ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

鼠蹊部vs仙腸関節

2016年05月08日 | ゴルフ理論…私の見解
最近、ゴルフスイングの身体の回転は、「鼠蹊部を捻り上げる感じで…」など、
「鼠蹊部」って言葉を出す人が、
心なしか、増えているように思う。

この「鼠蹊部」って言葉を聞いて、
「これ、股関節で回ると言うよりはいいんじゃないか…」と思います。

ただ、
じゃ、鼠蹊部には、どういう筋肉が付着しているでしょうか?
を見ると、



アウター・マッスル(モビリティ・マッスル)を、少し剥がすと、



これらの中に、「鼠蹊部を捻り上げる筋肉は?」

・・・・。?

実質、鼠蹊部が捻り上がるように動く時に、働く筋肉は、



後ろ側に付着しているのではないでしょうか?

この横向きに付着している小さな筋肉の集団が、収縮・伸張することによって、
仙骨や脊柱、股関節が動き始めるため、
結果として、
鼠蹊部が捻り上がるような動きになる。

だから、こういう動きを示して、



「この腰の動きは、どこの筋肉の動きによって成されたものでしょうか?その部位を答えよ」との問いに対して、
「鼠蹊部」なんて書くと、
「×(バツ)」が付いちゃうかもしれません。(^_^;)

ゴルフスイングにおいて、
「鼠蹊部を捻り上げる」との表現は、
仙骨が動くことによって、
脊柱や股関節、大腿骨が動くため、
結果として、
鼠蹊部の動きのように感じられる…
鼠蹊部が捻り上がっているように見える…
と言うことですね。^^;

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『プレジデントムック』に載... | トップ | 『体操』をたくさんおこなっ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。