お義母さんが急逝したのが2010年9月
それからしばらく
お義父さんひとりでがんばってくれていたけれど

翌2011年の秋、具合が悪くなって入院
退院後きっと家に帰れると思ってたよね
でも、もう一人で暮らせる状況ではなく
地元埼玉の老健 → 息子達のいる神奈川の特養へ
お義父さんが家を後にしたあの日あの時から
時が止まったようでした

家の中はあの頃のままなのに
外では明らかに時が流れていて
いつもきれいに手入れされていた庭や梅畑は
車が通る幅はなんとかあるものの

まるでジャングルかのようにうっそうと生い茂り

ここに石庭があったなんて
全く思い出せない位になってしまっていました

まだ青いながらもたくさんの実をつけている柿の木
お義父さんが枝切ばさみを上手につかってとってくれて
お義母さんがせっせと袋詰めをしてくれて

なつかしい遠い日の思い出・・・
帰り道
「家に行かなきゃよかったな
せっかく忘れかけてたのに、また思い出しちゃったよ」

切なくないお別れなんてないんだよね
それからしばらく
お義父さんひとりでがんばってくれていたけれど

翌2011年の秋、具合が悪くなって入院
退院後きっと家に帰れると思ってたよね
でも、もう一人で暮らせる状況ではなく
地元埼玉の老健 → 息子達のいる神奈川の特養へ
お義父さんが家を後にしたあの日あの時から
時が止まったようでした

家の中はあの頃のままなのに
外では明らかに時が流れていて
いつもきれいに手入れされていた庭や梅畑は
車が通る幅はなんとかあるものの

まるでジャングルかのようにうっそうと生い茂り

ここに石庭があったなんて
全く思い出せない位になってしまっていました

まだ青いながらもたくさんの実をつけている柿の木
お義父さんが枝切ばさみを上手につかってとってくれて
お義母さんがせっせと袋詰めをしてくれて

なつかしい遠い日の思い出・・・
帰り道
「家に行かなきゃよかったな
せっかく忘れかけてたのに、また思い出しちゃったよ」

切なくないお別れなんてないんだよね
