ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

1週間後に…?

2011年03月18日 | 人として思うこと
プロ野球の開幕…。
セ・リーグは、当初の予定通り3月25日開幕。
パ・リーグは、仙台に本拠地を置く東北楽天に配慮して4月12日開幕。

3月25日…1週間で、今のこの状況が、落ち着き、好転しているだろうか?

昨夜のblogに書いたが、今は、小・中・高校生たちも、この震災の影響を受け、スポーツや試合を開催できない状況に追い込まれているのに…。

選手会も開幕の延期を要望しているのに…。

そんな中、開幕を強行する意義があるのだろうか?

計画停電も、これからどうなるか分からない。
ライフラインも、いつ通常に戻るか分からない。
福島の原発の問題も有る…。

震災の日から、まだ1週間。
被災地の方々のショックも、まだまだ少しも癒えていない。

元気を出して、前を向いて進んで行くには、まだもう少し時間がかかる…と思う。

そんな中で、セ・リーグだけが1週間後に開幕。
パ・リーグも、セ・リーグも、同じ日本の球団ではないのか?

片方のリーグの延期の決断を尻目に、こちらは大丈夫だからと開幕するの?

ナイターのエネルギー源となっているのは、何ですか?
それとも、全ての試合を、デーゲーム(お昼間の試合)で、おやりになるのでしょうか?

なんだか、「被災者の方々に勇気と元気を…」の美辞麗句の裏で、そろばんをはじいている音が聞こえる…のは私だけだろうか?

「こんな時だからこそ」どうするか?
自粛か?強行か?の判断は、かなり難しいと思うけれど、こういうファン有っての興業においては、危険や無理を省みず、“こちらの都合”や“こちらのそろばん勘定”で強行してしまうのは、ファン離れに繋がらないかな…と思う。

阪神淡路大震災が起きた年、当時のオリックスブルーウェイブが、ユニフォームの袖のところに『がんばろう KOBE』のワッペンを付けて戦ってくれて、そして、リーグ優勝を果たし、翌年には日本一にもなってくれた。
その様子には、本当に感動したし、勇気づけられた。だけど、それは、夏を過ぎ秋になってからのことだった。
その頃になって、私たちの気持ちも、ようやく落ち着いて来ていたからこそ、感動できた。嬉しいと思えた。

今の、この状況が落ち着けば、今年は、東北楽天が、その役割を果たす番。

だけど、プロ野球が、そういう感動を与えようとするのは、今は、まだ時期尚早なのではないか…と思う。

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