ダーリンの思い

旅館での夕ご飯の時に

『思えば優花が生まれた時が人生の転機だったんだよな』
とダーリン

「ん？どういう意味？」
話を聞いてみると


『それまでは２人で自由に楽しく暮らしてたけど
優花が生まれてからは自分や２人のことよりも
全てが子供中心になったもんな』


「そ、そうだね
『今しか一緒にいられる時がないから』
っていつも早く帰ってきてくれてたし
優花が熱出した時だって「私は絶対休めない」って言うと
いつも会社休んでくれてたもんね 」


『ああ、そうだったな（笑）
でも、あの頃の優花と２人で過ごした時間って
ものすごく楽しい時間だったんだよ

生まれる前、お風呂のいれかたとかミルクのやり方とか
勉強する場所（＝両親教室）に誘ってくれただろ
あれに行ったおかげで、ああ、自分も一緒に子育てするんだって
実感が湧いたんだ。本当に誘ってくれてよかったよ』



「そ、そうなの？（実は一人で背負いこむのはイヤだから誘った私 ）
なんかいろいろ思い出すと申し訳なくなってきた 」


『なんで？』


「いや、面倒見てくれるのをいいことに私は１人
仕事に行ったり、友達とでかけたりしてたからさ
今思えば、２人のそんな姿を全然見てなくて
もっと一緒に過ごせばよかったかなって」


『違うよ、ゆうとオレと２人だったから良かったんだよ

３人一緒だったらどうしても母親に頼っちゃって
父親は部外者って感じになるだろ
それが自分しかいないって思ったら片時も目離せないし
しっかり向き合わなきゃって思う
あの時間は本当に楽しくて貴重な時間だったな』









なんだか自分の生き方が恥ずかしくなってきた・・・
（子育ては修行だとしか思ってなかった ）


ダーリンにはこれからもっと自分の時間を大事にしてほしいと思う





その上で、夫婦２人の時間も大事に過ごそうね