ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

桜を見上げながら思ったこと…

2016年04月04日 | ゴルフ理論…私の見解
またしても、近所を散歩した時に撮った桜の写真です。(≧∇≦)



宝塚大劇場と、阪急電車と、武庫川と、
桜。

なんか、お気に入りの写真になりました。(^-^)



少し場所を変えて撮った写真。

このパッと咲いて、パッと散る桜を見上げながら、
「私のゴルフスイング体操って、これから、どのように歩むのだろう?」って思いました…。

ゴルフの世界に機能解剖やトレーニングの世界からのテコ入れが入るのは、
もう、多分、時間の問題でしょう…とは思う。

その時に、ゴルフスイングのことを考えているあらゆる人は、
どんな答えを導き出すのだろう?

プロゴルファーでも、ゴルフによって、身体を痛めてしまう人は多い。
この原因を、どう考えるか?

何かが、おかしいからではないのか?

そんなことを思っている人も、多分、きっと多いはず。

人体を「普通」に考えれば、
肩甲骨と鎖骨は上肢帯。
骨盤の左右の骨の寛骨は下肢帯。

そんなの当たり前。

だけど、ここを考慮せずに、
ゴルフスイングのことを考えている人が、多過ぎはしないか?

何故、リストターンは、前腕の回内・回外?

ボディターンって、股関節でのターンことか?

頭を残してボールをよく見て打てって、これって頚椎の右への動きのことか?

あんな繊細な関節である手関節の動きでコッキングをせよって?

体幹を捻るって言ったって、どこまで捻って振ればいいのさ?

ターゲットに対してボールが飛ばないって、
身体の前額面のことを無視するからではないのか?

上肢のパワーの源は肩甲骨!

下肢のパワーの源は寛骨!

これは、どのようなスポーツにも共通する身体の動きの考え方のはず。

こんなところをおざなりにして、
ゴルフスイングを良くしたいなんて思っても、
それ、本当に上手く行くの?って思う。

ゴルフスイングを、
言わば「本当に深く考えて行けば」、
身体を痛めやすいスポーツではなく、
姿勢矯正や美容などにも効くスポーツになるはず。

ゴルフを衰退させたくなければ、
先ずは、このゴルフスイングの指導における、
おかしいところに気づいて、
修正を加えて行くべきだと思う…。

たかだか2秒間の動きの中で、
テイクバックへのクラブの引き方、
テイクバックの時のフェースの向き、
シャフトの向き、
トップでの手首の角度、
ダウンスイングでの肘の位置、
インパクトゾーンでのグリップエンドの向き、
などなどなど…、
そんな、いっぱ~い、いっぱ~いのチェックポイントを作るなんてのも、
おかしいでしょ。

スイングをするための身体の動き、
ゴルフスイングに適した身体の動き、
「ボールを打て!」と脳が指令を出したら、
反射的に身体が動くように…、
と、そういった方向で考えて行かなければ…。

自然に囲まれた芝生の上で、
目標に向かってボールを打って、
約108mmのカップに向かってボールを転がして、
何打でカップイン出来たかを数える。

ゴルフって、それを18回繰り返すスポーツなんだよってところも、
ぼやけてしまいそうな気がする。

だって、たかだか2秒間の動きの中にチェックポイントをたくさん作ってしまえば、
スイング作りだけで、いっぱいいっぱいになってしまわないか?って思うから…。

整体の先生とかに、
「あっちが痛い、こっちが痛い」なんて言いながらも、
ゴルファーの人って、ボールを打ちたがりますよねー、
なんて言われてしまうことが恥ずかしい。
情けない。

今は、ゴルフスイングで身体を痛めてしまわないようにとのトレーニングやケアの方法までは、
時々、語られるようになって来た。

けど、ゴルフスイング理論、そのものへのテコ入れは遅れているように思える。

…ゴルフの指導界、本当に、視点を変えて行ければ良いですね…って思います。


街の風景をピンクに染めている桜を見上げながら、
「さて、"みんな"は、どこに行こうとしているんだろうな?
どこに向かって進んで行こうとするのだろうな?」と思いました…。
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