eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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暖冬で降雪も無かったが、久々に寒くなり数センチの積雪となった...。

2024年01月08日 | eつれづれ

当地も昨日の夕方より久々に雪が降り、朝は5センチ程度の積雪となった。

まずは駐車場と歩道の除雪から始める...湿った重い雪だ。

まだハイビスカスは沖縄の気温...まだ咲き始めて来る。既に10月初旬に室内に入れたが、おかしいと思ったが葉っぱが黄色になりパラパラと落下、温度変化のバランスがとれたのか程なく、葉っぱは落ちなくなり現在に至る。

 


「方向性地絡継電器(67G)の零相基準電源2方式、他を現場的に考察して実体を把握する」version

2024年01月08日 | eつれづれ

零相電流(Io)-抑制電流(Ic)方式の位相特性グラフ。

零相電流(Io)-抑制電流(Ic)方式の位相特性グラフ。

コンデンサ型零相電圧検出装置(ZPC)に三相一括で試験電圧を印加。

試験器にmAレンジが無い時は、ZPC高圧側に一括で電圧を印加しても継電器試験は可能。

この時は通常のDGR、PASと同じ位相特性グラフになる。

※それでは、高圧側三相一括に試験電圧を印加した場合、何ボルトで抑制電流(Ic)5mAに相当するのかを

メーカー資料で検証してみる。これは零相電圧Vo-零相電流(Io)方式の3.の回路と同じ配線となる。

ZPCの静電容量(0.02μF/相)をインピーダンス換算するとZ=53kΩ(50Hz)となり、

V=I×R=5mA×53kΩ=265Vを印加した状態に相当する。

<管理値> 50Hz. 265V±20%(212 ~318V)

これは零相電圧Vo方式整定の7.5%×(対地電圧6600/√3=3810V)=285Vに近い。

試験電圧レンジは300.1000Vが必要となる。抑制電流(Ic)試験では30mAレンジとなる。

結果的には一括電圧印加は、面倒となるがmAレンジがあると簡単に出来る事になる。

※は投稿資料内を引用。