午前7時~定期点検実施。
太陽光発電装置の地絡過電圧継電器(OVGR)試験も方向性SOG制御装置試験ついでに行う。
(設定4%.時限1秒)
☆
特に問題なく2時間程度で受電開始、太陽光発電パワコンも5分経過にて動力、電灯連系出力を確認する。
午前7時~定期点検実施。
太陽光発電装置の地絡過電圧継電器(OVGR)試験も方向性SOG制御装置試験ついでに行う。
(設定4%.時限1秒)
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特に問題なく2時間程度で受電開始、太陽光発電パワコンも5分経過にて動力、電灯連系出力を確認する。
キュービクルに追加した継電器は逆電力継電器(RPR)、地絡過電圧継電器(OVGR)。
む
逆電力継電器(RPR)設定2%.1相時の遅れ30°動作電流。
右は新規に取り付けたマルチメーター、電流回路も配線切り離し改造しているので高圧受電前にOC継電器、電流計にて閉ループを1/2電流計各相確認する。
太陽光発電パワコン(PCS)と降圧変圧器。
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後日、太陽光発電装置使用前自己確認検査で日没後に、バネルの直流耐圧試験、他を実施する予定。
ノートパソコン、オムロンCXデザイナーを使い、よりそう+シーズン&タイム画面の右上に電力最大値(kW)の表示を入れる。
タッチパネルに転送、電力最大値(最大使用電力値(デマンド値))は、1.25kWで3月より更新していない様だ。
中間期でもあり、太陽光発電のバックアップ...更新する時間帯は日没後の夕方以降か!。
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買電計量器はパルス付き電子積算電力量計で1パルスは10Wの出力カウントにしている。
100カウントして1kWhで個々の料金を乗算してタッチパネルに表示しているが、よりそう+シーズン&タイムは名前の通り、季節、時間帯で電力カウントが変化する...よくも、こんな面倒な事を考えたものだが、炊事の時間帯は高い料金設定。
1変流器(CT)用逆電力継電器(RPR)デモ機...比率差動継電器RDf(87)として製作。
DPMにて電圧、電流、電力を確認、±30°規定の位相変化にて電力Wの減を確認。
何れもメーカー仕様通りの動作数値だ。
(株)双興電機製作所DGR-3050CK使用。
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逆電力継電器(RPR)も方向性SOG制御装置試験と同じ電流方向、電圧三相P1.P2.P3入力がある。
系統側に流れる電流を検知するので...動作、不動作も確認出来る。
この程度の予備知識で現場試験に望めば、試験のプロとなるが...。
150kW程度の小規模太陽光発電バネルなので継電器は地絡過電圧継電器(OVGR)と逆電力継電器(RPR)しか無いので試験、そのものは簡単だ。
逆電力継電器(RPR)設定例4%の場合。
継電器の電圧入力110V、動作電力18.1Wにする...電流は0.19Aで位相を±30°にする。
位相30°は√3/2=0.866 0.19A×0.866=0.164Aとなり表の右、動作電流(A) (×0.95)0.165Aと一致している。
逆電力継電器(RPR)電流入力は1変流器(CT)と2変流器(CT)があるが通常は単相回路により行う。
2変流器(CT)入力のものはRT電流を差電流(S相)の単相回路として試験する。
方向性SOG制御装置試験で使用している試験器で逆電力継電器(RPR)もOKだがDPMの様な電力W等の確認は出来ない。
逆電力が系統に何W発生した電流が流れれば動作するのかが、これによってより理解出来る。
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△◯日(土)に行う太陽光発電装置の逆電力継電器(RPR)設定2%、時限0.2秒、地絡過電圧継電器(OVGR)設定は3%、時限0.8秒が電力連系との取り決め指示。
これに合わせて現場試験をする事になるがマルチメーター(MM)、変流器(CT)取付、コンデンサ型零相電圧検出装置(ZPD)、RS485通信回線、継電器動作信号線も停電作業にて実施する。
逆電力継電器(RPR)を使い特高66kV変電所例などに有る比率差動継電器RDf(87)と考え方は同じ類と製作、数値検証したオリジナルデモ機の掲載抜粋誌面。
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逆電力継電器(RPR)も然り、比率差動継電器RDf(87)試験も基本をマスターすれば出来るが、高圧受電設備では無いので個人の電気管理技術者は特に知る必要も無いもの。