eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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位相特性試験の中身考察バージョン1

2021年06月04日 | eつれづれ


位相特性試験の同相0°。



位相特性試験の進み120°。



位相特性試験の遅れ60°。


試験器は双興電機製作所DGR-3050CKと共立電気計器IorロガーKEM5050を使用した。


共立電気計器IorロガーKEM5050。

双興電機製作所DGR-3050CK。

電流入力用のクランプリーカー。


先の零相電圧検出器(ZPD)の地絡事故時、SOG制御装置にはどのような電圧が印加されるのかを考察したが...。零相変流器(ZCT)よりのIo=零相電流と零相電圧検出器(ZPD)のVo=零相電圧の方向判別の位相が+αとして関与して来る。
便宜上、零相電流は100mA(0.1A)、零相電圧は190Vとして検証してみた。
位相を変化すればIgr(Ior1)の電流が少なくなって来る。
今日のUPはここまで...次回は位相を変化すると、どの様な連続グラフとなるのか。
方向性地絡継電器(DGR)、方向性SOG制御装置(PAS)も、ここまで理解し考察すればベターだ。
当地も朝から雨、時間かあったのでやってみた...針金電気ヤでした。

PAS位相特性試験の実際は0.2Aの1000%、2Aでの仕様。


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