ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「体幹、横」「上肢、縦」の組み合わせが悪ければ…(^^;

2018年01月14日 | ゴルフ理論…私の見解
昨日のブログに、
体幹、横
上肢、縦
のことを書きましたが、
この動きは、
テイクバックのみならず、
ダウンスイングやフォロースルーの時も同様ですね。

そうすると、



一般的に「良し」とされる、
「スイングプレーン」になります。



何やら、こういう線を描いて、
その線の中をシャフトが通るように振る…などと言われ、
動画と「にらめっこ」しながら練習されている風景も、よく目にします。

ただ、地面の上に在るボールを目標方向に向かって打つのに、
自分の右サイドにあたる、こういう線をイメージしながらスイングする…って、
しにくいことじゃないのかなぁ〜とも思います。
私も、やってみたこと、有りますけどね。(^^;;

この線の内側を通すにも、
上肢が縦の動きに対して、体幹も縦(←回旋出来ずに…)、側屈してしまうかのように振ると、
こうなる。



スイングプレーンからアウトサイド(上)に外れる。

また、体幹の横の動きに対して、上肢も横に動いてしまうと、
こうなる。



スイングプレーンからインサイド(下)に外れます。

だから、
動画の画面に線を引くのも、チェックのためには良いと思うけれど、
それって、
「結果的に、こうなっているでしょ」ってことを確かめるために見てみるものじゃないかな…とも思います。

そして、
フォロースルーで、
上肢の縦の動きに対して、体幹も縦方向に動いてしまうと、
こうなる。



俗に言われる「明治の大砲」…( ̄▽ ̄;)

体幹の横の動きに対して、上肢も横の動きになってしまえば、
こうなる。



いずれの場合も、
一般的に良しとされるスイングの動作には、なりません。(~_~;)

昨日のブログに載せた写真も合わせて、
良くない動きをまとめてみると、



どれもこれも、不恰好…(笑)

また、
時々、このような一般的に良くない動きになるのは、
その人の「筋力や柔軟性のせい」のように考えられて、
やれ筋トレしましょう、
ストレッチしましょう、
筋膜リリースしましょう…なんてのも有って…(;´д`)
そういうフィットネス系の方面に、
修正のバトンタッチがなされることも有るようですが…(^^;;
改善のためには、
先ず、ゴルフスイングにおける動作の修正を試みる…でしょうね。

体幹、横
上肢、縦
の動きを何度もリピートして、
身体が、そのように動くように、
ある意味、訓練して行く。





そうすると、徐々に修正されて行くでしょうし、
筋力や柔軟性のせいでないことも分かるようになるかもしれません。

でないと、
筋力や柔軟性も、そこそこ有る人が、
何故、一般的に正しいとされるスイングの動作が出来ないのか?
の説明もつかなくなると思いますよ。

体幹、横
上肢、縦の動きの組み合わせ、
ゴルフスイングにおいて、
とても大事なのではないでしょうか?



だって、
フェイス面に横の線が入ってる、



先の曲がった棒で、



地面の上に在るボールが、
上に上がるように打つのがゴルフなのですから。(*^o^*)

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