eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

風力も保守に金かかる現実

2012年02月10日 | eつれづれ
自然エネルギーの発電実体は、こんなものか...記事にもあるが予算も無くもう部品交換等せずに風車のモニュメントとする様だ。補助金が無ければ、どうにもならない現実、全くの税金のムダと以前より言っているが土台、補助金で運営する事、自体ナンセンスなのだ。そんなに電気を創って売りたいのなら税金目当てなどやらず倒産、借金覚悟でヤッテ下さい。今更、始まった事では無いが前からランニングコストで皆、失敗して来たのでは...。まして安定した電気を創るのは、こんな発電システムでは到底、無理なのです。建設する時は代々的に報道なるが、その後ドウナッタは税金を使って於きながら失敗しましたは、ほとんど出ない。全く責任もとらず、また補助金を食い物、首相も言っていたシロアリの如く寄生虫だ。電気の買い取りUPも結局は我々の電気料金から投入されている...太陽光発電の売電しかり。

自然に優しい??だけでは、どうにもならない...小規模水力、地熱、風力、波力、ハタマタ木材、ガレキ発電、他、今更に税金のムダ使い、またぞろ再検証しても使い物にナラズが現実。各申す我々の高圧保安管理など、何もいらず檀家回りの点検、指導が主な仕事...経費など殆ど無し。これも民間会社の台頭で(大手企業も含め法人参入200社超え)保安管理料金バナナのたたき売り状態と...。わが家の太陽光発電のパネルには約70cm位、積もっているだろう3月の春先を待つ以外無しタダより高い物無しと昔から言われているが。既に14年経過しているのでインバータの電解コンデンサも能力落ちてエラーが出るとソックリ交換か...パネルの能力はドウナノか知らんが。

太陽光発電など無くとも買電が安定してあるので、どうでも良いが厳冬で水道管も凍る事態となる。凍結防止ヒーターが巻いてないのか判らないが、今は常にオン状態だ。トイレも流せないとは深刻だ...こちらも春を待つのみしか無い様だ。
東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市では被災者が慣れない暮らしの中で冬と闘っている。厳しい冷え込みに仮設住宅ではさまざまな課題が浮上している。
「もう一枚、何か着ないと」。同市の仮設住宅で暮らす主婦、及川早苗さん(40)は薄い壁や床を伝って室内にしみ込んでくる寒さに身震いした。たった数センチの積雪も、同市では珍しい。保育園に通う子供たちは雪遊びでご満悦だが送り迎えをする親の立場からすれば、道路凍結が心配の種だ。高台の仮設の出入りには急傾斜を通らねばならず、思わぬ事故につながりかねない。「例年通りの寒さには違いないんだろうけど、環境が違えば感じ方も変わるようです」と苦笑いした。「また水道管が凍ったらどうしよう」


トンネル掘削崩壊事故

2012年02月10日 | eつれづれ
シールドマシーンの停電(漏電)トラブルなのか...もちろん高圧電源。当方も道路真下10mはあったか下水管掘削用(直径は1m程度だったか)の仮設高圧設備プラントの保安管理を1年程度やったがシールドマシーンの電源は400Vだった。低圧のキャブタイヤケーブルはコネクターで、つないで行く。径が無いので人間はレール台車に腹ばいになって進んで作業、本当のモグラとなる。運転室にはGPSを使った位置割り出しがあり十字路の直下をカーブを切って掘り進んで行く。汚泥処理プラント、ダンプで残土を運び出す...。

直前に漏電.ブレーカとの連絡、高圧側のマシーン、コンベアが突然停止したのか、付帯設備等の停止か。湿気で低高圧側のメガーも殆ど無いのか...保安管理はどうなっているのか。結果的に落盤で海の中を突き進む事になったので水圧でモロともの大惨事となった。


3つの絶縁試験をヒマだったのでやる

2012年02月09日 | eつれづれ
冠雪の除去は雪降り、現場が遠い事もあり業者にPAS開放、安全作業徹底を指示しお任せ。
17日、受電の某、事業所の第1柱高圧気中負荷開閉器(VT.LA内蔵PAS)の耐圧試験を実施する。時間があったのでAC、DC耐圧試験と直流絶縁診断を行った。何れも電圧10,350V.10分間印加した。PASの耐圧試験に関して3項目の数値が出たので色々、エクセルに入力出来る様だ。

上はAC耐圧試験風景。(二次側充電電流測定)

上は直流耐圧試験風景。(漏れ電流μA値測定)

上は直流絶縁診断風景。(絶縁抵抗GΩ値測定)

上は方向性SOG制御装置試験。

10,350V印加した直流絶縁診断での絶縁抵抗値は25G(ギガ)Ω、又、10,350V印加したAC耐圧試験時の二次側充電電流は4mA流れた...同じく直流耐圧試験10,350V印加時の漏洩電流値は0.36μA(エクセルではIr=0.000414mA→0.414μAで近傍で一致なのか??)。
3種類の試験データによる数値での検証は無事かかればOK程度の根拠??より良さそうだ。
ウソかマコトか3種類の装置(AC.DC耐圧試験)で確認した針金電気ヤでした。
高圧機器が耐える意味は下図の如く...。

eq...これによるとAC耐圧試験の二次側充電電流は4mA、直流耐圧試験の漏洩電流は0.36μA、直流絶縁診断は25GΩとなった。オリジナルtanδ値エクセルに個々の数値を入力、計算させてみるとAC耐圧試験の二次側充電電流は4mAのメーター指示でエクセルではIc(対地静電容量成分電流)Ic=4.03mA。この時のIgr(対地抵抗分電流)は0.000414mA→0.414μAとなっている。この数値は直流耐圧試験の0.36μAとほぼ近傍で一致しているでは無いか。電圧はAC.DCとも10,350or10,500Vを印加した。(この差はホンノ数ミリAなので無視)AC耐圧試験では殆ど交流透過の二次側充電電流(Ic(対地静電容量成分電流))の数値しか判らないがIgr(対地抵抗分電流)は、絶縁抵抗測定値が判ればエクセル計算でも当然、判明する。よって直流耐圧試験のμA値はAC耐圧試験+直流絶縁診断の数値をtanδ値エクセルに入力すれば、より明確にわかる様だ。オソマツclap



冠雪撤去作業する

2012年02月09日 | eつれづれ
2月6日にブログUPしたが冠雪、配電柱上に5ヶ所有ったか業者が本日も雪降りの中、PAS開放してバケット車より木ヘラを使い撤去した。昨年もやったが雪はガンガンと固く中々、落下しない状態。PAS開放後は安全作業を電話で指示し撤去前後の写真を撮影、メールで送る様に依頼したもの。絶縁は如何ほどか!!...水分を含み溶け始めの時が地絡事故おきる。山岳地域にある電力の配電柱上も冠雪だらけの状態。雪の重みでアームに接触、所々、停電記事が載っている様だ...これも安定供給のため日夜、対応している電力会社に感謝。今は原発事故、電気料金UPで悪者扱い...これからも幾ら頑丈な原発を造っても自然災害の猛威には太刀打ち出来ない...それより周辺の核開発ノーテンキに反対、イラナイだけでは、その前に経済力低下、人口減少、子供の未来何より日本沈没となる。イラン核疑惑でイスラエル軍の単独、奇襲空爆の可能性も出てきた。考えて見るとミサイルテロで原発施設など簡単に爆発、放射能汚染するシナリオも今回の天災より最悪の様だ。

外交もダメ、他国よりスッカリ政権変わってから足下みられ、こんなハズでは無かったと今更悔やんでも先の選挙で期待膨らませた国民がバカだったのか。移行時のゴタゴタは仕方ないのか...マニフェストは守られず書いてない消費税(5%)をテーブルに上げる。お年寄りも年金減、保険料UP、もう早くお国のため逝って下さいと言わんバカリの仕打ち。
親孝行も何も子供、就職もせずニート生活スネかじりでは家庭崩壊...もう切りがないので〆ます。


こちらは役にたつソフトか!!

2012年02月07日 | eつれづれ
新聞に△-◯社の2月号PR記事が掲載されていたので、どんなものか冊子を購入してミタ。
我々が管理している高圧受電設備OCR等の保護協調判断に役に立つソフトの様だ。
無料でダウンロード可能とあるので興味のある方は、試してみてはどうか...。

上位と下位との遮断協調なのだが小規模の高圧受電盤は特に関係無し。PAS、LBSだけ...万一の時は確実にPASが開放すれば、それで良しか!!。