漫談家・ぴろきさん。
あのほんわかした自虐ネタがたまりません。
寄席にも時々出演されているようです。
1度拝見したいものです。
新薬と和漢薬。
これはとらえようによっては、
先日来より触れている「還元主義」と「複雑系」です。
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/ebdb8717e728c27374cf09b4e4a3ea2c
新薬。
病気の症状や根源を押さえるためにデータを集め、
治験を行い開発・承認・投与されます。
近代西洋科学に基づいており還元主義的です。
和漢薬。
体全体を小宇宙と見立て、
経験的に集めた用法をベースに煎じ薬などがあり、
あくまで体の一部の現象だけでなく全体を治すようにとらえます。
利き目は新薬よりおおむねゆっくり効果が現れるようです。
まさに複雑系です。
最近の医療現場では、
漢方と西洋医学のハイブリッド的な治療も行われているようです。
どちらも良いものですね。
個人的には漢方薬が好きです。
風邪には葛根湯とたっぷりの睡眠です。
活動屋
先日のBSの放送で、
田中絹代の生涯を扱った映画、
「映画女優」が放映されました。
この中で活動屋(映画人)は社会の常流とは異なる
異質の人材で構成されていることが
台詞の中で表現されています。
かわって、朝の連続ドラマで黎明期のテレビマンを扱ったものがありました。
当時の主流はラジオ制作。
主流のラジオからテレビへの異動は、
当時は左遷とも受け取る職員もいたようです。
ラジオでは異質の人材だったのかもしれません。
フロンティアというものは、
いつもそのときの主流の人材ではなく
傍流の人材が作り出すものです。
先日のクローズアップ現代。
少年犯罪・加害者の心に何が ~「愛着障害」と子供たち
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3613.html
この番組の中で
生後三歳までの虐待経験・ネグレクトなど、
過酷な生育条件が「愛着障害」に結びつく可能性があること、
1度成長した後は治療はかなり大変な労力を要することが
岐阜大学の精神科の准教授の方よりご説明いただきました。
※医学的に正確な知識に基づいているわけではありません。
正確な判断は最寄りの医師の方までご相談ください。
本ブログでも「モラルハラスメント」として幾度か触れ、
その中で虐待などの幼少期の経験が
モラルハラスメントの加害者になりえる要因であることを記しました。
ここで日本の格言を思い出しました。
三つ子の魂百まで
経験的にとらえられた言葉ですが、
実に確かな着眼点です。