しばしの平穏

高３生初めてのお弁当




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『お母さん、明日から6:40に家出るから』

「ずいぶん早いね？」

『これから毎日、朝早く学校に行って自習室で自習するから』

「そっか、わかったよ 」



高３の声を聞いて、ようやく危機感が芽生えたらしい優花（笑）

朝早いのは大変だけど
家でウダウダされてるよりずっといいや



「あのね、Kちゃんと話してたらね
＜朝早く家を出るって、いくつもの条件が整わないと無理だよね＞
っていうから、条件って何？ってきいたの

そしたらね
＜・まず、自分が早く起きられる体調かどうか　
　・時間までに学校の支度もろもろができるかどうか
　・そして、お母さんのお弁当が間に合うかどうか＞
って言うの

お母さんのお弁当が間に合わないなんてこと
ゆう、今まで一度も経験したことなくてびっくりしたんだ

今まで、間に合って当たり前って思ってたんだけど
そんなふうに気楽に考えててごめん
ちゃんと時間に間に合わせてくれるってことが
ありがたいことなんだなって、ようやく気が付いたよ』



とのこと



高３でようやく気付いたか！
という言葉は飲み込んで

「そっか、気かついてくれてよかったよ 」

と優しく返しておきました




３月までのあまりにひどかった状態が
４月になった途端、つきものが落ちたように？穏やかになって



しばし平穏を味わっている我が家です