

自立設置形(方向性SOG制御装置付)気中開閉器キャビネットVT.LA内蔵(筐体)は交換。

納期は約3カ月、取りあえず事業所の停電を復旧させるために、電力は幹線の地中高圧ケーブルを交換するために仮設で事業所電源の救済工事を行う。

工事会社にあった予備PASを煤のキャビネット内に設置、受電準備。

耐圧、方向性SOG制御装置試験、直流絶縁診断を経て仮に受電。

電力はPCTも交換し新規の自立設置形(方向性SOG制御装置付)気中開閉器キャビネットUGS(筐体)工事にあわせてPCT再度の交換。

このケースは10年経たずに雷被害にあった。

復旧の前段階における写真の抜粋だが...まだまた新規自立設置形キャビネット入荷で工事は続いた。

この様に短絡でSOG制御装置が停電検知で開放するのは運が良いダケ...しかし、たまたま開放したのであって使用するのは、慎重を期する...SOG制御装置故障もしかり。

内部開閉装置が、バラバラ例はブログUPにもあるが長時間の広域停電となる。

自立キャビネット盤は高価で何だかんだ一式で400万以上かかった。

想定される落雷の原因...針金電気ヤ的考察。

自立設置形(方向性SOG制御装置付)気中開閉器キャビネットUGS(筐体)側に、大きな樹木が並んでおり、

6月夕方より市内一帯の広範囲の降雨、落雷で大地より樹木へ雷が遡ったか。

何も落雷は、漢字読みの落ばかりでは無い...田んぼも雷エネルギー発生で青白くなる...これは農家の人が言っていた。

 

 

 

 

 


11月1日となり...よりそう+シーズン&タイム電力データ他をリセットする。

2023年11月01日 | eつれづれ

11月1日、7時過ぎ電力データのリセットをかける。

よりそう+シーズン&タイム電力カウントは夜間22時~08時までなので6kWhを書き込む。

最大使用電力値(デマンド値)は8月11日の20時29分で以降、9.10月は更新しなかった様だ。

2カ月以上の連続猛暑が続いたが太陽光発電のバックアップもあったので...。

画面撮影は1日の7時29分と判る。

斜面日射量も下がり太陽光発電も徐々に降雪も重なり冬眠状態となりデマンドも使用量時間増加に伴いUPしていくだろう。

電力パルス入力は10W.1 パルスで計算、最大使用電力値(デマンド値)を割り出している。

このW数値が少ない程、正確度は増すが、金盗るわけでも無し...電力会社とは訳違う。

10月1カ月の各電力日量タッチパネル画面。