ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「長期記憶」に保存されるまでが大事

2017年09月13日 | ゴルフ理論…私の見解
ゴルフスイングって、
練習して少しずつ打てるようになると、
その「記憶」は、「長期記憶」となり、
久しぶりに練習しても、そこそこ打てます。

それで…なのですが、
もしも「変な動き」でスイングを練習し、それが「長期記憶」になっていると、どうなるでしょうか?

なかなか抜けない…ってことになりますね。(^^;;

私も、
今考えると「変な動きだったなぁ〜」と思うスイングは、
「こんな感じで打っていた」と、わりと覚えていたりします。( ̄▽ ̄;)

今でも、その動きで打とうと思えば、打てるのではないか…と思うくらい。

でも、
この昔の、
今考えるとダメなスイングって、
どこかで自分のクセになっている…と感じることがあります。

「パーン!」と打ってみて、
「アッ!今のダメ!
これ、昔のクセやん…(ー ー;)」って。

こういうのって、
時々、顔を出してしまうのですよね。(ーー;)

だから、
余計に思う。

ゴルフスイングを練習するなら、
最初が肝心…と。

一旦、変な動きで覚えてしまうと、
その動きが「記憶」に保存される。

それが、それ以降のスイングの修正を難しくする…。

いくら、
身体の動きといっても、
それを覚えるのは、脳だから…。

脳に、どういうことが記憶されているか、記憶されてしまっているか…です。

レッスンをしていて、
時々、思う。
「敵は長期記憶にあり(←明智光秀の『敵は本能寺にあり』の真似…笑)
厄介なのは、長期記憶だ」と…(^^;;

その「長期記憶」を、徐々に消していくためにも、『ゴルフスイング体操(R)』を、何度もしっかりとやってみていただくと良いのですが…、
「悪さ」をしているのは、「長期記憶」なのに、
それを『ゴルフスイング体操(R)』の効果のように思われると、とても残念…。

「やってみても、効果が上がらない」になってしまいますものね。(;´д`)

「長期記憶」に保存されている良くない動きを消して行く段階では、
「以前の方が、もっと気持ちよく打てていた」なんて感覚を経験することも有ります。

スイングがバラバラになるような感覚に陥ってしまうことも有るでしょう。

その段階を超えて行くには、
やはり「人間の身体の構造を理解する」という知性に働きかけるのが良いのかな…と思ったりもしますが…。

クセのある「長期記憶」は、スイング改善の「足かせ」になります…。


…ある日本人のトッププロが、
「日本も、もっと子供の頃から、キチンとした(科学的根拠に基づいた)スイングで練習させるべき」とおっしゃっているそうです。

これには、私も大いに共感、同感。

将来プロを目指すジュニアゴルファーのみならず、
趣味でゴルフをなさりたい方も同様。

上手に打てるように練習していく「手続き記憶」が、「長期記憶」に保存されてしまうまでの段階って、とっても大事。

ゴルフを全くしたことが無い人に、
ゴルフスイングを教える立場にいる人は、
その「責任」を感じていたいものですね。



…私も、最初から『ゴルフスイング体操(R)』で練習したかった…(笑)
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