ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「レッスンをする側」から見ての利点

2012年12月25日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
クリスマスが終わると、いよいよ年末の慌しさも加速しはじめますね。

年内のレッスンも、もうあとわずかとなりました。

今年、たくさんスイング体操を行なって下さいました皆さま、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

年末になってから、あれやこれやと書き続けて参りました「スイング体操について」ですが…、いかがでしょう?
ご理解いただけていますでしょうか?

まず、頭の中やイメージでご理解をいただいて…そして、実際に身体を動かせてみて、イメージ通りに動くかどうか?は、「練習有るのみ」なんですが、
練習してみて頂いた結果、本当に、ボールが真っ直ぐに飛ぶようになった方や、弾道が鋭くなった方が多いことで、私も、このスイング体操でのレッスン法に自信を持つことができるようになって参りました。

ですから、このスイング体操によるレッスン法は、受講して下さる皆さまによって育てて頂けた『理論』だと思っております。

そして、さらに、他の指導者の方々にも「こういうレッスン法はいかがでしょう?」と、推奨したいレッスン法になりました。

なので、本日は、「レッスンする側からの利点」と思える点を書き出してみます。

「スイング体操」は、クラブの動きを「目で見て」教えると言うより、スイング中の身体の動きを「身体で」覚えていただく体操なので…、

*初心者の方にスイング動作の基本形を伝授しやすい。
*グループレッスンを行いやすい。
(大学での授業は、1クラス30~40名前後ですが、これだけの人数を一度にレッスンしようとした時、「テイクバックではグリップエンドはおへそを向きます」なんてやっていては、とてもじゃないけれど、15回の授業内でスイングを全員に正しく伝授することはできなかったと思う。)
*技術レベルの違う人を同時にレッスンすることができる。
*個人差に対応できる。
*スイング改造の際のストレスを軽減できる。

…これは、「筋肉の付き方、骨の形、関節の仕組みは、ゴルフの技術の優劣を問わず、人間なら誰でも同じであるから」です。

レッスン中、毎回のように行なっていただいても良い理由は…

*各関節の可動域を考慮に入れての体操なので、何回行なっても安全。
*全身運動のため、ゴルフスイングを行う前のストレッチ(準備運動)になる。
*全身の筋肉が動くため免疫力アップの運動になる。
*器具などを用いないため安全。
…だから。

怪我や故障の予防のためにも…

*肩甲主導の動きが上手くできるようになれば、末端部の関節である肘や手首などへの負担が軽減されるはず。
*肩甲骨の可動域が拡がれば、首や腰に対する負担も軽減されるはず。
…です。
「レッスンをする側から」すれば、ゴルフをしていての故障や怪我は、避けたいものですよね。

また、「スイング体操」を行なうことによって身に付く動作は、
腕を振る際の「法則」、
筋力や身体の使い方の「法則」、
どんなスポーツを行なうにしても共通する「法則」のようなものなので、
*技術の蓄積がしやすくなる。
*パッティングのストロークなどにも応用できる。
*肩甲棘を回転軸にしながら腕が振れてくると、その人自身のポテンシャルが発揮されやすくなる。
などの利点も挙げられると思います。

そして…
*ご自身の身体の内側に意識を向けていただく体操のため、「身体の機能の素晴らしさ」に気付いていただきやすくなれば良いな…と。
…若干、哲学的かもしれませんが、「身体の機能の素晴らしさ」に気が付いて、ご自身のお身体を大切に思えるようになっていただけると良いなと思っています。


…このブログ、実は、時々、「同業者」の人たちも、見て下さっているようなので、
本日は、「レッスンする側からの利点」と思えるところも書いてみました…。

「ご訪問」下さいました同業者の皆さま、ありがとうございます…。
どうぞ、ごゆっくりしていって下さいませ…(^.^)/~~~
ご理解とご同感をいただけると嬉しいです…(^^)/

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