ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

もう一つ…

2011年10月10日 | ゴルフ理論…私の見解
…本日、武庫川女子大学での授業は、『体育の日』でお休み…。

なので、本日も、スイング中の身体の動きのことに関して、“ちなみに”、もうひとつ書いておくことにします…(笑)

『ヘッドスピードを上げるため、“テコの原理”を使って、手首を親指側に曲げて、コッキングを作る』とは、よく言われることです。

しかし、私は、レッスン中に、このコッキングのことを、ほとんど言ったことがありません。

なぜなら…
回旋筋鍵盤を使って、腕を振り、肩甲棘から指先(中指)までの動きの繋がりが良くなれば、コッキングは意識せずとも出来上がるからです。

手首を親指側に曲げて、コッキングを作る、使うと意識すると、
その動きは、“末端部位優位”あるいは、“末端部位加速方法”となり、どちらかと言えば、アウターマッスルが優位に働く動きになってしまいやすくなる。

野球の投手の場合…、
こういう“末端部位加速方法”でボールにスピードを加えている投手は、たとえ、ミクロのレベルであったとしても、1球投げるごとに肩にダメージを受けていると推測されるので、俗に言う、“肩を消耗する”タイプの投手と言えるのだそうです。

…なので、レッスンを受講下さっている皆さまは、手首を親指側に曲げて、コッキングを作るなんてことは、意識から外しておいて頂いてOKです(^^)v

手首の骨は、添付写真のイラストように、小さくて細かな骨が複雑に積み重なったような形をしています。

このような箇所を、ショットの度に、カックン、カックンと使っていれば、手首を痛めてしまう要因となりそうだ…とも、お思いになりませんか?

…コッキングに関しては、2008年2月5日付けのblog『コッキングについての一考』にも書いたことが有りますので…、
また、こちらのblogも再投稿しておきますm(__)m
今、読み直してみると、とてもくどい文章なのですが…書き直さずに、そのまま再投稿致します…(^_^;)

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