eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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新幹線の連結事故、原因は何か...余りにも複雑項目多く簡単に判るハズも無いと思われるが。

2025年03月08日 | eつれづれ

こうした作業は「分割併合装置」と呼ばれる機器で電気信号を使って制御されていて、通常、走行中にこの機器を作動させることはありません。
以前にも連結部分が外れた?
東北新幹線では、去年9月にも宮城県の古川駅と仙台駅の間で、走行中に「はやぶさ」と「こまち」の連結部分が外れ、緊急停止する問題が起きたばかりでした。
JR東日本の新幹線で走行中に連結部分が外れるのはこの時が初めてでしたが、それからわずか半年の間に再び同じような問題が起き、輸送の安全が大きく揺らぎかねない事態となっています。
このときはなにが原因だった?
「こまち」側にある連結部分を外すための非常用のスイッチが作動し、外れました。
JR東日本は、スイッチの周辺に、車両製造時に出たとみられる細かい金属片が残っていて、これらの金属片がスイッチの端子に接触して作動につながったとみられるとしています。
問題のあと、連結して運転する新幹線、全96編成の非常用のスイッチの配線を取り外し、機能を無効化する作業を去年10月末までに行っています。
JR北海道も所有する新幹線、全3編成で同じ作業を去年10月末までに行っています。
去年の問題受けて対策 なぜ再び外れた?
まだ原因はわかっていません。
一方で、JR東日本は、連結部分に破損などは確認されておらず、去年9月のあと対策を行っていたことから、今回は、前回とは異なるメカニズムで連結が外れたとみています。
そのうえで、車両の状況などから「こまち」側の電気系統に原因がある可能性が高いとしています。
「こまち」側に原因があるとみている詳しい理由は明らかにしていません。
構造的に再現出来れば原因も判るが...一方の列車が停止し他方の列車の移動にてガシャーンと穴に押し込む構造の様だ。
そして図を見ると油圧シリンダーが移動してロックがかかる。
ロックピンを人間が挿すのは無いので油圧が常にかかっているのか。
外れると言う事は油圧の信号が入った...絶対、走行始めたら解除ならない様に何十にもインターロックがかかっているハズ。
ここの表示、ブザーも出ずスンナリと外れた...制御関係と思われるが再現させるのは至難の業、配線のアースでも誤作動はおきる。
素人的に、はたまたパンタのスパークノイスを拾ったか...色々対策しても完璧な阻止は出来ない。
まずは同じ事故を再現出来るのかが鍵となる。
最初の金属粉対策はやった話なので再発は無いと考えるしかない。
また、これが原因では無かった可能性もあるがJRとメーカーの調査を待つしかない。
先頭車輌前後に、連結器があるので、その列車間全部の配線、コンピュータ、通信制御、電動機パワー制御、配線...絶縁キリがなく調査項目はあるが停止した状態で短時間で再現出来るのか無理だろう。
テレビでは役人が、のこのこ原因調査に入る...判る訳ないだろうアホらしい現実。


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